「ちびクマ」繁殖記録写真

メインの親水槽の中に吊るしていましたが、あまり良い成績は収められませんでした。
カメラも30万画素のトイ・カメラなので、非常に見難いですね。

保温水槽内、稚魚飼育ケース左側のペットボトルはブラインの２次培養（栄養強化）中。
マリンクロレラが消費されて、かなり透明になって来ています。
稚魚飼育ケースの中にもマリンクロレラを滴下してあるため、稚魚飼育ケースも緑色。
飼育ケースの中でところどころゴミのように黒く見えているのが稚魚です。
（よく分からないと思いますが…）

右上のタッパーから新しい海水が滴下され、ケース手前の白いエア・ホースを伝って、
外側の保温水槽に余分な飼育水がオーバーフローしてくる仕組み。
プラストーンの「配水管」にエア・ホースを繋いだのは、
表面張力で水が出て来なくなるのを防ぐためでした。
（ただし、より改良が必要と思います。）

稚魚飼育セットの上部。右側に新しい海水を入れるタッパーがあり、
そこからエア・ホースを使って、新しい海水が点滴される仕組みになっていました。
水槽の後ろの銀色のシートは保温のためのもの。
ライトは子供の学習用のインバーター蛍光灯スタンドを流用しました。

5月31日朝の水槽全景。いよいよ飼育ケースから出す日。
４月の初めに比べると、ずいぶん大きくなりました。

どれくらいの大きさになったか、ペットボトルのキャップと比較してみました。
大きくなったとはいえ、ペットボトルのキャップで掬えてしまう程度の大きさです。

会社で借りたデジカメの接写能力が低くて、上手に撮れませんでしたが、
ちびクマのアップ写真です。
右下にいる子はお尻の第３ラインがほとんど現れていない「イレギュラーバンド」です。
この他に第１ラインが途中で切れて「カチューシャ」みたいになっているものや、
お腹の第２ラインが途中までのものなど、色々な「イレギュラーバンド」がいました。
30匹のうち、２割くらいは「イレギュラーバンド」でした。

5月31日夜、通常飼育へ移行。ＬＲも入れました。
さっそくイソギンチャクの中に入る者もいました。
水槽の左側は最後のブラインシュリンプで、６／１からは人工餌のみにしました。
右側に見えているのは自作した飼育ケースクリーナーで、
Ｗクリップを外すと、サイホンの原理でゴミを吸い出す仕組みになっていました。

満１歳のお誕生日（3月26日）の翌日、
最後の給餌の際に集まってくる「ちびクマ」の皆さん。
もう１２匹しかいません。
水槽に指を近づけるだけで餌がもらえると思って集まって来ます。
かわいいねぇ（笑）。
でも、もうすぐお別れです。さびしいな。

普段、磯採集に行く際に生体を入れるケースに入れて、
「ちびクマ」をショップまで運びました。
ショップに引き渡したのは、合計10匹。
妻子と共にうかがいました。
（実は家族で出かける途中に立ち寄ったのですが…笑）

ショップにて水合わせ中。
本当はショップの水槽の中で元気に泳ぐところまで見届けたかったのですが、
用事の途中で立ち寄ったので、そうもいきません。
みんな元気でな。良いタンクキーパーに出会えますように（祈）。

「ちびクマ」最後の２匹の引渡し。
子供と一緒に里親さんへの引渡しに行きました。
この２匹を里親さんに引き渡すと、
我が家で生まれ、成長した「ちびクマ」は、
引き続き継続飼育する２匹を除いて全て、
我が家から旅立ちました。
さようなら。そしてみんな、元気で。

「ちびクマ」最後の引渡しが済んで、空になった「ちびクマ」水槽。
エビとヤドカリ、シッタカがいるだけです。
１年間、ご苦労様でした。

「ちびクマ水槽」が置いてあった場所には、
代わりに「30cm水槽」を置きました。
「ちびクマ水槽」は片付けてしまおうかと思いましたが、
採集生物などを入れておくのに良いと思って、
「30cm水槽」の奥に移動しました。
これからしばらく、このセッティングになります。