−「放蕩息子の半可通信」掲示板「ひま人の掲示」の過去ログです。−

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[7154] はじめまして 投稿者情報すいか 2006-07-30 15:47
よろしくお願いします。
僕はアカヒレを飼育して8ヶ月になります。
生き物を玩具にする行為、これにはペットや動物園も含まれていると思います。
釣りや狩猟、闘牛や闘鶏、競馬にドッグレース、食事でも活け造りや骨の魚を泳がせる。
僕が出会った最初のペットは金魚すくいの金魚でした。
7年も生きてくれましたが、60cm水槽にいた4匹はとても狭そうでした。
瓶詰めのアカヒレも虐待ですが、金魚すくいも虐待だと思います。
僕は金魚すくいが好きでした。
[7159] RE:はじめまして 投稿者情報放蕩息子 2006-07-31 11:51
すいか様

はじめまして。書き込みありがとうございます。
アカヒレを飼育されているのですね。私自身は飼育経験がありませんので、アカヒレの寿命や飼育難易度は良く知らないのですが、8ヶ月も飼育されているということですから、その間にはさぞ色々なことを勉強され、またご苦労もされたことでしょう。是非長生きさせてあげて下さいね。

さて、
>生き物を玩具にする行為
に関してですが…。

これは難しい問題ですね。私も「生き物の“玩具”“雑貨”“消耗品”扱いに、反対の声を上げましょう!」なんてメッージを掲げつつも、「では何が“玩具”“雑貨”“消耗品”扱いで、何は違うのか。」ということに対しては、明快な定義が出来ないまま、悩み続けています。すいかさんが書かれた
>釣りや狩猟、闘牛や闘鶏、競馬にドッグレース、食事でも活け造りや骨の魚を泳がせる
などの行為も、確かに、「玩具扱い」と批判されるべき場合があることでしょう。

ただその一方で、例えば食べる目的で釣りをしたり狩猟をしたりすることは、「玩具扱い」になるのかどうか。また闘牛や闘鶏にしばしば伴っている宗教的な意味合い(しばしば、祭礼に伴う奉納行事として行われる場合がありますよね)をどう評価するのか。あるいは(骨の魚を泳がせるという“アトラクション”の趣味の悪さはともかく(^_^;;)活き作りの本来の意味は食材としての魚の鮮度の強調であろうことを考えると、果たしてそれも「玩具扱い」の中に入れるべきなのかどうか。非常に悩ましい部分があると思います。

また、動物園に関しては、かつて動物園というのは「Menagerie:見世物小屋」と呼ばれていたんですね。その時代の動物園は確かに、動物を「玩具扱い」している存在だと言っても良いものだったのかもしれません。
しかし現代の多くの動物園は「Zoological Park:動物学公園(?)」と呼ばれるような存在になろうとして、「レクリエーション/教育(環境教育)/種の保存/調査・研究」という、4つの目的を掲げるようになっています。(詳しくは是非、日本動物園水族館協会の公式サイトなどをご覧下さい。→ http://www.jazga.or.jp/
そうした動物園(あるいは水族館)までを全て、「玩具扱い」と一刀両断にして良いものかどうか。

さらに、ペットや家畜に関して言えば、既に最初から人間に飼育されることを前提にして品種“改良”され、産み出された動物までが存在してしまっているという事実に加え(そのような動物は人間に飼育されなければ生命の維持さえ難しい場合がありますね。)、人間の方でも、例えば「ペット・ロス」という言葉がごく普通に使われて来ているように、精神的に健康な生活を送るために必要不可欠な存在となってしまっている場合があります。(もちろん、全く人間の側の身勝手で、紛れも無く「生きた玩具」にされているペットもいますが…。)

ですから、結局ここでも結論は出せないんですよね(^_^;;。全てはケース・バイ・ケースで、個々人がその都度、判断するしかないのです。
例えば瓶詰めのアカヒレだって、私はあれではアカヒレの本来の生態を学ぶことはほとんど出来ないだろうと考えて批判していますが、あの瓶詰めを買ったことでアカヒレに興味・関心を持ち、アカヒレの生態を研究する学者が生まれる可能性が、全くないとは言い切れないとも考えてはいるんですよ。

(つづく)
[7160] RE:はじめまして 投稿者情報放蕩息子 2006-07-31 11:52
(つづき)

金魚すくいも、あの金魚を「ポイ」で掬うという行為(金魚を掬う紙やコーンで出来た道具を「ポイ」と言いますが、ご存知でしたか?笑)自体は完全な娯楽であり、その意味では正しく「玩具扱い」なのですが、その一方、私もすいかさんと同じです。初めて飼育した水棲動物は金魚すくいの金魚であり、金魚すくいが大好きでした。子供の頃、金魚すくい(や、掬った金魚の飼育)に熱中した経験が無ければ、今も海水魚飼育などしていないかもしれませんし、環境保全などにも興味・関心を持たなかったかもしれません。
(あと、金魚すくいの場合には、「瓶詰め」の場合と違って、不適切な飼育器具や誤った飼育方法との“セット販売”ではありませんから、掬ってきた金魚を長生きさせようと思うとたちまち、正しい飼育方法を自分で勉強しなければなりませんから、その点は「瓶詰め」より少しは「マシ」でしょうか(^_^;;)

すると結局、「結論」はどこにもないんですよね。100%有罪もないし、100%無罪もない。

ただ、だからこそ逆に、問い続けることが大切なんじゃないかと、私は思っています。「これは良し。」とか「これはダメ。」と、結論付けて安心してしまうのでは却っていけなくて、「これは(本当に)良いのだろうか?」「これは(本当に)ダメだろうか?」と、自分や周囲の人間に繰り返し問い続けること。
そのために、自分自身でも明確な定義も出来ないのにおこがましいとは思いつつも、私は「玩具扱いに反対」というメッセージを掲げていますし、あえていくつかの事例を挙げて、批判もしているのです。自分自身でも「じゃあどうすべきだ。」という「答え」を持っていないにも関わらず。

ですから今回、すいかさんがこのBBSに書き込んでいただいて、問題提起して下さったことを、私はとても嬉しく感じます。本当にありがとうございます。
実はこの手の話と言うのは、書き込むのがものすごく難しいんですよね。結論が出にくいし、私も自分自身しばしば、何を言いたいのか分からなくなったりします(苦笑)。

それでもこうして、すいかさんのようにご意見を書き込んで下さる方がいると、あのようにメッセージを掲げたことで、色々と考えて下さる方が少しはいるのだということが分かって、非常に嬉しく、また頼もしく感じます。
相変わらず「結論」は出ませんし、どういう意見交換が出来るのかも分かりませんが、これからもどんどん、書き込んで下さい。是非一緒に考え、話し合って行きたいです。
[7164] RE:はじめまして 投稿者情報すいか 2006-08-01 00:18
放蕩息子さん、ありがとうございます。
アカヒレを育て始めてからペットのサイトを見るようになりました。
好きな人、嫌いな人、双方の意見を見ていると何が正しいか分からなくなります。
去年6月から外来生物法が制定されましたが、僕は今年までこの法律を全く知りませんでした。
カダヤシまで指定されていたので、アカヒレが指定されないか心配です。

今年5月にはTV番組「素敵な宇宙船地球号」で外来魚特集が放送されました。
密放流を食い止めようとするアクアリストたちが取材されてました。
こちらのサイトの方たちです。
http://stop.s24.xrea.com/
[7166] RE:はじめまして 投稿者情報放蕩息子 2006-08-01 14:11
すいか様

引き続いての書き込み、ありがとうございます。嬉しいです。

>アカヒレを育て始めてからペットのサイトを見るようになりました。
そうですか。それはとても良いことだと思います。どんな生き物であっても、きちんと飼育しようと思えば勉強が必要です。「お手入れ不要の簡単ペット」みたいなものはないからです。相手は生き物ですからね。
ですから、色々なサイトをご覧になって、色々な飼育情報を集めるとともに、色々な人の色々な意見に接することは、とても良いことだと思いますよ。

>双方の意見を見ていると何が正しいか分からなくなります。

そうですね。ただ、前回も書きましたが、どんな意見にせよ、一つの意見が絶対的に「正しい」ということはないのだと思いますよ。色々な意見を見比べながら、自分自身はどう考え、どう行動するべきか、それを判断するのはすいかさんご自身なのだということです。

たまたま、昨日読んでいた本に聖徳太子の有名な「十七条憲法」の一節が紹介されていたのですか、曰く、

彼の是はすなわち我の非にして、我の是はすなわち彼の非なり。
我必ずしも聖に非ず、彼必ずしも愚にあらず。ともにこれ凡夫のみ。
是非の理、たれかよく定べき、相共に賢愚なること、鐶(みみがね)の端なきがごとし。

ですと。
つまり、誰が正しいとか間違っているとか言うことは、誰にも分からんことだから、みんなで良く良く話し合え。みたいなことを書いてあるらしいですけどね(^_^;;。

ただ、「正しい答え」が見つからないからこそ、大切なのは、正しく疑い、正しく問うことだというのは、前回も書いた通りです。大切なのは「答え」を出すことではなく、むしろ「問う」という行為(あるいは「考える」という行為)、それ自体でしょう。その「問う」という行為が、我々を成長させてくれるのだと思います。
(と、ちょっと禅問答っぽくなっちゃいましたかね…(^_^;;)

ただ一つ誤解ないように付け加えますと、私自身はアカヒレの飼育には全く反対するところはないんですよ。もちろん飼育生体を放流してははいけませんが、個人が趣味としてアカヒレを飼育し(きちんと環境を整えてあげて)、例えば繁殖にまで挑戦するとすれば、それは素晴らしいことだと思います。
私は「瓶詰め」にしてインテリア「グッズ」として売るという商売のやり方が気に食わん!と言っているだけなんですよね。

アカヒレは中国原産の魚だと思いましたから、すいかさんもアカヒレの飼育を契機に、アカヒレが本来生息している中国の自然について研究されると良いかもしれませんね。日本で販売されているものはおそらく間違いなく「養殖もの」ではありますが、本来の生息環境を知ることは、生き物の飼育をする上で、とても大切なことだと思います。

また、これもたまたま、私は先月、初めて中国に行って来たのですが、今、中国は急速な経済発展の反動で、急速に環境破壊が進んでいます。ことによるとアカヒレが自然に生息していた環境も、急速に失われつつあるのかもしれません。中国の自然環境の破壊や環境汚染は、昨今のエチゼンクラゲの大発生のように、海で繋がっている我が国の自然環境にも大きな影響を及ぼしていますから、そんな風に、アカヒレの飼育をきっかけに、勉強の範囲を広げていくというのも、とても意義のあることではないでしょうか。

(つづく)
[7167] RE:はじめまして 投稿者情報放蕩息子 2006-08-01 14:12
(つづき)

>TV番組「素敵な宇宙船地球号」で外来魚特集が放送されました。
はい。私も見ています。DVDに録画して保存してあります(笑)。

「密放流について考える会」のサイトも、実は以前一度、リンクを申し込もうかどうか迷ったことがあります。その時にはしばらく開店休業みたいな状態だったのですが、改めて見てみるとTVで取り上げられた後、BBSなどがまた活性化しているようですね。

「瓶詰め」にも「密放流」にも共通しているのは、生き物を飼うことに伴う責任感とか、“真面目さ”の欠如なんじゃないでしょうか。「瓶詰め」みたいに、いい加減な気持ちで「モノ」として買うから、大きくなって手に負えなくなると密放流に走るのでしょう。本来は引き取り手を捜すか、もしくはきちんと殺してあげるのが「責任を取る」と言うことだと思いますが、「自分で殺すのはイヤだから放流する。」というのでは、そこには飼育生物に対する愛情の欠片も感じられません。自分可愛さで、本来負うべき責任から逃げているだけですね。

アカヒレの飼育をきっかけに、すいかさんが色々なことを知り(外来生物法もそのひとつですね)、色々なことを考え始めたと言うのは、非常に素晴らしいことだと思います。悩ましいことばかりではあるのですが(^_^;;、「悩ましいから考えない」と言うのでは、「自分で殺すのはイヤだから放流する」というのと、さして変わりませんよね。いずれも“自分可愛さの責任逃れ”だと思います。

私のサイト内にもそういう類の、すいかさんを悩ませてしまうような内容の話は多いと思いますし(^_^;;、また、私のサイトからリンクさせていただいている様々なサイトにも、そうした“悩み”が沢山語られていると思います。(そういう、いわば「小うるさい連中」が好きなものですから…爆死)
是非また、私のサイトからリンクされているサイトも色々とご覧になって、大いに悩んでください。私には「答え」は出せませんが(何しろ私自身、悩んでいる最中ですから。苦笑)、非常に貴重な勉強になると思いますよ。

[7157] 鴨川シーワールドに行ってきました! 投稿者情報Coco 2006-07-31 09:31
 放蕩息子様 みな様

 おはようございます。夏休み恒例だった次男の『イルカ』の自由研究が終わったと思ったら三男は『ペンギン』だそうで、とりあえず、楽しく、興味が持てそうな展示がされている所と思い鴨川シーワールドに行ってきました。

 研究費?もバカにならないのでクマノミとかウニとかはどう?と聞いてみたのですが『家に居るやつじゃん!』と却下され、『イルカはどう?』と聞いてみると『家に本があるからでしょう?』とすっかり見抜かれてました(^_^;)

 ナイトアドベンチャーというOTに申し込んで動物や魚の夜の様子も見てきました。ショープログラムも退屈させないようによく組んであって、楽しんで帰ってきました。残念だったのは楽しみにして行ったカクレが居た水槽(シャコの模型の所)が今ひとつでした。いくらプロとは言え、全ての水槽をベストコンディションでというのは難しい事なんでしょうね。

 夕べは鴨川は花火大会があり、帰り道は渋滞に巻き込まれましたが、花火も綺麗だったし、シーワールドも楽しかったし充実した1日でした。

 またまた質問があります。少し前に気がついたのですが、クマノミの腹びれ?(お腹の前の方にある2枚のひれです。)の下半分くらいが無くなっているんです。家のはこんなだったかなあと
自信も無く・・・そうしたら、携帯に家に来た頃撮った写真が入っているのを思い出し見てみましたらちゃんとあるんです!他のひれはみんな綺麗なんですが原因をご存知でしたら教えていただけますか?そして魚のひれは再生する物なのでしょうか?
 
 観察不足ですね。見てるつもりなのに見てない・・・記憶力が著しく低下してるのかも?観察日記つけなきゃだめかな?反省です。  

 あと、近頃NO3の数値がすぐに上がってしまうんです。餌も気をつけてやっているつもりなのですが・・・今、週に1回、
1/5の水換えをしています。今レッドシーの試薬しかないので、テトラの試験紙を買ってきて、数値を計ってから又相談させてください。

 どうぞ宜しくお願いいたします。
[7161] RE:鴨川シーワールドに行ってきました! 投稿者情報放蕩息子 2006-07-31 11:56
Coco様

鴨川、行ってらっしゃいましたか。(こういう表現が適切かどうかは分かりませんが(^_^;;)期待以上に良いですよね(笑)。
我が家からだとバカ高い値段のトンネルを往復しても、どうしても3時間程度かそれ以上の時間が掛かるので、中々行きにくいですけど、私の“水族館お気に入りランキング”の中でも比較的上位に位置する水族館です。もう3回くらい行っているんですけど、行くたびに好感度が上がっているなあ(笑)。

>次男の『イルカ』の自由研究が終わったと思ったら三男は『ペンギン』だそうで
ペンギンですか。実はペンギンと言えば長崎の、その名も「長崎ペンギン水族館」ですが、さすがに長崎は遠いですねぇ…(^_^;;。(←私も一度行きたいと思いつつ、また行けていない。)

あと、多分、エンペラーペンギン(皇帝ペンギン)やキングペンギン(王様ペンギン)が人気だと思うんですけど、人間とペンギンの関係を考える上では、面白いのはフンボルトペンギンなんですけどね。
野生の個体は絶滅の危機に瀕する一方で、暑さに強いために日本の動物園や水族館で大人気。日本一飼育数が多いペンギンで、飼育下でも比較的容易に繁殖するために、日本の動物園・水族館では繁殖の抑制が行われるという、非常に皮肉な事態に陥っているペンギンです。
中学生くらいになると、そういう視点も面白い(ちょっとひねくれてる?(^_^;;)と思いますが…。

ま、何はともあれ、楽しく過ごされたようで良かったです。

で、さて、
>クマノミの腹びれ?の下半分くらいが無くなっているんです。
というお話ですが…。

どうしましたかね?実は腹ビレの部分は比較的損傷しやすい部分で、お店で売られているカクレなどを見ても、腹ビレが一部欠けていたり、裂けていたりする者が多いですが…。他の個体とケンカなどしていましたか?

欠けた腹ビレに腫瘍や潰瘍の跡等が見られないのならば、ケンカなどによる物理的損傷の疑いが濃くて、その場合にはやがて徐々に再生してきますよ。その他、ヒレが溶けていく「フィンロット」と言う病気もありますが、尾ビレとか背ビレから始まるパターンが多いと思うので、どうも今回のCocoさんのケースとは違うように思います。

もし気になるようでしたら、「フィンロット」についてはこの掲示板の過去ログにも出ていると思いますので、ちょっと検索してみて下さい。「尾腐れ病」とか、そういう言い方かもしれません。

あと、NO3の値については、一度NO3値が上がると、1/5程度の部分換水では中々、下がらないんですよね。
理想的には換水比率を上げて、さらにそれを何日も連続して行うことによって水質変化を緩やかにしつつ、大量換水をするのですが、私などは今はカクレとイソギンとエビとヤドカリ(と、あとウミキノコもいたか)程度の飼育生体ですので、一度にどどーんと、大量換水してしまいます。(で実際、私も昨日「四百ミリメートル水槽」の大量換水−9割程度−をしたばかり(^_^;;)

あまり頻繁な大量換水は好ましくないので大きな声では言えませんが(^_^;;、たまには大量換水も良いと思いますよ。
[7162] RE:RE:鴨川シーワールドに行ってきました! 投稿者情報Coco 2006-07-31 13:15
放蕩息子様

 シーワールド、本当に思っていた以上でした。施設も新しいものばかりではありませんでしたが、見せ方が上手というか工夫されてました。我が家からだと2時間足らずで着きましたので機会があったら又行きたいと思います。

 我が家の60cm水槽の生き物はクマノミX1、カニX3(最大で1.5cm)、シッタカX8、マガキX3(エビはクマを入れるときに大量に水換えした時以来みつかりません。カチカチ音もしないので心配してます。ウニX2は別の水槽に移しました。)です。悪さをしそうな生物も居なそうですよね。ひれの切れ方も綺麗に切れてるという感じです。調べてみましたがどうやらフィンロットではないような気がします。
餌もよく食べて、元気なのでもう少し様子を見てみます。徐々に再生してくるのではとのことでしたので安心しました。。

 NO3の事、水換えしてみます。白点名人?なので毎日穏やかにの方で行いたいと思いますがどのくらいづつ換えたらよいのでしょうか?

 我が家の水槽に新しい仲間が来るのはいつになることでしょう。ヤレヤレ・・・ま、今のままでも楽しいから暫くはいっかぁ。

 いつも本当にありがとうございます。
[7165] RE:RE:鴨川シーワールドに行ってきました! 投稿者情報放蕩息子 2006-08-01 14:10
Coco様

>シーワールド、本当に思っていた以上でした。
でしょう?(笑)
普通「どうせ観光地の客寄せの見世物小屋レベルのものだろう。」とか思うじゃないですか。それが意外にね(^_^;;、非常に工夫されているので、嬉しくなりますよね(笑)。

>悪さをしそうな生物も居なそうですよね。
そうですねぇ。可能性としたらカニでしょうが、果たして元気な魚を襲う(?)ほどの能力があるのかどうか…。

>元気なのでもう少し様子を見てみます。
そうですね。水を綺麗にして細菌の感染などが起きないように気を付けていれば、いずれ再生すると思いますよ。

>白点名人?なので
そりゃ、イヤな「名人」ですな(爆)。

>どのくらいづつ換えたらよいのでしょうか?
うーん。こりゃまた難問(笑)。

例えば1/4ずつ換えると2回で4割強の換水に相当。3回で6割弱、4回で7割弱、5回で8割弱ですね。これだとちょっとカッタルイかなあ(^_^;;。
1/3換水だとすると2回で6割弱、3回で7割、4回で8割、5回で9割強。
まあこの辺、1/4から1/3くらいのところで、4回〜5回くらい、繰り返してはいかがでしょうか。一回当たりその程度なら、クマノミには何の問題もないと思いますよ。(と言うか、ウチのヤツは一度に8割以上完遂しても平気な顔をしていますが…爆)
[7168] RE:RE:RE:鴨川シーワールドに行ってきました! 投稿者情報Coco 2006-08-01 18:50
放蕩息子様
 1/4づつ4〜5回、換水してみます。いつも丁寧に教えてくださってありがとうございます。
[7170] RE:RE:RE:鴨川シーワールドに行ってきました! 投稿者情報放蕩息子 2006-08-02 14:29
Coco様

>1/4づつ4〜5回、換水してみます。
たいへんですね(^_^;;。面倒臭いかもしれませんけど、頑張って下さいね。

[7169] ちょっと距離をとって 投稿者情報トンヌラ 2006-08-01 23:12
私の定番、チョウチョウウオの話題に戻りま〜す。(呆れてください^^;)

先月採集したミスジチョウは、10日で落ちてしまいました。
原因は餓死です。つまり餌づけられませんでした。
かなり反省していることが一つあります。それは、個体が小さすぎたことです。
全長1.5cm、1円玉よりちょっと小さいサイズは、ミスジでなくても苦労する大きさでした。それを初物の嬉しさでついつい・・・
ただ、予想外にいろいろな餌を突付いてはくれました。しかし、飲み込むところまでいかなかった。(+_+)
もし再チャレンジするなら、今度はもう少しサイズを考えてやらないといけません。

それで、今は観察しています。
同じ漁港にもう1匹、同じサイズのミスジがいます。この個体がはたして漁港内で成長できるのか?
ある程度大きくなるまで、通って見とどけたいと思っています。

ps.お師匠様
民宿の話、笑えます。
>「あー、この練習と休養のために民宿がお休みなのね。」と。

たまに思うのですが、私もこっちで採集家のための民宿を持つことができれば楽しそうだなぁ〜って。
それで、みなさんを最高のフィールドに案内したりして・・・
で、自分の欲しい魚を発見したりするとその日から私の民宿もお休みになったりするのです(爆)
[7171] RE:ちょっと距離をとって 投稿者情報放蕩息子 2006-08-02 14:31
トンヌラ様

>ミスジチョウは、10日で落ちてしまいました。
そうですか。それは残念でした。やはり餌付かなかったんですね。さとう俊さんたちの「磯採集ガイドブック」にも、「ポリプ以外に餌付かない頑固者」みたいに書かれていた記憶があります。ちょっと難しいかもしれませんね。

>民宿の話、笑えます。
ははははははは(笑)。
でもねぇ、ご主人の気持ちは良く分かりますよ。やっぱりお祭りを見ていて思うのは、船漕ぎなんかに出る人はカッコイイんですよ。憧れちゃう。こちらから移住して3〜4年で船漕ぎに出させてもらえたとしたら、私だって「商売している場合じゃない。」と思いますね(笑)。
その他にも色々な役目を任されたご様子で、お忙しそうでしたが、(直接お話はしませんでしたが)すごく嬉しかったんじゃないですかねぇ…。きっと民宿のご主人にとっても、心に残るお祭りだっただろうと思いますね。

>こっちで採集家のための民宿を持つことができれば楽しそうだなぁ〜って。
おー、良いですねぇ。
じゃその時には是非、ご招待で…(爆)。

PS.

真面目な話ですけど、民宿はともかくとしても(笑)、「ネイチャーガイド」みたいなもの(人?)が、もっともっと増えると良いと思いますね。

私なども、もう既に沖縄の同じ海に何度も通っていますから、「どこに行くと何がいる。」とか、「潮がこんな時間にはこの辺は危ない。」とか、少しずつ分かってくるわけです。
で、民宿で一緒になった人とか、あるいは海でもたまたま自分の近くにいる人などには、声を掛けたり教えてあげたりすることがあるのですが、同じ海で同じ時間を過ごしていても、すごく面白いこと(もの)に気付かずにいたり、あるいは知らずに危険なことをしたりしている人もいる。「もったいないなあ。」と思いますし、「残念だなあ。」とも思います。(あるいは「うわ!危ないなあ…。」とも(^_^;;)

そういう時に、「こういうところを見ると面白いものが見られますよ。」とか、「こういうことは危険だからやめましょうね。」と、アドバイスしてくれたり、あるいは見つけた生き物の生態などについて説明してくれるようなサービスが、もっともっと広がれば、同じ旅でももっとずっと思い出深くなると思うし、その土地の自然や文化(?)を愛する気持ちも、強く持ってもらえるようになるはずだと思うんですよね。

トンヌラさんも、今はまだご自分の楽しみのために観察を続けられているのだと思いますが、そのうちきっと、そのトンヌラさんのお話を聞きたい(あるいは、「聞いてみたらものすごく面白かった」)と、思う人が出て来ることでしょう。将来的にそういう仕事(になるのかな?(^_^;;)も視野に入れて、ご自分のフィールドの観察を続けられると、いつかきっとすごく役に立つ時が来るように思いますね。

(これからきっと、少しずつでも、そうしたニーズが現れてくると思うんですよねぇ…。ま、実際に「商売になる」のかどうか、あるいはそれまでに何年掛かるか、分かりませんけどねぇ(^_^;;)
[7176] RE:RE:ちょっと距離をとって 投稿者情報トンヌラ 2006-08-03 22:57
放蕩息子様

>見ていて思うのは、船漕ぎなんかに出る人はカッコイイんですよ。憧れちゃう。

おっ!そうですか。お師匠様は「ファイトー!イッパァーツ!!」がお好きなクチですか。私はどうも男くさいのはイマイチだなぁ・・・やっぱ可愛い女の子のほうがずっと・・・(~_~;)

>>こっちで採集家のための民宿を持つことができれば楽しそうだなぁ〜って。
>おー、良いですねぇ。
>じゃその時には是非、ご招待で…(爆)。

宝くじが当たればいいんですが(笑)
いや、ちょっと真面目に考えると民宿なんてかなり面倒くさいですね。
私のムダーな経験も、役に立つなら・・・って思ったりもしますが、本気で旅行者の相手をするとなるとかなりストレスがきちゃいそうですね。イヤーなタイプも相手するわけでしょう?
採集魚みたいに「お前はもう要らんから」って、お客さんをスルーするわけにもいかないし、きっと言うこと聞いてくれないだろうし・・・仕事にはしたくないなぁ・・・民宿もネイチャーガイドもパス!(爆)

そう考えていくと、こうやってみなさんに身近な自然を紹介しているのも、きっと私の無責任が根底に流れていますね。
結局は楽しみを独り占めして、自慢したいだけかな。(意気消沈)

でも、いつもながらお師匠様の話は先見の明にあふれてます。そういう波がそこまで来てるような気がしてきました。
[7180] RE:RE:ちょっと距離をとって 投稿者情報放蕩息子 2006-08-04 17:03
トンヌラ様

>お師匠様は「ファイトー!イッパァーツ!!」がお好きなクチですか。
いやいや、そりゃ私も、船漕ぎのニーニーたちよりも、傘踊りのネーネーたちの方が気になりますがな(笑)。
でもそのネーネーたちが惹き付けられているのが船漕ぎのニーニーたちなんで、自然、「羨ましい…。」と思うわけでして…(^_^;;。

>ちょっと真面目に考えると民宿なんてかなり面倒くさいですね。
>イヤーなタイプも相手するわけでしょう?
客商売ですからねぇ(^_^;;。
私も別に「誰とでもすぐに仲良くなれる」とかいうタイプではないので(^_^;;、客商売は大変だろうな。と思います。やっぱ協調性がないと難しいだろうなあ…(私には無理。苦笑)。

>結局は楽しみを独り占めして、自慢したいだけかな。(意気消沈)
独り占めはともかく(笑)、自慢したい気持ちは誰にでも共通ですよね。
あっ、でもトンヌラさんの場合には既に相当、たっぷり自慢されているからな。これからはもっと苛めてやろう(笑)。

>そういう波がそこまで来てるような気がしてきました。
ははははは。寄せては返す何とやら、かも知れませんけどね(苦笑)。

でも実際、「エコ・ツーリズム協会」なんてものもありますしね。沖縄などでも徐々に、そういう動きが出て来ているのは事実だと思いたいです。「○○体験」みたいな企画が増えて来ているのも同じ流れなんじゃないかな。「観光」と言っても、ただ綺麗な景色を見て、美味い物を食べて帰るだけじゃ物足りない。という流れですね。
流行りの言葉で言うと「インタープリテーション」ってやつなんでしょうか。私にしても、沖縄に移住して、それで食べていけたら最高ですけどねぇ…。(←あっ、でもその前に客商売が出来るようにならなくちゃ。爆)
[7182] 進級論文 投稿者情報トンヌラ 2006-08-04 19:19
放蕩息子様

>私も別に「誰とでもすぐに仲良くなれる」とかいうタイプではな
>いので(^_^;;、客商売は大変だろうな。と思います。やっ
>ぱ協調性がないと難しいだろうなあ…(私には無理。苦笑)。

えっ!そうですか?
そんなことないでしょう。この掲示板での、遠山の金さんも顔負けの切り回し?は、むしろ協調性のお手本とさせていただきたいくらいですよ。!
十分水商売ができますって(爆)

>「○○体験」みたいな企画が増えて来ているのも同じ流れなんじゃないかな

これってとっても良いことだと思うので、私も近所の子供たちを磯へ連れ出したいんです・・・が、海はどうしても事故が怖いですよ。
ウチの子ならちょっとくらい怪我しても
「小便でも掛けとけ!」
で、終わりなんですが、最近はバイキンがどうのこうのうるさい親ばかりで・・・(+_+)

>あっ、でもトンヌラさんの場合には既に相当、たっぷり自慢され
>ているからな。これからはもっと苛めてやろう(笑)。

え、やっぱ自慢に聞こえてます?
だいぶ抑えてるつもりなんだけどなぁ〜(苦笑)

自慢ついでじゃないですが、私もそろそろ飼育を始めて3年になりますので、記念に「疲れないチョウチョウウオ飼育」をこちらの掲示板で披露させていただこうと思ってます。
まだまだ全然、満足いく飼育には達していないのですが、このあたりでまとめておかないと忘れちゃいそうなので。(^_^;)

とりあえず、初級編ということで、来週にかけてぼちぼち書き上げたいと思います。よろしくお願いします。m(__)m
[7185] RE:RE:RE:ちょっと距離をとって 投稿者情報放蕩息子 2006-08-07 13:47
トンヌラ様

週末、実家に帰っていて少し間が空きました。

>十分水商売ができますって(爆)
いやいや、現実の私は人見知りな上に薄情と言われていますので、客商売は向いてないですね。
(ただし「水商売」となると、こりゃある種「演技」の世界に入ってくるので、また話が別かも…笑)

>海はどうしても事故が怖いですよ。
怖いですよねぇ。私もまあ、その子の親と一緒でなければ、他人の子供と海に行く気はしないです。

自分の子供や家族の「万が一」にも役に立つかもしれないので、今度、横浜市の「救命講習」というのを受けようと考えているんですけどね。「普通救命」なら半日、「上級救命」でも1日で、応急手当やらAED(自動体外式除細動器)の使い方やら、教えてもらえるらしくて、費用も横浜市では「上級救命」でも1,500円くらいらしいですから、時間さえ合えば、公衆を受けておいて損はしないかな。と思っています。
トンヌラさんもどうですか?きっと自治体の消防署か何かで、定期的に講習会をしていますよ。
(本当は一度、「着衣水泳」なんかの講習も受けたいんですけど…。←子供がスイミングスクールで体験して、結構面白かったらしい。笑)

>「疲れないチョウチョウウオ飼育」をこちらの掲示板で披露させていただこうと思ってます。
おっ、良いですね。頭に「疲れない」と着いているのが特に良いです(笑)。
トンヌラさんも色々と研究されていますからね。期待しています。

>来週にかけてぼちぼち書き上げたいと思います。
はい。よろしくお願いします。
しばらくしたらまた、「過去ログスペシャル」ですね。
(そういや、過去ログもまとめなくちゃなあ…。←最近、全然更新していないんですよねぇ…(^_^;;)
[7190] RE:RE:RE:RE:ちょっと距離をとって 投稿者情報トンヌラ 2006-08-07 23:27
放蕩息子様

>週末、実家に帰っていて少し間が空きました。

そうでしたか。ちょっと安心しました。いや、実のところなかなかレスがつかないのでちょっと心配だったんです。
「お前のレポートなんて要らんわ!」って、お断りの文句なんて考えてらっしゃるんではないかと・・・(苦笑)

>トンヌラさんもどうですか?きっと自治体の消防署か何かで、定
>期的に講習会をしていますよ。

なるほど、気がつきませんでした。この辺が私は基本的にアホなんですよ。興味ありますので調べてみることにします。(*^_^*)

>頭に「疲れない」と着いているのが特に良い

いやぁ〜、低空飛行は放蕩流の基本ですから。(爆)

>トンヌラさんも色々と研究されていますからね。期待しています

ありがとうございます。m(__)m
でも、研究なんてそんな気の利いたものじゃないです。わがままな日記をまとめた感想文くらいのものですから。(~_~;)

>しばらくしたらまた、「過去ログスペシャル」ですね。

またまたそんな・・・プレッシャーかけないでくださいよ。強いて言うなら「過去ログNG集」ですかね。(自爆)
せいぜい、内容不適切により削除されないよう頑張ります。

@みなさまへ

今日から少しずつUPしていきます。ご意見、ご感想、ご批判などよろしくお願いします。m(__)m
[7193] RE:RE:RE:RE:ちょっと距離をとって 投稿者情報放蕩息子 2006-08-08 13:54
トンヌラ様

>お断りの文句なんて考えてらっしゃるんではないかと・・・(苦笑)
そう、色々考えてですね。上手い断りの文句が思いつかなかったので、「じゃあ投稿してもらおうか。」ということに…(爆)。

>低空飛行は放蕩流の基本ですから。
ははははははははは。然り。免許皆伝ももうじきですな(^_^;;。

>強いて言うなら「過去ログNG集」ですかね。
あー、これ、ホントは良いですよねぇ…。「これは失敗する」という事例集みたいなもの。
でも絶対、投稿者の方の同意が得られなさそう…(苦笑)。

[7172] スミレが・・・ 投稿者情報fuk 2006-08-02 23:25
こんばんは、fukです。

3日前、スミレの顎にニキビみたいなできものを見つけました。何だろうとは思ったのですが、ちっさかったし様子を見ていました。
仕事で、2日ほど帰らずに今日診たら、写真のようになってました。
この病名判りますでしょうか?

とりあえず、エルバージュを塗りましたが・・・。
[7173] RE:スミレが・・・ 投稿者情報delphinus 2006-08-03 10:27
fuk様

ビブリオなら良いのですが、これは真菌症を併発している可能性があります。

申し上げにくいのですが、真菌症ならGFG、OTCなどの抗菌剤・抗生剤は一切効果がありません。治療に有効なのはアゾール系抗真菌薬か硫酸銅(効果が期待できるのは初期のみ)。真菌症が外見で判別できるようになった場合、たいてい内臓にも繁殖しています。この場合の治癒は難しい。養殖業界では伝染を防ぐために病魚を処分してしまいます。

アメリカでは抗真菌薬ケトコナゾールを成分とする薬が販売されていますが、内臓に繁殖した場合の効果はあまり期待できません。同じ系列の(人間に処方される)抗真菌薬イトラコナゾール、クロトリマゾールあたりも効くと思いますが、これら全ての薬は使い方が非常に難しいため、日本で入手する場合は医師の処方箋が必要となります。

写真は真菌症のハナビラクマノミ。こうなっては治癒は望めません。ただ、私が見てきた限りでは、真菌による潰瘍の多くはこの場所(肛門付近)に出現しますので、このスミレヤッコは違う病気かも知れません。培養して顕微鏡で覗かないと正体はわからないのです。ただ、真菌症はしばしばビブリオの合併症として発症します。

いずれにせよ、水質の劣化または急速な変動、濾過槽の放置、餌の酸化、栄養の偏りなどが原因だと思われます。
[7174] RE:スミレが・・・ 投稿者情報放蕩息子 2006-08-03 10:51
◇fuk様

うーん、大変なことになって来ましたね。せっかく上手く餌付いてくれていたのに…。
delphinusさんの診立てが外れて、もっと容易な病気であることをお祈りします。
しかしその一方、もし伝染性がある場合のことを考えると、隔離は早めに行った方が良さそうです。デリケートな生態だけに心配になりますが…。
頑張って下さい。

◇delphinus様

いつもありがとうございます。真菌病ですか。
人間の病気でも真菌によるものは厄介ですからね。ましてや魚と言うことになると…(´・ω・`)。
仰るように、違う病気だと良いのですが…。
[7177] RE:スミレが・・・ 投稿者情報トンヌラ 2006-08-03 23:00
fuk様

ううっ!痛々しい・・・
スミレちゃん、かわいそうですね。

治ることを祈ってます。がんばれ。
[7178] RE:スミレが・・・ 投稿者情報いんちょ 2006-08-03 23:07
こんばんは

delphinusさんの仰る経験をしましたので投稿します。
自分もビブリオに併発しフサリウムという真菌が顕微鏡所見と培養同定で検出されました。
下がその画像です。
友人の獣医師がフィンロットで培養に出した際にもフサリウムが検出されたようです。
真菌症は意外とあるのかもしれません。
自分の場合は潰瘍部からの検出でしたので参考にはなりませんが・・・。

抗真菌剤(ケトコナゾールは日本では未認可:内服)は意外と肝毒性の強いものが多く投薬には注意が必要なようです。
魚では未経験。

参考にならない話ですみません。
[7179] RE:スミレが・・・ 投稿者情報fuk 2006-08-03 23:32
皆さん、色々ありがとうございます。

ですが、体表の色がぼけてきて、食欲が無くなってきたので、ダメかも知れません。
2代目スミレは、手間と知識を総動員していただけに、ショックです。もちろん、まだ諦めてはいませんが、正直厳しいようです。
ほんの数日前までは、0.5mmにも満たないニキビみたいな感じだったので、今でも成り行きが把握できません。餌もよく食べて元気だったので、なおさら、唖然と言う感じです。水換えも、それなりにやっていたし、原因が思い当たらないので、辛いです。

[7181] RE:スミレが・・・ 投稿者情報放蕩息子 2006-08-04 17:03
◇いんちょ様

>真菌症は意外とあるのかもしれません。
そうなんですか。
でもこれも完全な予防策というのは難しいんでしょうね。無菌室の中を水槽を置く訳には行かないしなあ…。
やはり何かしらの病気など(たとえばビブリオとか)が契機になって、生体の抵抗力とのバランスが崩れ、「病気」として発症するのでしょうね。難しいなあ…。

◇fuk様

>体表の色がぼけてきて、食欲が無くなってきたので、ダメかも知れません。
うーん、そうですか。厳しいですね。なんとか持ち直してくれると良いのですが…。

[7183] スミレダメでした。 投稿者情報fuk 2006-08-06 11:05
おはようございます。

昨日、スミレが死にました。2代目なので、持てる知識と技術の全てを投入しただけに、自分の未熟さが悲しいです。同じ魚を2回失敗したと言うことは、当分飼うなと言うことでしょうね。

時期も悪かったかも知れません。クーラーがないのなら、10月くらいから飼い始めないとダメですね。と言うか、その前に、低温を好む魚は飼うな!と言う話しもありますが・・・。
[7184] RE:スミレダメでした。 投稿者情報delphinus 2006-08-06 15:39
fuk様

>昨日、スミレが死にました。
残念でございました。不在期間中の病気は怖いです。私も2泊以上の旅行に出た場合、帰り道に恐ろしい不安にさいなまれます。

>時期も悪かったかも知れません。クーラーがないのなら、10月
>くらいから飼い始めないとダメですね。と言うか、その前に、低
>温を好む魚は飼うな!と言う話しもありますが・・・。

高水温に弱い魚の場合、秋から飼い始めても、結局は翌年の7月頃には死んでしまいます(その昔、ゴンベやハナダイをずいぶん殺しました)。抜本的な対策が必要かと思います。水温が高いと病気は一気に進行しやすいので、この点からも注意が必要です。

猛暑が続いておりますが、わが家ではこれまでの所、ルームエアコン+ファンで水温を25〜26度に落ち着かせております。電気代は確かに顰蹙ものですし、海水が蒸発する関係か変な匂いが部屋にこもりますので、脱臭・空気清浄機も回しております。しかし、複数の水槽を1部屋に設置している以上、どう考えてもこちらの方が効率的です。いろいろ工夫されてください。


[7186] RE:スミレダメでした。 投稿者情報放蕩息子 2006-08-07 13:47
◇fuk様

>昨日、スミレが死にました。
うーん、そうでしたか。残念でした。まあ、暑さとの直接的な因果関係は分かりませんが、delphinusさんが仰るように、抜本的な対策、というか、それなりの設備が必要なのかもしれませんね。
色々と反省すべきことがあればその点は反省して、今後の飼育にまた、役立てて下さい。

◇delphinus様

>ルームエアコン+ファンで水温を25〜26度に落ち着かせております。
私も盛夏の時期は主要な水槽をエアコンの効く部屋(と言ってもリビングですが(^_^;;)、ファンで水温維持しています。イソギンの状態が違うんですよ(^_^;;。
(こういう時、小型水槽は便利。爆)

もちろん水槽用クーラーという方法があるのですが、水温の安定度から考えると、「部屋ごと冷やす」という方法の利点は大きいような気がします。水槽用クーラーも、排熱を外に出せれば良いですが、排熱が室内に溜まるようでは却って余計に電気代が掛かるかもしれませんしね。
[7188] RE:RE:スミレダメでした。 投稿者情報fuk 2006-08-07 20:03
放蕩息子様
>>昨日、スミレが死にました。
>うーん、そうでしたか。残念でした。まあ、暑さとの直接的な因
>果関係は分かりませんが、delphinusさんが仰るように
>、抜本的な対策、というか、それなりの設備が必要なのかもしれ
>ませんね。
>色々と反省すべきことがあればその点は反省して、今後の飼育に
>また、役立てて下さい。

この辺りが難しいところで、今ほど知識の無かった去年、カクレ・ヘラルド・フレームの居る水槽は、MAX31℃でした。
まあ、この温度でフレームが死に至らなかったのが奇跡なのかも知れませんが、今年は29℃未満を保ってます。

そこで、この29℃という温度で生存できる個体を探す事になるわけですが、暑い時期の導入と、導入して半年以上経ってから暑さを迎えるのでは、成功率が異なると思うのです。
とは言え、スミレの場合、半年経ってからでも死に至る可能性はあるわけで、設備に応じて魚の種類を変えなくてはいけないのは確かですね。

海水魚飼育が昔より容易になったとは言え、温度という要因は変わらないですからねえ。いや、むしろ温暖化で条件は厳しくなっているのかな?
[7192] RE:RE:スミレダメでした。 投稿者情報放蕩息子 2006-08-08 13:53
fuk様

>この温度でフレームが死に至らなかったのが奇跡なのかも知れませんが
フレームの生息環境を調べてみると、ミクロネシアを中心に(?)潮通しの良いリーフの上などをチョロチョロと泳ぎ回っているようですね。水深10m程度と言う紹介もあり、生息環境を考えると比較的高水温にも強いのかもしれません。パラオなんかで水深10mくらいですと、余裕で27℃くらいありますから。

一方、スミレの方はもう少し深めで、かつドロップオフの洞窟みたいなところに多いそうなので、生息環境がかなり違います。水温だけでなく、性格的にもフレームの方が飼育が容易で混泳もしやすいと言うのは、その辺の影響も有るかもしれないですね。

>暑い時期の導入と、導入して半年以上経ってから暑さを迎えるのでは、成功率が異なると思うのです。
私もそう思います。やはり水槽に導入して1ヶ月とか2ヶ月とか、その程度では人間の引越しでも「ようやく慣れて来た」という程度でしょう。そこで今まで経験したこともないような水温に晒されるのでは、ストレスも大きいですよね。
(そういえば、清水で生まれ育った私も京都の大学に進学して、最初の夏、熱中症でぶっ倒れたことがありました。自転車に乗っていて気持ち悪くなって、全く見ず知らずのお寺さんに転がり込んで休ませてもらった(^_^;;。2年目以降は、まあ気を付けていたというのもあるのですが、熱中症にまでは至りませんでしたからね。)

>設備に応じて魚の種類を変えなくてはいけないのは確かですね。
そうですねぇ…。種類にもよりますし、個体差も大きいですしね。

一般の飼育者はそんなに沢山の個体を飼育するわけには行かないわけですから、個々のケースから一般化できるほどの経験を積むのが難しいのが悩みどころですね。まあそのために、こうしてBBSなどで情報交換して、個人の経験を他の人にまで広げていくことが大切になるのだろうとは思いますが…。

>温度という要因は変わらないですからねえ。
難しいですよねぇ…。
この前買ったサマージャンボが当たれば、かなり解決できる部分もあるのですが…(^_^;;。

[7187] 世界のクマノミ2006大博覧会 投稿者情報放蕩息子 2006-08-07 13:49
さて、実は週末金曜日の夜から、私は静岡県静岡市清水の実家に帰って、「清水みなと祭り」なんぞを楽しんできたのですが、ついでにわが最愛の水族館(笑)、「東海大学海洋科学博物館」に出掛けて、『世界のクマノミ2006大博覧会』なるものを見て来ました。
(詳しくはこちら→ http://www.umi.muse-tokai.jp/

まあ、『大博覧会』自体はそんなに大したことなかったですけど(と言ったら怒られるか(^_^;;)、私の目的は『大博覧会』開催期間中の土日に開催されている「クマノミの繁殖室ツアー」でありまして、水族館のバックヤードの繁殖室を見学してきました。

で、こちらの「目玉」は、なんと!19年間も同一ペアで産卵を続けているカクレクマノミのペア。「ギネス級」とのことではあるのですが、飼育期間を証明する記録がないためにギネスブックには登録してもらえないとか(^_^;;。
「さぞや大きな個体なのだろう。」と想像していたのですが、個体の大きさそのものはさほど大きくはなくて、石垣島でブルータンク採取人さんに見せていただいた個体の方がずっと大きいように思えたのも意外でした。個体の大きさと繁殖実績とは、必ずしも正比例するわけでもないんですね。(しかしオスが結構大きくて、雌雄の差が小さかったですが…。)

この水族館、1970年の開館以来、繁殖させた水棲生物が53種、うち30種が「日本初」ということで日本動物園水族館協会から「繁殖賞」をいただいていて、クマノミ以外にも沢山の生物が飼育され、繁殖が試みられています。「繁殖賞」の受賞数も、詳しくは知りませんがおそらく、日本で有数なんじゃないですかね。
(カクレクマノミの繁殖成功は世界初。「繁殖賞」の中には、「エダミドリイシ」なんてものもあり、カクレの繁殖水槽の横にはトビウオの赤ちゃんも泳いでいます。)

「放蕩見聞録」に紹介もしていますし、今回見たものもまた、いずれ付け加える予定ですが、単に「水族館」というだけではなくて、何しろ大学の海洋学部の付属施設ということで、漁業関連や海中資源開発、水中土木関連などの「博物館」であるところが特徴。実は今回、「今までにも何回も来ているから、『博覧会』だけ見て、2〜3時間程度ですぐ帰ろう。」と考えていたのに、結局、5時間くらい、見学していました(^_^;;。(←で、実はまだまだ見ていたかったんだけど、お祭りを見に行くために泣く泣く、早めに切り上げた。爆)

『大博覧会』は夏休みの特別企画なので、期間が限られていますが、非常に面白く、また特色のある水族館ですので、お近くの方は是非どうぞ、見学においで下さい。
別に水族館からお金をもらっている訳じゃないですけど(笑)、あらためて面白い(というか、少なくとも私は大好き)と思った水族館でした。

[7191] 疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編) 投稿者情報トンヌラ 2006-08-08 00:20
はじめに

「チョウチョウウオは疲れる」
という意見をいくつかの場所で見ました。私はこの意見に大賛成です。

「チョウチョウウオは難しい」「チョウチョウウオは世話がかかる」「お金を払って苦労を買うようなものだ」
これらにも大筋で同意します。
だから、「疲れたくない人」「難しいのが嫌な人」「あまり世話をしたくない人」「お金を払って苦労を買うのなんてまっぴらな人」は、あまりチョウチョウウオ飼育に向かないと思います。

でも、
「チョウチョウウオは癒されない」
この意見には反対です。少なくとも今の私は癒されています。
日々の世話に時間を奪われ、苦労してわざわざ管理の難しい魚を飼う喜び。これを味わうことのできる魚、それがチョウチョウウオです。(だいぶ大げさです)

「チョウ好きは苦労性」なのです。
ただ、その苦労性の人間にも苦労の限界はあります。そこで、苦労性の人が「疲れ過ぎない」程度の飼育法を私なりに考えてきました。3年たって、(途中ものすごく疲れながら)数種類のチョウチョウウオに限ると、疲れずに飼育できるようになりました。
私自身が初級レベルから中級に移る記念に、これまでの経過を報告いたします。
「ひま人」の方々、どうぞよろしくお付き合いください。m(__)m

あ、ひとつ大事なことを書き忘れていました。

「チョウチョウウオは美しい!」です。(^。^)
[7194] RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編) 投稿者情報放蕩息子 2006-08-08 13:57
トンヌラ様

いよいよ始まりましたね。

>「チョウ好きは苦労性」なのです。
なるほど。至言ですな(笑)。ある種“M”的要素もあり。ってことですかね(^_^;;。

しかしどうですかねぇ。私は海水魚(に限らず、他の生き物でも)を飼育していて「癒される」と思ったことはないですけどね(笑)。どうも「癒される」という感覚がピンッと来ないかもしれない。
もっと能動的(?)に、「わくわくする」とか「ドキドキする」とか「やったー!」と思うとか、そんな感覚かなあ…。ある意味「子供っぽい」のかもしれないですね(苦笑)

だから(今は飼育出来ていないですけど(^_^;;)
>「チョウチョウウオは美しい!」
というよりも、
「チョウチョウウオは面白い!」
ということを、強く感じますね(←確かに、なかなか上手く行かないので、非常しばしば、とてつもなく悔しい思いをさせられるわけですが…(^_^;;)。
[7197] RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編) 投稿者情報fuk 2006-08-08 21:11
トンヌラ様
>はじめに
>「チョウチョウウオは疲れる」
>という意見をいくつかの場所で見ました。私はこの意見に大賛成
>です。
>「チョウチョウウオは難しい」「チョウチョウウオは世話がかか
>る」「お金を払って苦労を買うようなものだ」
>これらにも大筋で同意します。

ビギナーズラックなのと、飼っているのがトゲチョウというやさしい部類の魚なので、当てはまらないのでしょうけど、今の私には、少なくともスミレヤッコより難しくないです(自分で書いてて笑えない・・・)

現在、スミレに挫折したので、チョウハンを飼おうと思っています。日曜日ショップに2匹いたので、「来週まで売れ残っていて、餌付いていたら買います」と言う話にしたので、50%くらいの確立かな?
またしても、無謀なトライなんでしょうか?一応、チョウハンは難しくない種類だと思っているのですが・・・。
[7202] RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編) 投稿者情報トンヌラ 2006-08-09 00:03
放蕩息子様

>ある種“M”的要素もあり。ってことですかね(^_^;;。

おお!そういわれてみて初めて、隠された自分の趣向に目覚めました。(爆)

>もっと能動的(?)に、「わくわくする」とか「ドキドキする」とか「やったー!」と思うとか、そんな感覚かなあ…。

ソレは全部「癒し」に入れちゃってました。

>「チョウチョウウオは面白い!」ということを、強く感じますね

え?またまた、話あわせがお上手なんだから。これまで私がどんなに誘ってもチョウ飼育の話には乗ってきてくださらなかったくせに!
でも、ありがとうございます。(^。^)

fuk様

>現在、スミレに挫折したので、チョウハンを飼おうと

スミレヤッコは本当に残念なことでした。
が、えーっ!スミレ、あきらめちゃうんですか!!それも残念だなぁ〜(+_+)
チョウハンは確かに飼育可能種(後ほど話題に・・)と思いますが、fukさんにはぜひヤッコを担当して・・・って、掃除当番じゃないんだから(~_~;)
[7204] RE:RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編) 投稿者情報ばー 改め海好人 2006-08-09 11:44
ご無沙汰しております(書き込まないだけで毎日見てはいるけれど)。
トンヌラ様のチョウチョウウオ飼育編、とうとう始まりましたね。楽しみに待っておりました。
エールのつもりで書き込みさせてもらいました(笑)それだけです。
続きを楽しみにしております^^
[7205] RE:RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編) 投稿者情報放蕩息子 2006-08-09 15:28
◇トンヌラ様

>これまで私がどんなに誘ってもチョウ飼育の話には乗ってきてくださらなかったくせに!
あれ?そうですか?そんなことはないと思ってましたけどね。実際、毎年1匹ずつですが、採集した幼魚の飼育を試みてはいるわけですし…。

ただ、実は恥ずかしながら、未だに1年以上、飼育できていないんですよ(´・ω・`)。白点病などの病気には罹らないのですが、ある時「あれ?姿が見えないな。」と思うと突然死している(泣)。
それで、正直、発言を控えている部分はあるんですよね。何しろ大きな顔が出来ないですからね(爆)。

>ソレは全部「癒し」に入れちゃってました。
うーん、これがねぇ…(^_^;;。私の場合、とうてい「癒し」とは言えないんですよ(苦笑)。
何しろすぐ夢中になってしまって、やり始めると食事も休憩も取らずに(睡眠時間も削って?)何かをしてしまうので、全然癒されない。むしろ(特に最近、「トシだなあ…。」と思うのですが(^_^;;)自分の好きなことを一生懸命やりすぎて、しばしば限界を超えて疲れちゃう。
ウチの奥さんからもしばしば、「子供じゃないんだから…。」と、たしなめられています(爆死)。

◇fuk様

>スミレに挫折したので、チョウハンを飼おうと思っています。
そうですか。

しかし確かに、スミレは少しハードルが高かったかもしれないですね。チョウハンは(いずれトンヌラさんから詳しく解説していただけるようですが。笑)、スミレよりは扱いやすいのではないかと私も思います。
(と、飼育出来ていない私に言われても説得力ないですね…(^_^;;)
頑張って下さいm(_*_)m。

◇ばー改め海好人様

おー、改名ですね。
いや、「ばー」さんと言うHNも特徴的で面白かったのですが、「ばーさん」と書く事に微妙な抵抗感と申しましょうか何と申しましょうか(^_^;;、微かな“引っ掛かり”がありました(苦笑)。
これからもよろしくお願いしますね。
[7220] RE:RE:RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編) 投稿者情報トンヌラ 2006-08-11 02:09
ばー改め海好人様

実はまだ、原稿が完成していないのでさっきまで続きを書いていました。
構想はあるのですが、いざ文章にするとなると・・・疲れますね。(^_^;)

でも、応援してくださる方がいると思うと疲れ度も★3つくらい軽くなります。
ありがとうございます。m(__)m
[7210] RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編2) 投稿者情報トンヌラ 2006-08-09 18:52
1.「チョウチョウウオを飼育しています」

私は九州の宮崎に住む中年男性です。良き妻と二人の息子に恵まれ、家庭も仕事も絶好調!…なら良いのですが、世間の荒波にはなかなか乗れずに揉まれっ放し、マイホームの夢はいつまでたっても夢のまま、中学生の頃に早々と踏み外してしまった「おりこうさん路線」には、もはや戻るすべもありません。
海水魚飼育を始めたきっかけは、同僚との会話です。「釣りに行ったら、熱帯魚みたいなヤツが釣れましたよ。あれ、何て魚でしょう?」「へぇー。ツノダシかな?」
考えてみると結婚から十数年、家族や同僚と遊ぶことはあっても、純粋に自分のための遊びをすることは「当然のように」なくなっていました。
ずっとむかし学生の頃、海で捕まえてきた青い魚を水産学科の友人が飼っていたこと、小学生の頃、フエヤッコダイを飼いたかったのにグッピーしか買ってもらえなかったこと…
以前から簡単な小物釣りを楽しむことはあったので、たまに防波堤や潮溜りできれいな魚を見たことはありました。
「よし、あのきれいな魚を飼育してみよう。」

2日後、我が家のグッピー水槽の隣にはテトラの17cmサイコロ水槽が置いてあって、海で捕まえたニザダイ幼魚とハゼ幼魚の2匹が泳いでいました。でも1週間後には何もいなくなりました。そしてその数日後、再び訪れた磯で、運命のナミチョウと出会いました。
「こんなに可愛い魚がいるんだね。」
家族みんなの目を楽しませてくれたナミチョウも、10日後には体に白い点をつけて餌を食べることもなく、ベランダの花壇に埋められてしまいました。たいへん恥ずかしいことですが、ネット検索でその魚の名前を知ったのは、魚が死んだ数日後でした。

「チョウチョウウオを飼育しています。」
この言葉が私の海水魚飼育の目標になったのは、次のフウライチョウチョウウオを採集したときからです。
二代目チョウチョウウオのフウライ君は、少しかじった海水魚飼育の知識のおかげで、乾燥餌に餌付き、しばらくはお茶の間のアイドルでした。が、再び白い点々の襲来。
「チョウチョウウオの白点病を治療したいのですが…」
いろいろな掲示板や、海水魚飼育のガイドブックなどで情報を仕入れるほどに、チョウチョウウオという魚が初心者向きではないことに気づき始めます。が、先輩アクアリストの的確なアドバイスと全力で治療にあたった甲斐あって、フウライ君の白点は治ったのです。

でも、フウライ君の命もそう長くはありませんでした。ある日突然、真っ黒になって拒食、視力もなくして4ヶ月の付き合いが終わりました。
[7211] RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編2) 投稿者情報つっち 2006-08-09 21:03
トンヌラ様、こんばんわー
こっそり楽しみにしておりましたよ♪
ところで餌付けの奥義忘れないで書いてくださいね(笑)

ちなみに、うちではやっとこ白点克服したと思ったらウーディやらビブリオやら・・・
でも、チョウ飼育で一番難儀なのはケンカだと思っとります(自爆)

fukさん、こんばんわー
えっと・・・正直、スミレ(に限りませんけど)は初期状態と性格にかなり左右されると思います。
今、飼育しているスミレは二匹目なんですが、最初の子はついぞ餌付かずに落としました。
逆に今いる子はショップで粒エサ食べる子を確認して購入したのですが、なかなかに気が強い子のようです。
最初はメイン水槽の上部に乗せている餌づけ水槽に入れておいたのですが、先住のシマヤッコを追い詰めた(と言っても危害は加えていません。単にシマの方が怯えだしただけです)のでメイン水槽に移しました。
メイン水槽のメンバーは・・・
http://junichi.s2.xrea.com/tank.html

こちらを参照してください^^;
他に大きなヤッコがいるにも関わらず気後れすることなくエサに飛びついています。(ただし、チェルブだけは別の水槽に移しました)
とにかく、良い個体に出会うことが最も重要だと思います。
[7213] RE:RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編2) 投稿者情報fuk 2006-08-09 23:12
つっち様
>とにかく、良い個体に出会うことが最も重要だと思います。

う〜ん、ショップでシュアーも食べていたし、我が家でも完全に餌付いてました。ところが、真菌性の病気で死なせてしまいました。62日間も生存したので、個体のせいではないのでしょう。だから、なおさら凹んでいるんですけどね・・・。
[7215] RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編2) 投稿者情報放蕩息子 2006-08-10 20:01
◇トンヌラ様

>家族や同僚と遊ぶことはあっても、純粋に自分のための遊びをすることは
>「当然のように」なくなっていました。

え゛っ?そうですか?そういうモンですか?ヤバイなあ…(^_^;;。
もう私なんか、「純粋に自分のための遊び」に家族や友人を巻き込んで来ましたが…(苦笑)。

>よし、あのきれいな魚を飼育してみよう。
うん。トンヌラさんの良いところはですね。そのスタート時点の気持ちをしっかりと持ち続けていらっしゃるところですねよ。

「海水魚ショップで綺麗な魚を見て…」ということをきっかけに海水魚を飼い始めるのも悪くはないのですが、そういうスタートから始めるとついつい、飼育の視点が「魚そのもの」に留まりがちで、「本来その魚が住む環境」みたいなところまで深まりにくい部分があるんじゃないかと思うんです。もちろん、ある程度まではそれでも良いのですが、どこかで「じゃあこの魚が住んでいた自然の海はどんなところなんだろう。」という視点が入ると、海水魚の飼育と言うのは(淡水魚だって同じですが)、もっともっと奥が深くて、もっともっと面白いものになって行くんじゃないですかね。その辺は「野生種」の飼育ならでは部分だろうと思います。

>ある日突然、真っ黒になって拒食、視力もなくして
>4ヶ月の付き合いが終わりました。
これですね。チョウの怖いのは(´・ω・`)。私自身が中々克服できない“壁”です。
トンヌラさんがどのようにこの“壁”を越えていったのか、続きを楽しみにしています。

◇つっち様

>チョウ飼育で一番難儀なのはケンカだと思っとります(自爆)
そうなんですか。トンヌラさんのレポートもまだなのに、先に質問しちゃいますけど(^_^;;、それはチョウ同士のケンカですか?それとも他種(他科)とのケンカですか?
個人的には(何しろ気の強い魚しか飼ったことがないので(^_^;;)、「ちょっと気が弱いなあ…。」というのが私の印象だったのですが…(もちろん、種によってかなり違うでしょうけれども…。)
[7218] RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編3) 投稿者情報トンヌラ 2006-08-10 23:08
2.趣味は疲れるもの

趣味も熱心に取り組んでいると肉体的、精神的に疲れます。そして、この疲れには「心地よい疲れ」と「むなしい疲れ」の2種類があり、たいてい本人の気分に左右されます。
趣味による「心地よい疲れ」は、充実感や癒しにつながる大きな喜びとなりますが、「むなしい疲れ」を繰り返すとその趣味をやめたくなります。例えば、スポーツを精一杯楽しんだ後の疲れは、度を越さない限り「心地よい」ものです。

一生懸命水槽の管理に気を遣って、汗を流して水換えをして、魚の世話をして疲れても、愛する魚たちが元気に泳いでいる姿を見ると、疲れも充実感へと変わっていきます。
魚が病気になったときに、なんとか助けてやろうと懸命の治療を施してクタクタになっても、魚の命が助かれば、疲れもまた心地よいものです。しかし必死の努力の甲斐なく、愛魚が苦しみ死んでいく姿ばかり見ていると、どんなに魚が好きであっても、いや、魚が好きであればあるほどやめたくなるのは当然でしょう。
このように同じ作業でも、最終的な結果によって、充実感になりえるものが、むなしさに変わってしまうところが残酷です。

私の言う「疲れない」は、むなしいほうの「疲れ」を、いかに軽減するかということに成否がかかってきます。
以下に「疲れ」の元となりそうなものを挙げてみました。疲れの度合いなどは、人それぞれでしょうが、参考までに私の主観による「疲れ度」を示してみました。(★が多いほど疲れも大きい)

1.魚の死 ★★★★★
2.魚の不調(いじめ・病気など) ★★★★
3.漏水や塩ダレなどのトラブル ★★★★
4.家族からの苦情 ★★★★
5.水槽の臭い・エアレーションや器具の騒音 ★★
6.器具の故障 ★★★
7.水質・水温管理やコケ掃除などのメンテナンス ★
8.電気代などランニングコスト ★★
9.回数の多い給餌 ★
(10.餌付け ★★★★★)
(11.病気治療 ★★★★★)…etc
10と11にカッコをつけたのは、これらの作業が失敗した場合に受ける疲れのことで、うまくいった場合には逆に充実感に変わるからです。

「チョウチョウウオは難しい」「チョウチョウウオは世話がかかる」「チョウチョウウオは疲れる」「チョウチョウウオは癒されない」という意見を耳にタコができるほど聞きました。その原因はチョウチョウウオの飼育が「むなしい疲れ」を引き起こしやすいことにあると思います。
「疲れないチョウチョウウオ飼育」を実現するためには、これらの回避および軽減がカギとなってきます。特に10と11に振り回されるとつらいです。
[7222] RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編4) 投稿者情報トンヌラ 2006-08-11 22:53
3.ほんの一例です

私が飼育を試みたチョウチョウウオは約3年間で8種12匹だけ。それに対し、チョウチョウウオの仲間は世界中に100種類以上が生息し、多くの種類が日本で販売・飼育されています。少しばかりの経験でチョウチョウウオ全般についてまとめることはできません。そのうえ大部分の種が1個体だけしか飼育していませんので、種ごとに特徴をまとめることもできません。

できることは、その唯一個体が飼育可能だったかどうかをお伝えすることです。しかしそこで誤解しないでほしいのは、この後の報告が普遍性を持つものではないということです。簡単に言うと単にひとつの例に過ぎないのです。「飼育できました」とは言えても、「飼育できますよ」とは言えません。

ここから先は、その12匹を飼育してきた中で私の経験・考えを述べていきますので、単に「チョウチョウウオ」という言葉が指しているのは主にこの12匹のことであるとお考えください。種を限定したいときは別の呼称を使います。

8種12匹の内訳
ナミチョウ(3)、トゲチョウ、フウライチョウ、チョウハン、セグロチョウ、ミスジチョウ、シチセンチョウ、ハタタテダイ(3)

現在水槽内で飼育中のトゲチョウ、チョウハン、セグロチョウ、ハタタテダイの4種と、比較的長生きしたフウライチョウ、シチセンチョウは飼育可能な種だと思います。ただ、ナミチョウだけは生存中ではあるものの、上記の種とは一味違うと感じています。その理由は後ほど、給餌の話の中で説明します。

私が飼育してきたチョウチョウウオはナミチョウ・ミスジチョウを除くと飼育書などでは「飼いやすい」または「普通」と書かれている種ばかりです。ハタタテダイなどは「容易」と書いてある場合もしばしばあります。
あれは一体何を基準としているのでしょう?きっと、ベテラン飼育者の著者自身が飼育する場合を仮定していると思われます。それを参考にする読者の多くが初心者で、飼いやすいと信じて買ってきて、餌付けと白点のダブルパンチで疲れてしまうのではないでしょうか。

チョウチョウウオも上手に飼えば10年以上生きるようです。
つっちさんが実施されたチョウチョウウオアンケートを見ても、アケボノチョウを筆頭に近海産の雑食性チョウチョウウオが、最も飼育に適している部類といえそうです。
これから、それらのチョウチョウウオをなるべく疲れずに、なるべくやさしく飼育する方法について、私が実践してきたことを一つずつお話していきます。
[7225] RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編4) 投稿者情報放蕩息子 2006-08-12 01:42
トンヌラ様

>誤解しないでほしいのは、この後の報告が普遍性を持つものではないということです。
そうですね。この辺は難しいところだと思います。仰るように、我々ホビーアクアリストが飼育できる生態数には限界があるわけですから。
ただそこからでも活発な情報収集を通じて、少しでも共通できるポイントやあるいは普遍的な要素など、導き出せると良いですよね。中々難しいことではありますが…。

>あれは一体何を基準としているのでしょう?きっと、ベテラン飼育者の著者自身が
>飼育する場合を仮定していると思われます。それを参考にする読者の多くが初心者で、
>飼いやすいと信じて買ってきて、餌付けと白点のダブルパンチで疲れてしまう
>のではないでしょうか。

そういう側面は大きいと、私も思います。
またチョウの類と言うのは「いかにも熱帯魚」という色・姿ですので、特に飼育未経験者の方の眼を引きやすいですし、悪いことに(?)ポピュラーな種類であれば価格的にも手ごろな価格で販売されている。“落とし穴”の多い生体ですよね。
そこがまた、「難しさ」の一つなんじゃないでしょうか。

ところでトンヌラさん、このスレッドもかなり長くなりましたので、そろそろ別スレッドにしませんか?「スペシャル」でまとめる時にはまた見やすくつなげますから、適宜スレッドを分けていただいた方が良いと思いますよ。

[7196] 経過報告 投稿者情報ゴブリン 2006-08-08 16:43
放蕩息子様 トンヌラ様 スズメ様 fuk様

水槽立ち上げ時にはいろいろなアドバイスありがとうございました。
7月22日に水槽を立ち上げてから2週間ほど経ちましたので経過報告をさせていただきます。

現在の水槽環境は40cm水槽に外掛けフィルター二個 一つ目はgexの簡単ラクラクフィルターMで、底面式直結 後々デニマックスを入れる予定です。二つ目はテトラの45センチ水槽用のヤツ恐らくテトラ ワンタッチフィルター OT―45の旧型だと思われる(押入れから引っ張りだしたのでかなり古い)にスポンジろ材で物理ろ過として使っています こっちは後々活性炭を入れる予定です。

比重は1.0185(少し薄いですが、カクレクマノミ導入前の大量水換え時に調整します)NO2は10 mg/L です。
 
ここまでで何か良くない所はあるでしょうか?
また8月16日に海に行くのでヤドカリ数匹連れ帰ろうと思うのですが無謀でしょうか?

[7198] RE:経過報告 投稿者情報fuk 2006-08-08 21:16
ゴブリン様
>7月22日に水槽を立ち上げてから2週間ほど経ちましたので経
>過報告をさせていただきます。

をを、ついに始まりましたね。

>比重は1.0185(少し薄いですが、カクレクマノミ導入前の
>大量水換え時に調整します)NO2は10 mg/L です。

2週間でNO2が10ppmですか、少し低いような気がしますね。
NO3はいくらでしょうか?

>また8月16日に海に行くのでヤドカリ数匹連れ帰ろうと思うの
>ですが無謀でしょうか?

私の場合、NO3が最大でも100ppmだったので、実はカクレ位だったら、そのまま飼育できていたと思います。ですが、絶対ではないですし、ヤドカリも生き物ですから、無理に入れる必要ないように思います。
[7200] RE:RE:経過報告 投稿者情報ゴブリン 2006-08-08 21:55
fuk様
 ご返答ありがとうございます。
>NO3はいくらでしょうか?
実は測れないんですよね。試薬がありません。やはり測ったほうがいいでしょうか?

>ヤドカリも生き物ですから、無理に入れる必
>要ないように思います。
やはりそうでうか・・・。この夏は海に行くチャンスがその日しかないもんで・・。できれば持ってきたいんですよね。
まあまだ時間があるので水槽と相談してみます。
[7206] RE:RE:経過報告 投稿者情報放蕩息子 2006-08-09 15:30
ゴブリン様

いよいよですね。

>NO2は10 mg/L
と言うのはちょうど良い感じだと私は思いますよ。NO2が10mg/Lあれば、魚だったらイチコロですからね(^_^;;。

ただ現時点で比重を軽くしておくことには、積極的な意味は感じないですね。(かと言ってもちろん、それが何か決定的に良くないことでもないのですが(^_^;;)。

大量換水によって一度に比重を変えると、それで濾過細菌が死滅するということはないと思いますが、比重変化のショックで休眠(と言うか、繁殖停止?)する可能性が考えられます。数日程度で再び活性化するとは思いますが、ですから、クマノミ導入直前の大量換水の際に比重を大きく変える計画は、ややリスクが高いのではないでしょうか。濾過細菌の養生中に、徐々に比重を上げていく(と言っても大雑把に言えば少しずつ塩を足していくだけのことですが(^_^;;)ことをされた方が良いんじゃないですかね。

ヤドカリは…。どうかなあ。
NO2が10mg/Lだと、ちょっと厳しいかもしれないですねぇ。流石に耐久試験をしたことがないので、私も良く分かりませんが(^_^;;。
10mg/Lまでなくても硝化細菌の繁殖は可能ですから、場合によってはヤドカリ導入前に半量ほど換水して、NO2の値を下げてから水槽に入れれば良いかもしれませんよ。

あるいは、ヤドカリは濾過装置がなくてもしばらくは飼えますから、とりあえず採集しておいてプラケースにでも収容し、NO2の値も見ながら、ヤドカリの様子も観察しつつ、時間を掛けて水槽に入れてあげても良いかもしれませんね。
で、NO2の高い水槽に入れて見て、様子がおかしかったらすぐに出して綺麗な海水のプラケースに戻す。もしくは、ヤドカリはヤドカリでプラケで飼育を続けて(その場合には定期的にプラケの海水を交換する)、メイン水槽のNO2が下がった時点で水槽導入する。
本当はあまり頻繁に水質が変化するのはヤドカリにとっても良くはないのですが、魚やエビなどに比べると環境変化には強い方ですから、そんな風に様子を見ながら、柔軟に対処してあげたらどうでしょうか。

ヤドカリは飼育生体としても面白いですからね。採集のチャンスがあるのなら、採集にも挑戦して欲しいものだと思います。
[7212] RE:RE:RE:経過報告 投稿者情報ゴブリン 2006-08-09 21:29
放蕩息子様
>いよいよですね。
ありがとうございます。
>濾過細菌の養生中に、徐々に比重を上げ
>ていく(と言っても大雑把に言えば少しずつ塩を足していくだけ
>のことですが(^_^;;)ことをされた方が良いんじゃないで
>すかね。
そうなんですか。では毎日少しずつ塩を足して調整しようと思います。
>ヤドカリは飼育生体としても面白いですからね。採集のチャンス
>があるのなら、採集にも挑戦して欲しいものだと思います。
僕もしたいんですよ。まあ潮溜まり?に行って動く貝を探すだけですが。とりあえずヤドカリはプラケースで飼育し様子を見て水槽に移します。その際NO2はどのくらいになればヤドカリを入れて大丈夫でしょうか?
[7214] RE:経過報告 投稿者情報fuk 2006-08-10 17:04
ゴブリン様
>大量水換え時に調整します)NO2は10 mg/L です。

ごめんなさい、1.0だとばかり思ってました。一桁見間違えました。
10ppmなら順調ですね。と言うか、私の場合、10ppmまで上昇することは出来ませんでした。

頑張ってください。
[7216] RE:RE:経過報告 投稿者情報放蕩息子 2006-08-10 20:02
ゴブリン様

>とりあえずヤドカリはプラケースで飼育し様子を見て水槽に移します。
そうですね。それでも大丈夫だと思いますよ。

>NO2はどのくらいになればヤドカリを入れて大丈夫でしょうか?
うーん、これがまた、難しいんですよね。何しろ私もヤドカリの耐久力実験などはしたことがないので(^_^;;。

ただ、NO2の値が落ちる時には徐々に落ちるのではなくて、ある日突然、ストーンと検出不能レベルまで落ちたりします。そうなればもう問題ないありませんので、安全を見れば、今後1〜2週間はプラケースで飼育しておいて、NO2が下がった時に入れる。というのが良いかもしれないですよ。

[7199] 又もや 大型ヤッコを・・・・・・ 投稿者情報keyholl (^0^) 2006-08-08 21:25
 今晩は 久し振りでーーーす。先先日 ショップに体長のBestなウズマキに出会い即決で購入し 本日まで無事に飼育出来ました事を報告!致します。 また 本日のこのペーージのNo.123003で書き込みを決断しました。まだ まだ駆け出しの初心者ですが・・・・・・大きく成るヤッコが大好きなkeyholl=aburaでーーーーす。身体を左右に傾け8の字遊泳をするウズマキを又もや飼育する事に成りました。
放蕩息子さん始め 皆さんの忠告を受けて頑張る keyhollです。
皆さんの助言を受け付けます。 宜しく御指導を・・・・・・ 
[7209] RE:又もや 大型ヤッコを・・・・・・ 投稿者情報放蕩息子 2006-08-09 15:34
eyholl (^0^)様

おー、ウズマキご購入ですか。即決とは羨ましい(笑)。
是非とも立派なタテキンに育ててあげて下さいね。タテキン成魚の状態の良いものを、以前、都内の某ショップで見ましたが(非売品でした)、実に威風堂々たるものでした。海の中で見るよりもさらに立派に見えますね。
頑張って下さい。

>本日のこのペーージのNo.123003
おっ、そうでしたか。じゃあ、あと453で「123456」ですね。メインのトップページよりも早いな(最近、メインの方はコンテンツの更新していないからなあ…爆)。

一応、メインのトップのカウンターで「123456」カウントを踏んだ方には、何かしらの記念品を差し上げる予定でおりますが、果たして今回は名乗り出てもらえるのでしょうか(笑)。

一方、こちらのBBSの方の「123456」の方には…。
今のところは考えていないのですが、また状況によって、何かしら考えましょうかねぇ…。
[7217] RE:RE:又もや 大型ヤッコを・・・・・・ 投稿者情報keyholl (^0^) 2006-08-10 21:02
放蕩息子様 今晩は 何時も拝読致してます。 (^0^)

>是非とも立派なタテキンに育ててあげて下さいね。タテキン成魚
>の状態の良いものを、以前、都内の某ショップで見ましたが(非
>売品でした)、実に威風堂々たるものでした。海の中で見るより
>もさらに立派に見えますね。
>頑張って下さい。
はぁーーい 今度は 失敗しない様努力します。
その後ですが? 泳ぎつつ 排便もするし 餌を食べて優雅に・・・・
です。 少々”気”が小さい<飼育者に準じて>でも
一番 魚体が大きいから ”安心”でーーーす。
 
>一応、メインのトップのカウンターで「123456」カウント
>を踏んだ方には、何かしらの記念品を差し上げる予定でおります
>が、

貰えれば嬉しいけれど 勉強=飼育方法出来るので 無理は?しないで
下さい。
又 報告します。
[7223] RE:RE:又もや 大型ヤッコを・・・・・・ 投稿者情報放蕩息子 2006-08-12 01:40
keyholl(^0^)様

>少々”気”が小さい<飼育者に準じて>でも
>一番 魚体が大きいから ”安心”でーーーす。
そうですね。やはり魚体が大きな方が基礎体力もありますからね。

>貰えれば嬉しいけれど 勉強=飼育方法出来るので 
>無理は?しないで下さい。
ははははは(笑)。もとより無理はしないです。なんか、記念品で釣ってカウンターばかり回しても仕方が無いですしね(笑)。

今後ともボチボチ、よろしくお付き合い下さい。

[7201] 台風ですね… 投稿者情報カクレモン 2006-08-08 23:09
放蕩息子様、皆様、こんばんは。

すっかりご無沙汰しております。
ついに、念願の?伊豆半島進出!と相成りましたが…なんと台風…今晩から明日の朝にかけて直撃するとかしないとか…
ってな事でありまして、採集はおあずけ。
今シーズンもチョウに見放されるのでしょうか?
泣くに泣けず、明日帰宅予定…しかも台風の追っかけで?(爆)
[7203] RE:台風ですね… 投稿者情報トンヌラ 2006-08-09 00:08
カクレモン様

えっ!もしかして今、伊豆にいらっしゃるのですか?
で、台風って、大変です。
気をつけてくださいね。採集は残念ですが、また今度がんばりましょう。今年は房総も早そうですし。(*^_^*)
[7208] RE:台風ですね… 投稿者情報放蕩息子 2006-08-09 15:32
カクレモン様

え゛っ!カクレモンさん、伊豆ですか?また、よりにもよってこのタイミングに…(^_^;;。
伊豆はホントは良いところなんですけどね(苦笑)。

>今シーズンもチョウに見放されるのでしょうか?
うーん、なんか、聞くところによると、今年は黒潮はまっすぐなんですけど、沿岸の海水温が異常に低いらしくて、昨年に続いて伊豆でも死滅回遊魚がほとんど見られないとか。(沖合いの海水温が高くて台風が多いのと対照的なのが皮肉…(^_^;;)
黒潮の形から考えると、今後水温が上がれば、期待できると思うのですが…。

>明日帰宅予定…しかも台風の追っかけで?
うーむ。ドンピシャ東海〜関東縦断コースになっていますからねぇ…(^_^;;。
何とも申し上げようがありませんが、どうぞお気をつけてお帰り下さい。

まあ、採集シーズンはまだこれからですからね。また頑張りましょう。
私も本当は今週末、潮回りがまあまあなので、三浦半島に採集に行くことを検討していましたが、波が収まるかどうか…。ギリギリまで判断に迷いそうですね(^_^;;。
[7219] RE:RE:台風ですね… 投稿者情報カクレモン 2006-08-11 00:42
放蕩息子様、トンヌラ様、こんばんは。

昨日、無事帰還しました。(笑)
台風の影響で、道路が通行出来るのか心配でしたが、朝には天気も回復しつつあり、降水量もギリギリセーフだった様です。
場所によっては通行止めになってたようですが…
宿は予約してありましたし、奥方の両親を連れての温泉巡りのような感じでしたので、台風が来ているからとキャンセル出来ませんでしたからねσ(^_^;)アセアセ...
それにしても、夜中の落雷は凄かったです!っとその前に、昼食をとろうと入ったお店が異様に暗い…何故かと思ったら、落雷にあい停電してしまっていて臨時休業になってしまったそうです。

帰りは完全に台風も抜けてしまっていたので、追っかけは出来ませんでした。ん〜ちょっと残念?(爆)
ただ、今回は残念でしたが、次回機会があればまた行きたいですね。
海に入る事は出来ず、水面を眺めるだけでしたが、房総とは違った魅力を感じました。
近々、房総へ今シーズン初出撃しようかなと思います。
また、台風に見舞われたらどうしよう…私、台風男?(爆)
[7224] RE:RE:台風ですね… 投稿者情報放蕩息子 2006-08-12 01:41
カクレモン様

>昨日、無事帰還しました。(笑)
良かったです(笑)。

なんか、台風は大きな被害を出したみたいですけど、かなり局所的なものだったみたいですね。報道ではおっしゃるように、伊豆の道が通行止めになっていたりしたので、「どうかなあ。」と思っていました。

>今回は残念でしたが、次回機会があればまた行きたいですね。
そうですね。海も良いですけど、伊豆は何と言っても温泉が良いでしょ。本当は海で身体が冷えた後、温泉であっためるのがたまらないんですけどね(笑)。

>近々、房総へ今シーズン初出撃しようかなと思います。
そうですか。また状況をお知らせ下さい。
私もひこの週末、状況によっては三浦に出掛けるかもしれません。水温が上がっていると良いですけどねぇ…。

[7221] チョウチョ魚飼育 投稿者情報巾着袋 2006-08-11 17:29
こんにちは。

私は余りチョウを苦にした事が有りません。
むしろ大型ヤッコや小型ヤッコ(ケントロ系)の方が難しいのでは無いかしら。
6年間大型ヤッコを継続飼育した事が無いんです。子供の魚でも大人の魚でも。
突然死が多く無いですかぁ〜。
その点、チョウチョ魚は正直で調子が悪いと直ぐ痩せて来ますし対処の処置方が分かり易い気がします。
ヤッコと違いチョウヨ魚は簡単でチョウチョ魚の1円玉サイズを飼育して1年経たずに10cm位に殆どの種類がなってしまうのが困りますけど。(1日に5回位、家族の者が餌をやりますので当たり前かも〜)
[7226] RE:チョウチョ魚飼育 投稿者情報放蕩息子 2006-08-12 01:44
巾着袋様

はじめまして。書き込みありがとうございます。

>私は余りチョウを苦にした事が有りません。
おぉ、そうですか。

>むしろ大型ヤッコや小型ヤッコ(ケントロ系)の方が難しいのでは無いかしら。
なるほど。

ただ「どちらが難しいか」という比較の話になると、結論を出すのは中々難しいかもしれないですね。優等生な言い方になりますけど(笑)、実際のところ、チョウにはチョウの難しさがあり、大型ヤッコには大型ヤッコの、また小型ヤッコには小型ヤッコの、難しさがあるのだと思います。
また、下の[7225]にも書きましたが、我々ホビーアクアリストが飼育できる生体の種類、数には限界がありますしね。

あと、以前別のサイトで話題になっていたんですが、ベテランの飼育者で経験も設備も充実しているのに、「何度トライしてもこれは苦手(^_^;;」という種類がいたりすることもあるようですよ。他の人から見ると「えーっ?なんで?」みたいなこともあるみたいですね。
我々飼育者にも“癖”とか“得手不得手”みたいなことがありますし、水槽環境にもある種の特徴・傾向がありますから、その辺での“相性”ということがあるのでしょうね。

>1日に5回位、家族の者が餌をやりますので当たり前かも〜
そうですか。それはありがたいですね。
>チョウヨ魚は簡単
とおっしゃるのは、その辺も秘訣の一つかもしれませんね。なにしろ連中、自然の海の中では一日中、餌を食べている生活のはずですし。

この際どうですか?巾着袋さんもトンヌラさんのように、チョウやヤッコの飼育ノウハウを公開されてはいかがですか?是非これからも、色々聞かせて下さいね。
[7227] RE:RE:チョウチョ魚飼育 投稿者情報つっち 2006-08-12 11:14
放蕩息子様
>>チョウ飼育で一番難儀なのはケンカだと思っとります(自爆)
>そうなんですか。トンヌラさんのレポートもまだなのに、先に質
>問しちゃいますけど(^_^;;、それはチョウ同士のケンカで
>すか?それとも他種(他科)とのケンカですか?
同種同士のケンカです。
多種間のケンカはあまり経験がありません。
ただ、酷い場合は分けちゃいますので殺し合いになるようなことは経験していませんね。
ちなみにシマヤッコ二匹入れておいたら・・・小さい方が殺されました(尾ビレの付け根がザックリ抉られました)

fuk様
真菌性の病気とは・・・経験ありませんけど、厄介な感じですね。
人間でも死んじゃうようなケースあるとか!?
でも、好きなサカナなんですから諦めないでファイトです!
私もシマヤッコ何匹殺したことか・・・(自爆)

トンヌラ様
一泊二日の採取旅行から帰ってきたら、大切にしてたミカドが☆になってました(号泣)
あんなの次いつ採れるかわかんないのに・・・
二日程度なら大丈夫だと思ってたんですけど、考えが甘かったようです。

巾着袋様
ヤッコとチョウは飼育してみると印象も違いますから、どっちが簡単か難しいかは判断しかねますね。
ただ、大きなヤッコの場合は数を稼げないから、個人のスキルなのか個体差なのか分かりにくいのも確かじゃないかしら?(将来的に考えても幼魚だからと安易に購入するわけにもいかないですしね)
[7230] RE:RE:チョウチョ魚飼育 投稿者情報トンヌラ 2006-08-12 19:45
放蕩息子様

お騒がせしてます。(~_~;)
新スレ、立てました。

>他の人から見ると「えーっ?なんで?」みたいなこともあるみたいですね

釈迦に説法ですが、お師匠様の場合はまさにそのジンクスではないかと・・・

巾着袋様

はじめまして。情報ありがとうございます。
特に給餌の回数は、私も重要なことではないかと思います。

しかし、1年で10センチはすごい!ウチのは2年でも7センチが最大です。

>この際どうですか?巾着袋さんもトンヌラさんのように、チョウ
>やヤッコの飼育ノウハウを公開されてはいかがですか?

これはですね、できればちょっと待ってください。
疲れないことを懸命に論じているのに、先に楽勝飼育法を公開されたんじゃぁ実もフタもありませぬ。(爆)

つっち様

アンケート結果、早速使わせていただきました。ありがとうございます。m(__)m

>チョウ飼育で一番難儀なのはケンカだと思っとります
>それはチョウ同士のケンカですか?それとも他種(他科)とのケンカですか?
>同種同士のケンカです。

これこれ、美味しいとこを持って行かないでくださいな。(笑)
私も後でふれますね。

ところでミカド、★ですか。惜しかったですね。今度はもっとレアなヤツを採集して、また「あっ!」と言わせてください。
んで、今回はどうだったのかな?
あとで日記見に行きますね。(^。^)
[7231] RE:RE:RE:チョウチョ魚飼育 投稿者情報fuk 2006-08-12 21:40
トンヌラ様
>特に給餌の回数は、私も重要なことではないかと思います。
>しかし、1年で10センチはすごい!ウチのは2年でも7センチ

tetsuoさんの実家では17年生きている、確かアケボノチョウが居るそうです。でも、毎日給餌して無くて3日に2回という位のペースだそうです。
我が家のトゲチョウも、1日2回、たまに1回で、9ヶ月くらいですが、ちっとも大きくなりません。給餌の回数と成長には強い相関関係があるんですね。
でも、元気なら大きくならなくてもいいかな?
[7233] RE:RE:RE:チョウチョ魚飼育 投稿者情報つっち 2006-08-13 01:34
トンヌラ様
>ところでミカド、★ですか。惜しかったですね。今度はもっとレ
>アなヤツを採集して、また「あっ!」と言わせてください。
はい・・・二日、家を開けただけで☆になるとは・・・確かに小さな幼魚ですけど、私の考えが甘かったってことですね。
正直、かなり悔しいです。(ちなみに本人も忘れかけておりますが、アケボノも同時に落ちておりました^^;)

で、今日気付いたのですが・・・ホンソメ’sの片割れが日乾しになって発見されました。
採取から帰ってきてからの点呼ではいたような気がしていますので、昨晩ダイブしたのでしょう。

む〜〜・・・なんだか続いている・・・こう言う流れは良くないなぁ・・・早く断ち切らなければ(実は採取に行く直前にヨウジウオがウチウラに食われてしまっています)

>んで、今回はどうだったのかな?
>あとで日記見に行きますね。(^。^)
先のミカドと共に悔しいです(自爆)

今回は師匠と一緒に潜ったので、いろいろおすそ分けいただきました。
それだけ見るとマシなんですけど、私の採ったのはショボショボです。
ちなみにムスコ(5歳)はサザナミフグ幼魚採ってましたよ(苦笑)
まぁ、飼育する気はなかったので、途中お会いした採取家の方にお譲りしましたけどね。

fuk様
確かtetsuoさんちでは長生きさせる為に給餌はある程度制限されてると仰っておられました。
ひょっとすると氏のお父上の影響かもしれませんね。
[7234] RE:RE:RE:チョウチョ魚飼育 投稿者情報放蕩息子 2006-08-13 10:43
◇つっち様

>同種同士のケンカです。
>多種間のケンカはあまり経験がありません。
そうですか。ありがとうございます。

>シマヤッコ二匹入れておいたら・・・小さい方が殺されました
シマヤッコはデリケートな魚と言われていますから、性格的には大人しいように思いますが、やはり同種同士の闘争は激しいんですね。やはり縄張り争いは海水魚飼育の難関ですねぇ…(^_^;;。

>長生きさせる為に給餌はある程度制限されてる
そうなんですか。魚の場合でもやはり食いすぎは良くないということですかね(^_^;;。

◇トンヌラ様

>お師匠様の場合はまさにそのジンクスではないかと・・・
ははははは。それは誤解です。私は口が達者なだけで、実際の飼育スキルは全然たいしたこと無いですから(笑)。

>できればちょっと待ってください。
>先に楽勝飼育法を公開されたんじゃぁ実もフタもありませぬ。
ははははは。それじゃ、巾着袋さんにはもう少しお待ちいただくということで(笑)。

◇fuk様

>tetsuoさんの実家では17年生きている、確かアケボノチョウ
17年ですか!すごいですね。長生きするものですね。
下の[7187]にも書きましたが、私もつい先週、19年間も産卵を続けている(ですから年齢としては20歳以上の)カクレクマノミのペアを見てきましたが、チョウでも20年、生きるんですね。

我々も是非、それくらい長生きさせてあげたいですね。
[7239] RE:RE:RE:RE:チョウチョ魚飼育 投稿者情報つっち 2006-08-13 13:42
放蕩息子様
>>同種同士のケンカです。
>>多種間のケンカはあまり経験がありません。
>そうですか。ありがとうございます。
もちろん、多種間でのケンカが皆無と言う訳ではありません。
程度問題ですね。
同種間の方が酷いように感じるのです。
ただ、チョウの場合は相手を殺すまで追い詰めることは少ないように感じますね。

>シマヤッコはデリケートな魚と言われていますから、性格的には
>大人しいように思いますが、やはり同種同士の闘争は激しいんで
>すね。やはり縄張り争いは海水魚飼育の難関ですねぇ…(^_^
はい・・・私も大人しいサカナのイメージで同時に水槽に入れちゃいました。しかも、レイアウトの複雑なサンゴ水槽に・・・
イジメられているのは知っていたのですが、出すのが面倒でそのままにしていたのがアダになりました。

>>長生きさせる為に給餌はある程度制限されてる
>そうなんですか。魚の場合でもやはり食いすぎは良くないという
>ことですかね(^_^;;。
私は海水魚歴が浅いのでなんとも言えませんが・・・
エサの質にも左右されるような気もしますね。
[7244] RE:RE:RE:RE:チョウチョ魚飼育 投稿者情報放蕩息子 2006-08-14 16:49
つっち様

>私も大人しいサカナのイメージで…
>しかも、レイアウトの複雑なサンゴ水槽に・・・

なるほど。
そういえば、ケンカの緩和策の一つとして「レイアウトを複雑に」と言われることがありますが(私もそう言っていますが(^_^;;)、考えようによってはレイアウトを複雑にしてしまうと、いざ取り出そうと言うときには却って大変なことになりますよね。うーん、難しい(^_^;;。判断に迷うところかもしれないですねぇ…。

>>魚の場合でもやはり食いすぎは良くないということですかね(^_^;;。
>エサの質にも左右されるような気もしますね。

先日、NHK-BS(だったかな?(^_^;;)で「金魚大百科」という番組が放送されて(と言っても2年前くらいの番組の再放送みたいでしたが)、録画しておいたものを昨日見たのですが、イギリスで買われている45歳!の金魚というのが出てきました。
この給餌が1日1回だけで、量も少なめなんですと。(チラッと写った餌はどうやらテトラ社の人工飼料の様子。)魚体もそんなに大きくはなかったですね。(まあ、金魚の品種によって大きさも違いますから、魚体の大きさそのものは何とも言えませんが…。)

ついでに餌の話をすると、らんちゅうの品評会向けにオリジナルの餌を作って大変な努力(2時間おきの給餌とか(^_^;;)をされている人も出て来て、一生懸命育てたんだけど、ギリギリ入賞レベル。優勝した人に聞いたら「市販の餌です。」と言われてガッカリ…。なんてシーンもありました(^_^;;。餌も中々、一筋縄では行かないですね(笑)。

tetsuoさんのご実家の水槽の環境というのがどういうものかは存じませんが(って、知るわけはありませんが。笑)その17歳(?)のアケボノも、水槽の中のコケとかヨコエビとか、そういうものをつまみ食いしている可能性もありますよね。そういう部分とのバランスまで考え出すと、餌もホント、難しいですね。
(しかしまあ、我が家などの場合で最も問題になるのは、長期保存による劣化の危険性かな…(^_^;;。ホントはもっと早く、使い切ってしまわないといけないはずなのですが…苦笑)
[7247] RE:RE:RE:RE:RE:チョウチョ魚飼育 投稿者情報つっち 2006-08-14 20:27
放蕩息子様
>>私も大人しいサカナのイメージで…
>>しかも、レイアウトの複雑なサンゴ水槽に・・・
>なるほど。
>そういえば、ケンカの緩和策の一つとして「レイアウトを複雑に
>」と言われることがありますが(私もそう言っていますが(^_
>^;;)、考えようによってはレイアウトを複雑にしてしまうと
>、いざ取り出そうと言うときには却って大変なことになりますよ
>ね。うーん、難しい(^_^;;。判断に迷うところかもしれな
>いですねぇ…。
隠れる場所が多くなると隠れることに専念してしまい、エサも食わなくなる可能性が高いのです。
複雑なレイアウトは諸刃の剣ですね。

初期の餌付けに関しても複雑なレイアウトは逆効果になることが多いです。単独での餌付けもしかりです。
今では最低限のレイアウトと既に餌付き済みの子を同居させることが多くなりました。
・・・おっと、コレはこれからトンヌラさんが書くかもしれませんからこのへんで(笑)

そのシマヤッコも今朝方落ちました・・・
理由については・・・ごにょごにょ(←自分のミスによるところが大きいのです)
完全に餌付いていただけに悔しいです。
[7254] RE:RE:RE:RE:RE:チョウチョ魚飼育 投稿者情報放蕩息子 2006-08-15 12:24
つっち様

>隠れる場所が多くなると隠れることに専念してしまい、エサも食わなくなる可能性が高いのです。
なるほど。かと言って隠れる場所がないのもストレスでしょうから、この辺の微妙なバランスですね。

私も餌付けの時には簡単なレイアウトで「一応、隠れ場所がある」にしています。餌を入れても気付かれないようでも困るし(笑)。
私は小さな植木鉢を半分に割ったものを入れるのですが、例えば塩ビの水道管を切ったものを入れておくとか、それくらいのレイアウトが良いのかもしれないですね。(と、こりゃ「トリートメント水槽自慢」の話か。笑)

>そのシマヤッコも今朝方落ちました・・・
そうですか。それは残念でした。やはりシマは難しいんですね。個体の状態も問題が多いようにも聞きますし、あまりご無理をされませんように。魅力的な生態であるとは間違いありませんが…。

[7229] 疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編5) 投稿者情報トンヌラ 2006-08-12 19:15
4.白い点々

チョウチョウウオといえば白点病ですね。治療法については、いまさら何も言う必要がないほど論じられていますので、ここではその治療法ではなく、治療にあたる心構えのようなものについて述べていきます。

要点が2つあります。1つは診断、もう1つは病気との付き合い方です。

まずは診断から。
経験の少ない人が、調子を崩した魚の病気を正しく病名まで診断することはたいへん困難です。それに、病気であることがわかったときにはかなり病気が進行している場合が多いようです。それでもわりと初期のうちに発見できる異状として「白い点々」があります。病気治療経験の浅い人がこの白い点々を見ると、白い点々であるがゆえに即、「白点病」と決めたくなります。でも、これは落とし穴です。少なくとも3種類の病気を疑ってみるべきです。
リムフォシスティス(以下リムフォ)・ウーディニウム・そして、白点虫寄生症(白点病)の3つです。これらを見抜く目がないと、正確な治療が行えません。
前述の初代ナミチョウは、あとになってリムフォだったと考えています。三代目チョウのシチセン君はおそらくウーディニウムだったにもかかわらず、当時の私は白点病と誤診して低比重治療を施すも、効果なく死亡しました。銅で治療にあたっていればと悔やまれます。

疲れないための要点1.白い点々が出たときの診断が正確にできること。

では、白い点々の診断法は…
飼育者が疲れながら経験を積むことで徐々に養われていくでしょう。(^_^;)
病気管理の下手なショップに通って、いろいろな病魚を観察するのも一つの手かもしれません。

次は病気との付き合い方です。別の言い方をすると、水槽全体の管理法です。
私はときどき、「水槽を飼う」という表現をします。これは1個の水槽システムが、ろ過槽はもちろん、水槽部屋の間取り・採光条件まで含めてひとつの大きな生き物の飼育であるように感じるからです。魚の状態が悪いときに水槽の調子全体を考えることが大切だと思います。魚が病気になりにくい水槽を作らなければなりませんが、それこそ永遠のテーマでしょう。
ここでは対象魚をチョウチョウウオに絞って、さらに飼育者がなるべく疲れないようにという条件での水槽管理について述べていきます。

「白点虫は撲滅すべし」
私の場合、これが基本です。とにかく外から持ち込まない限り白点病が出るはずがない水槽を作ることです。魚の導入初期に白点病が出てしまうことは、はっきり言って運が悪けりゃ仕方がないと思っています。しかし、一度治った白点病を再発させないようにすることは可能です。撲滅すればよいのです。

白点病との付き合い方は二つしかありません。「共存」するか、「撲滅」するかです。水槽内から撲滅することは(条件付きで)それほど難しいことではないと思います。私は魚だけのメインタンク内で低比重法を用いてそれを行いますが、原理さえ理解すれば他の方法でも撲滅は可能でしょう。
低比重法を使う理由はいくつかありますが、主な理由は治療中の水槽維持が簡単であること、つまり「疲れにくい」からです。

白点病さえ封じてしまえば、チョウチョウウオはそれほど病気に弱い魚ではないと感じています。あとはスズメダイが飼える程度の水槽を、よく観察しながら基本どおり維持すれば年単位の飼育が可能です。ただし、チョウチョウウオは無理の利かない魚だということを忘れてはいけません。

疲れないための要点2。白点虫は撲滅すること。
[7235] RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編5) 投稿者情報放蕩息子 2006-08-13 10:44
トンヌラ様

>では、白い点々の診断法は…
>飼育者が疲れながら経験を積むことで徐々に養われていくでしょう。(^_^;)
えー、それはひどい!(笑)

でもまあ、確かに難しいですけどねぇ…(^_^;;。

>私はときどき、「水槽を飼う」という表現をします。
そうですね。チョウに限らず、海水魚を飼う時には水槽全体の環境を整備するということが一番大切なことになりますよね。

>あとはスズメダイが飼える程度の水槽を、よく観察しながら
>基本どおり維持すれば年単位の飼育が可能です。
うーむ(^_^;;。耳の痛い話(苦笑)。

>チョウチョウウオは無理の利かない魚だということを忘れてはいけません。
この辺、もう少し詳しく教えていただけるとありがたいですねぇ。なんか、やっぱり無理させているのかなあ…。
[7237] RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編6) 投稿者情報トンヌラ 2006-08-13 10:46
5.白点病は永久に不滅です

ここまでお付き合いくださった方は、少し前に(条件付きで)と書いてあったことにお気づきでしょう。
私はチョウ飼育に関しては「白点病撲滅派」です。でも同時に「白点病は不滅」とも思っています。理由は簡単。水槽を維持するためにはいつか必ず、魚を追加しなければならないからです。魚を飼う以上、病気持ち込みのリスクは避けられないと思っています。

「撲滅派」とは言うものの、「白点病と共存」を上手に行っている人を否定するわけではありません。それも一つの方法だと認めます。
しかし、私の場合共存は疲れます。なぜなら、透明なヒレに白い点を発見したり、魚が体を岩などに擦り付けるところを見たり、ドキドキしながら魚のヒレの白点を探すことを続けていると、徐々に疲労が蓄積されてくるからです。
シストの影に怯えながらのメンテナンスは神経をすり減らします。底砂のデトリタスをガンガンかき混ぜてホースで吸い込みたいのです。濾過槽の掃除も思いっきりやりたいのです。

ヒレに白点をつけて泳いでいるチョウを見ながら「昨日濾過槽をいじったから」、「でもたぶん大丈夫でしょう」という飼育は私の場合「疲れない飼育」とは言えません。

白点虫の潜んでいる水槽で、チョウチョウウオを白点虫に寄生させない方法を私は知りませんし、不可能だと思っています。ワクチン開発は別として…

新規導入の際は別水槽で何日か様子を見てから。
私はこれが苦手です。新入りの魚ほどすぐにメインタンクに導入したくなります。それはメインタンクより環境の良い水槽をもっていないからです。にわか仕立てのトリートメントタンクでうまく餌付けなどの導入作業を済ませる自信がないのです。

三代目チョウのシチセン君は、そのとき健康な状態(飼育9ヶ月経過)であったにもかかわらず、別水槽に移すために急きょ立ち上げた35センチ水槽の中で念のためのトリートメント中にウーディニウムらしき病気を発症して落ちました。なぜウーディニウムが発生したかはさておき、健康であった魚でさえ病気になってしまうような状況では、安心して新しい魚の餌付け作業はできません。
かといって、メインタンク並みの水質を維持したトリートメントタンクを随時空回しできるほどの余裕は、残念ながら持ち合わせていません。

ですから私の場合、魚を追加するときは「病気持ち込み覚悟」であると同時に「全滅覚悟」でもあります。
ただし、この考え方は独特のものだと思います。つづきは次のところで述べます。
[7240] RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編6) 投稿者情報fuk 2006-08-13 14:51
トンヌラ様
>「撲滅派」とは言うものの、「白点病と共存」を上手に行ってい
>る人を否定するわけではありません。それも一つの方法だと認め
>ます。
>しかし、私の場合共存は疲れます。なぜなら、透明なヒレに白い
>点を発見したり、魚が体を岩などに擦り付けるところを見たり、
>ドキドキしながら魚のヒレの白点を探すことを続けていると、徐
>々に疲労が蓄積されてくるからです。

判ります。逆に、トゲチョウの尾びれが綺麗に透き通っていると、何とも言えない満足感に浸れます。病気かも知れませんが。


>シストの影に怯えながらのメンテナンスは神経をすり減らします
>。底砂のデトリタスをガンガンかき混ぜてホースで吸い込みたい
>のです。濾過槽の掃除も思いっきりやりたいのです。

おそらく私の水槽から白点は撲滅できていないと思いますが、でも、底砂はかき混ぜますし、掃除もがんがんやります。最後に白点を見たのはいつだったかなあ?おそらく、2月くらいだったと思います。

何故こんな事が出来るかというと、LRや無脊椎を入れないで、銅イオンをすぐ使える環境だからです。
疲れないための提案に、すぐ薬が使える環境って言うのは大事なんじゃないでしょうか?
[7241] RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編6) 投稿者情報トンヌラ 2006-08-13 20:42
お付き合いくださっている皆様

さまざまなご意見、ありがとうございます。
最初の予定では、先週中に完結させるはずだったのですが、まだ半分くらいです。

でも明日から帰省で実家に帰ることになり、2日ほどお休みいたします。
そのあと再開いたしますので、よろしくお願いします。m(__)m
[7242] RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編5) 投稿者情報いんちょ 2006-08-14 10:53
トンヌラ様、放蕩息子様、皆さん
暑中お見舞い申し上げます。
北海道も連日30℃の夏日ですToT
皆様も体調お気をつけ下さいね。

トンヌラ様
いつも某所ではお世話になっております。
ついに始りましたね♪
毎日楽しみに拝見しております。
なんか非常に共感する内容で勉強になります。
自分には鬼門のチョウの餌付けもぜひお願い致しますね。
[7245] RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編5) 投稿者情報放蕩息子 2006-08-14 16:50
◇トンヌラ様

こうして色々な方がレスを付けて行かれるのを見ると、(そんなこと言わなくても当たり前でもあるんですが(^_^;;)改めて、「チョウって人気があるんだなあ…。」と思いますね(笑)。
これが「疲れないコウワンテグリ飼育」だったら、誰もレスをつけないはず(爆)。

>にわか仕立てのトリートメントタンクでうまく餌付けなどの導入作業を済ませる自信がない
うーん、私は「トリートメントタンク派」(と簡単に“派閥分け”してしまうと、また物議を醸す原因になるのですが、とりあえず(^_^;;)なんですが、仰ることは良く分かります。私もレッドスクーターとか、餌付きにくい魚の場合、そのまま本水槽に入れたこともありますしね。

ただまあ、この辺はトリートメントタンクの設置方法の問題もあるんでしょうね。もしかしたら「トリートメントタンクの設置ノウハウ」と言うのも、ものすごく大切なノウハウなのかもしれません。普通はメインタンクの写真を撮影して、あれこれと“マイ・タンク自慢”をするわけですが(笑)、ちょっと色々な方のトリートメントタンクの様子も見てみたくなりました。そのうち「トリートメントタンク自慢」の企画でも立てて、写真募集でもしてみましょうか(笑)。

>そのあと再開いたしますので、よろしくお願いします。m(__)m
はーい。焦らずお待ちしています。ゆっくりお休みくださいね。

◇fuk様

>トゲチョウの尾びれが綺麗に透き通っていると、何とも言えない満足感に浸れます。
少し違うかもしれませんが、何となく分かります。自宅で買っている魚の状態が良い時には、魚のヒレや肌の艶などを眺めて、それだけでも嬉しい気持ちになりますよね。ショップの水槽などの状態の悪い魚と比べて、しみじみと満足感を覚える瞬間です。

>疲れないための提案に、すぐ薬が使える環境って言うのは大事なんじゃないでしょうか?
もしかしたら後で出てくるのかもしれませんが、チョウやフグなどの飼育には、その点もやはり重要な要素ではないかと私も思います。私にしてみると上(↑)にも書いたトリートメントタンクの設計の際に考えることかな。私は「ライブロック使用派」なんですけど(と、また“派閥”を作ろうとする。笑)、チョウやフグを飼育することになったら、LRは使用しないと思います。

◇いんちょ様

>北海道も連日30℃の夏日ですToT
えっ、そうですか。関東は土曜日などは風が強くてちょっと涼しい感じでしたが。
(もっとも、今日はまた暑くて「真夏!」という感じですけどね。あ〜!海に行きたい。(^_^;;)

。チョウの餌付けもぜひお願い致しますね。
そうですよねぇ。私も気になります。
というか、「餌付け」だけじゃなくて、その後の餌も気になるなあ…。まあ、あまり焦らせては申し訳ないので、トンヌラさんのお帰りをのんびりとお待ちしましょう(笑)。
[7249] RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編5) 投稿者情報つっち 2006-08-14 20:39
放蕩息子様
>ちょっと色々な方のト
>リートメントタンクの様子も見てみたくなりました。そのうち「
>トリートメントタンク自慢」の企画でも立てて、写真募集でもし
>てみましょうか(笑)。
あ”、私も見てみたいです♪
やっぱ興味ありますね。

ちなみにうちの餌づけ水槽です(トリートメントタンクとはちょいと意味合いが異なりますが)
とにかく幅を狭めることを目的に設計しました。もちろんメンテ性の向上も忘れていません。
最下段は引き出し式で手前に40cmほど引き出せます。
[7252] RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編5) 投稿者情報いんちょ 2006-08-14 23:12
放蕩息子様

>まあ、あまり焦らせては申し訳ないので、トンヌラさんのお帰りをのんびりとお待ちしましょう(笑)。

あっ!そうですね。ちょっと先走りました(笑)
今後の更新を楽しみにお待ちしております。

自分も「トリートメントタンク自慢」ぜひみたいです。
よろしくお願いいたしまーす。<(__)>

そうそう、放蕩見聞録楽しみに拝見しておりますよ。
サンピアザ水族館、シャケのふるさと館と道民としては嬉しいっすね。
今度来道の際には登別マリンパーク・ニクスもぜひ。
道内としては本格的な水族館で楽しめます。

追記、サンピアザはリニューアル後も代わり映えはしませんね^^;
[7256] RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編5) 投稿者情報放蕩息子 2006-08-15 12:26
◇つっち様

すごい設備ですねぇ。水族館もびっくり(笑)。

でもトリートメントや餌付けって、こういう専用の水槽(と言うか、それ用の落ち着いた環境)で行うのが良いんでしょうね。つっちさんの餌付け水槽も、回りが囲まれている感じが生体に安心感を与えるんじゃないでしょうか。
(すると「トリートメント(&餌付け)タンク自慢」の場合には、タンクそのもののアップの写真だけでなく、その周囲の写真も見たくなるわけですね。部屋の片づけが大変そう…笑)

>あ”、私も見てみたいです♪
そうですね。面白そうですよね。なんか、それだけで一つのコンテンツになりそう(笑)。
どこかに別の画像掲示板でも借りて、やってみようかなあ…。

◇いんちょ様

>自分も「トリートメントタンク自慢」ぜひみたいです。
昨日書いたときには半分(それ以上?)“口からでまかせ”だったのですが(^_^;;、つっちさんの写真を見て、「こりゃホントに面白いかも。」と思いました(爆)。
“自慢したい人”(笑)が自分で写真と紹介文を書き込んで、見た人がそれにコメント出来るような仕組みになっていると面白いですよね。画像投稿掲示板とかブログとかの仕組みを使って出来ないかな。できるだけ管理人は楽なように(爆)。
ちょっと半分本気で考えてみます(でも半分。笑)

>放蕩見聞録楽しみに拝見しておりますよ。
ありがとうございますm(_*_)m。「サケのふるさと館」は、私的にはけっこうスマッシュヒットでしたよ(笑)。ホントはインディアン水車が回っているところも見たいですが、今の時期はやっぱり混んでいるんでしょうかねぇ…。

>今度来道の際には登別マリンパーク・ニクスもぜひ。
行きたいですねぇ。でも次に北海道に行くのはいつの事やら(笑)。何しろ南方志向の人間なので(^_^;;、中々着絵画ないかもしれないですねぇ…。行けば行ったで楽しいんですけどね(笑)。

>サンピアザはリニューアル後も代わり映えはしませんね^^;
あら?そうなんですか?まあ、建物自体の制約もあるとは思いますが。

でも正直、サンピアザはもう少し頑張って欲しかったですねー。立地条件は抜群なわけですから、コレクションプランニングを何か思い切って変えて、特徴を出して欲しいなあ。そうしたらもっと人気が出るんじゃないかと思うんですけど。(←と思うのは私だけで、普通の人は現状でも十分満足していたりするわけですが…(^_^;;)
[7265] RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編5) 投稿者情報トンヌラ 2006-08-16 23:44
放蕩息子様

ただいま、戻りました。

って、本当は昨日のうちに戻ってはいたのですが、昨日はそのままバタンキュー。で、今日は朝から子どもたちの自由研究の手伝い、午後は2つの水槽の水換えをして、やっと夜中のこの時間にPCの前に座ることができました。(汗汗)

相変わらず、話題がいろんな方向に脱線しまくっているようなので、ちょっとついていくのが難しそうですが(爆)がんばって復帰します。(台風来ないで!)

fuk様

>おそらく私の水槽から白点は撲滅できていないと思いますが、でも、底砂はかき混ぜますし、掃除もがんがんやります。最後に白点を見たのはいつだったかなあ?おそらく、2月くらいだったと思います。

その状態ならもう、白点は撲滅されていると思います。ただ、病気は白点だけではないので、あまり遠慮なく掃除をするのも自分で言っておいてヤバいかな(苦笑)

>何故こんな事が出来るかというと、LRや無脊椎を入れないで、銅イオンをすぐ使える環境だからです。
疲れないための提案に、すぐ薬が使える環境って言うのは大事なんじゃないでしょうか?

これは初級編では保留させてください。実は白点病以外の病気治療には全然自信ないし、薬の使用についても??です。(-_-;)

いんちょ様

コメントありがとうございます。
ご希望にそえるか分かりませんが、がんばります。明日から再開する予定です。
[7268] RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編5) 投稿者情報つっち 2006-08-17 00:15
放蕩息子様
>っちさんの餌付け水槽も、回りが囲まれている感じが生体に安心
>感を与えるんじゃないでしょうか。
あ”・・・それは考えてなかった^^;
寸法の節約とコストダウンでSPF材を使ったら、あんな形になりました。

>(すると「トリートメント(&餌付け)タンク自慢」の場合には
>、タンクそのもののアップの写真だけでなく、その周囲の写真も
>見たくなるわけですね。部屋の片づけが大変そう…笑)
あの写真は設置直後のものです・・・
今は・・・水槽のアップだけで我慢しときます(自爆)

>そうですね。面白そうですよね。なんか、それだけで一つのコン
>テンツになりそう(笑)。
>どこかに別の画像掲示板でも借りて、やってみようかなあ…。
ぜひぜひ!(笑)
[7274] RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編5) 投稿者情報放蕩息子 2006-08-17 21:02
つっち様

>今は・・・水槽のアップだけで我慢しときます(自爆)

ははははは。きっと、水槽の回りにも色々なものが置かれていた方が、魚も落ち着くんですよ(爆)。

>>どこかに別の画像掲示板でも借りて、やってみようかなあ…。
>ぜひぜひ!(笑)

出来るだけ私が楽を出来るような仕組みで何かないか(笑)、ちょっと考えてみたいです。こういうこと、つっちさんの方が詳しいでしょうから、何か良いアイデアがあったら教えて下さい。是非よろしくお願いしますm(_*_)m。

[7232] 遂に出撃! 投稿者情報カクレモン 2006-08-12 23:25
放蕩息子様、こんばんは。

今シーズン初、本日遂に出撃してまいりました。
途中雷雨に見舞われ、少々心配でしたが、いつもの場所へ到着するとその心配もなく、お天気には恵まれてはいませんでしたが、無事採集出来ました(o^∇^o)ノ
帰り際にはまた雷雨に見舞われましたけどねσ(^_^;)アセアセ...

で、予想通り?今年は来てますね(▼∀▼)ニヤリッ
並以外は見つけられませんでしたが、いるいるいる!(笑)
ただ、人ごみも激しく、落ち着いて採集とはいきませんでしたけどσ(^_^;)アセアセ...
それでも、何とか並チョウ2匹GETして参りました。
2年越しのトライです!サイズ的には、例年より小さい気がします。
出撃が遅れた分、もう少し大きくなってると思ったんですけどね。
とりあえず、今日採集した並チョウは、5円玉サイズと1円玉サイズです。都合上短時間しかいられませんでしたが、時間があれば後5、6匹はいけそうでした。
今年は、楽しみです(o^∇^o)ノ
[7236] RE:遂に出撃! 投稿者情報放蕩息子 2006-08-13 10:45
カクレモン様

>今シーズン初、本日遂に出撃してまいりました。
えっ、マジすか?
実はウチでも今日、三浦へ行こうかと考えていたのですが、このところの遊びすぎがたたったのか、子供が急に熱を出しまして、「今日は無理だね。」となったのでした。

しかし昨日の雷は怖かったですけどねぇ〜。今日も似たような天気だとすると、私は外出できないです。(←実は雷がすごく嫌い(^_^;;)

>で、予想通り?今年は来てますね(▼∀▼)ニヤリッ
えー、ホントですか。うわー、やっぱり行きたい!!でも熱を出した子供を放置しておくわけにも行かず…(´・ω・`)。うーん、口惜しいなあ…。

>今年は、楽しみです(o^∇^o)ノ
そうですねぇ〜。なんか、割にお天気に恵まれていないし、水温も低いと聞いていたので、「今年もどうかなあ…。」と思っていたのですが、急にテンションが上がってきました。行きたい〜!!!
[7253] RE:RE:遂に出撃! 投稿者情報カクレモン 2006-08-15 00:40
放蕩息子様、こんばんは。

え〜マジです。(笑)
家族総出で行って参りましたよ!
お子さんの方は大丈夫でしたか?子供は急に熱を出すので、予定が狂う事って良くありますよね。
まぁ、まだまだ夏は続きますし、楽しみは後日と言う事ですね。

天候や水温、聞いた時にはやっぱり心配でしたが、思っているほど影響がなかったのかも知れませんね。
新聞にも出ていましたが、結構上の方まで上がってきてるみたいです。わざわざいつもの場所へ行かずとももっと近場で採集出来るようですσ(^_^;)アセアセ...

で、並チョウのその後なんですが、シッタカと共に水合わせをしていた所、ちょっとしたハプニングで水合わせ道具ごと濾過タンク内へ…トリートメント餌付けする間もなく濾過タンク内へ放流と相成りました。(爆)
捕獲不能…ヤバイなぁと思っているんですが、濾過タンク内でスクスクと育っているブラックオセラリス(2cm程)と共に混泳…そして、その子達を見てか、なんといきなり人工餌に餌付いたようです。一緒になって食ってます。(爆)ちなみに、濾過タンクはチビクマ達の成育の場です。(笑)
[7257] RE:RE:遂に出撃! 投稿者情報放蕩息子 2006-08-15 12:27
カクレモン様

>家族総出で行って参りましたよ!
いいなあ〜(笑)

>お子さんの方は大丈夫でしたか?
ありがとうございます。ウチの子供の発熱は、風邪などではなくて、多分「過労」です(苦笑)。

とにかくこの夏休み、ウチの子供、遊びまくっているんですよ。沖縄から帰った後、すぐに小田原のお友達の家に泊まりに行き、そこから直接、私の実家に移動し、自宅に帰って来たと思ったら山梨に日帰りのバス・ツアー。そこから戻ってまた妻の実家(所沢)という具合で、ろくに自宅にいません(^_^;;。
この前の週末は久しぶりに私と遊んでくれる予定(笑)だったのですが、流石に疲れが出たのでしょうね。「えー、熱がでちゃったの?じゃあ海に行けないとじゃん!」と私が文句を言っていたら、「ごめんね。また今度遊ぼうね。」ですと(^_^;;。(←どっちが親でどっちが子供なんだか…爆)

>わざわざいつもの場所へ行かずとももっと近場で採集出来るようですσ(^_^;)アセアセ...
ほっほー。良いですねぇ。潮回りが良くないですけど、今度の週末にでもまた、行ってみようかなあ…。

>トリートメント餌付けする間もなく濾過タンク内へ放流と相成りました。(爆)
あー、同じような失敗をしたことがあります。でも結果的に餌付いて良かったじゃないですか(笑)。私は海水魚飼育を始めて間もなく、ショップで買って来たキャメルシュリンプの水合わせをしようとして、誤って飼育水槽内にいきなりドボンッ!買ってきたばかりのキャメルシュリンプがビクビクっと動いたかと思うとそのまま水底に横たわり…(泣)。
それいらい、温度合わせ&水合わせは慎重に行うようになりました(爆)。
[7259] RE:RE:RE:遂に出撃! 投稿者情報カクレモン 2006-08-16 00:40
放蕩息子様、こんばんは。

過労ですか?!若いうち?から良い経験じゃないですか!(笑)
それにしても、今の子達には見られないようなパワフルさですね。
さすがは二代目お師匠様!!!(笑)
うちの娘も見習ってもらいたい物ですよ…
暇さえあれば漫画かゲームですからねσ(^_^;)アセアセ...
まぁ、学童へ通えば外でも遊んではいるようですが…家にいる時は(ノ_-;)ハア…ってな感じです。(苦笑)

今年はどうも私の休日の潮回りが良くないんですよね。
先日の伊豆旅行の日が一番良かったんですが…
土日休日の方の潮回りまでは把握していないので分かりませんけどσ(^_^;)アセアセ...
姿を拝むだけでも良いのでは?と思いつつ、姿を見ると追いかけたくなりますよね。(笑)

で、先日のチョウですが、大きい方はすっかり餌付いた模様です。
人前でもあまり動じず、パクパク食ってますが、小さい方は…餌付いていない感じがします…少しは食べているのかな?σ(^_^;)アセアセ...片方餌付いて片方は餌付けからとなると、ん〜なんだか難しい気がσ(^_^;)アセアセ...
結果的にはオーライですけどね。(笑)
[7260] RE:RE:RE:遂に出撃! 投稿者情報放蕩息子 2006-08-16 13:08
カクレモン様

>若いうち?から良い経験じゃないですか!(笑)
ち〜っとも良くないッスよ(苦笑)。
実は子供の周囲の友達を見ていると、流石に今時の小学生で、夏休み中も色々と、塾の夏期講習だのなんとかのレッスンだの、予定があるらしいんですね。ところがウチの子供の予定はほとんど真っ白なものだから、逆に色々な友達から声を掛けられてしまうのです。で、結果としてウチの子供だけが色々な友達と日替わりで遊び続ける状態に…(^_^;;。

>さすがは二代目お師匠様!!!(笑)
ははははは(^_^;;。遊びに夢中になるとコントロールが効かなくて、体力の限界まで行って力尽きる。という点では、確かに私の血を受け継いでいるのかもしれませぬ(爆死)。

>暇さえあれば漫画かゲームですからねσ(^_^;)アセアセ...
ウチのも漫画とゲームは大好きですけどね。ただ最近は本当に外遊びが多くなりました。(かと言って、別に漫画やゲームの時間が減ったのかと言うと、単にプラスオンされただけと言う説もありますが(^_^;;)

外遊びについては、もしかしたら子供に体力がついて来たことで、知要時間の外遊びに耐えられるようになって来たのかもしれませんね。下手すると本当に一日中、家に帰って来ないです。(昼飯も食べずに遊んでいたりする。爆)

>今年はどうも私の休日の潮回りが良くないんですよね。
あー、カクレモンさんは週末休みではないんですか。
でも今年は週末と大潮が合っていないんですよ。だいたい火曜日とか水曜日とか、その辺に大潮が来る。タイミングが難しいですね。
またお天気とのマッチングもありますからねぇ…。諸条件が上手いこと合ってくれないと。

>小さい方は…餌付いていない感じがします…
ありゃ、そうですか。それはちょっと心配。
でも近くに餌付いている魚がいれば、それに釣られて…。というのが期待できるでしょう。
早く餌付くと良いですね。

[7243] ペンギン博士も暑気あたり・・・ 投稿者情報Coco 2006-08-14 15:07
 昨日、八景島シーパラダイスに行ってきました。ペンギンの種類も多くペンギンの自主制作映像も公開されているので(今から思うと期待しすぎて)早起きして行ってきました。

 せっかく行くのだからと思い、1DAYパスという遊園地の乗り物乗り放題のチケットを家族分買い、(主人、私、3男)水族館くらいまでは張り切っていたのですが、天気予報とは裏腹に快晴!『暑い!』『喉渇いた〜』そのうちには『帰りたい・・・』

 心中、大出費を後悔している私は、少しでも元を取ろうと普段は乗らないような乗り物に乗った結果『何だか気持ち悪い・・・(@_@)』たいていのことは『アイス』で釣れる3男も、何を聞いても『帰りたい・・・』2時には引き上げて来ました。

 内容は、魚や動物の種類は沢山居て、水槽の中をエスカレーターで上がって行ったり、イルカの水槽にトンネル状の通路があったり、コンパニオンのお姉さんがかわいかったり(主人は癒されたかも・・・)でも、遊園地の色あいが濃いかな?

 私は少なくてもその前に行ったシーワールドの方が楽しめたかも?お天気の影響も大きく、勝手に期待し過ぎてたというのもあったので、一言で言ってしまったら気の毒ですよね(~_~;)まあ、いい経験でした。

 今朝の停電騒ぎ、ゾッとしました。皆さま大丈夫でしたか?家は大丈夫だったのですが、シュミレーションしちゃいました。結果、大したことは頭だけでもできなかったのですが・・・冬場は特に心配ですよね。

 
[7246] RE:ペンギン博士も暑気あたり・・・ 投稿者情報放蕩息子 2006-08-14 16:50
Coco様

>昨日、八景島シーパラダイスに行ってきました。
おー、そうですか。良いなあ。
実は私、毎年張るには必ず、シーパラダイスの向かいの「海の公園」に潮干狩りをしに行っているのですが、シーパラダイスにはもう6〜7年前に行ったきり(^_^;;。「放蕩見聞録」で遠くの水族館を見て回るんなら、とっとと地元の水族館に行け!って話なんですが…(苦笑)。

>天気予報とは裏腹に快晴!『暑い!』『喉渇いた〜』そのうちには『帰りたい・・・』
昨日はお天気良かったですからねぇ…。我が家は熱を出した子供に付き合って、ずっと家の中で大工仕事などしながら過ごしていたのですが(あ〜、もったいない。苦笑)

>2時には引き上げて来ました。
そうでしたか(^_^;;。しかしまあ、夕方になると帰り道も混みますからね。渋滞回避したと考えておきましょう(笑)。

>でも、遊園地の色あいが濃いかな?
まあ、敷地的にも遊園地の中にあるようなものですから…。
ただどうだったかな。屋上のあたりに大きなテラリウムみたいなものがあったような記憶がありますが、どうでしたっけ?(^_^;;。(←こりゃ近々、また行かないと行けないかなあ。苦笑)

でも八景島みたいに流行っている所に行く時には、結構事前の計画を綿密に立てていかないと、あちこち振り回されて疲れが倍増。みたいなことがありますよね。人が多いとまた疲れるんだよなあ…(←と、まあ、元々が田舎者なので…(^_^;;)

>私は…その前に行ったシーワールドの方が楽しめたかも?
ははははは(笑)。少なくとも鴨川の方が空いていたでしょ(笑)。

しかし、水族館はですねぇ、空いてる時に行くのが良いんですよ。ですから基本的には冬場。建物の中は暖かいし(爆)。
逆に特に今の時期は混んでいて、しかもコンクリートの照り返しで暑いですからね。体力勝負になっちゃうかもしれないですね。お疲れ様でしたm(_*_)m。

>今朝の停電騒ぎ、ゾッとしました。皆さま大丈夫でしたか?
私の会社は朝が9時半からですので、出勤の支度中に停電のニュースを知りました。で、「あっ、こらあかん。今行ってもムダに疲れるだけや。」と(^_^;;。
ちょうど今日の午前中は何も予定が入っていませんでしたので(お得意様がお盆休みで今の時期は会社にいてもヒマ。笑)、「午前中、休みます。」と電話連絡を入れて、のんびりしてました(^_^;;。
でも電車に閉じ込められた方などは大変だったでしょうねぇ…。

>シュミレーションしちゃいました。
おー、えらいですねぇ(^_^;;。私なんか却って、「あー、なんかこれで堂々と午前中休める。」と思って羽を広げちゃいましたから(爆)
でも仰る通りですね。もし自分が電車に閉じ込められたら…。エレベータに閉じ込められたら…。と思うとぞっとします。もう少し真剣に考えるべきだったかな。反省、反省(^_^ヾ。
[7251] RE:RE:ペンギン博士も暑気あたり・・・ 投稿者情報Coco 2006-08-14 22:05
放蕩息子様
 息子君、早くよくなられるといいですね。女の子に比べて男の子は弱いですよね。特に予定を立てるとその日を狙ったように熱を出したり・・・前にお話したと思いますが、家の次男も小学校いっぱい弱くて、持病の喘息以外でも食も細く無理が利かない感じでした。でも、去年は学校から皆勤賞を貰ってきましたよ!実は密かに私の宝物なんですけど(^^ゞ食事も外食の時は『おにぎり1個食べてからにして!』というくらい・・・って凄いですね、我が家。

 シーパラダイスのテラリウム・・・もしかして映像を見せてくれる建物のフロアーからエスカレーターで降りた所ですか?細長い水槽が通路沿いにあって・・・ショツプの美しいテラリウム水槽を見慣れている私は、最初に見た時は苔だらけで水草も全体的に茶色・・・淡水魚だけに地味〜な印象でした。でもよく見ると、古代魚みたいなのや、スッポンモドキ、やたら口の長いのetc
大分楽しんできました。日が当たってましたので家族には不評でしたが(~_~;)もう少し涼しくなってから行かれる事をおすすめします。な〜んて、おわかりですよね。

 オートフィーダーについて伺います。変な事を思いついてしまったのです。沢山出すぎてしまう様ですが、餌と綺麗に洗って乾燥させたサンゴ砂を混ぜてセットしたらダメでしょうか?重さが違うから日によって偏りができてしまいますか?3月に旅行に行くために、航空券やコンドミニアムの手配をし始めたので留守中の水槽が気になってきました。誰も居なくなるのは5日なんですけどね。留守にする時の良いアイディアがありましたら教えて下さい。
[7255] RE:RE:ペンギン博士も暑気あたり・・・ 投稿者情報放蕩息子 2006-08-15 12:25
Coco様

>息子君、早くよくなられるといいですね。
ありがとうございますm(_*_)m。お陰さまで昨日の夜には元気になっていました。別スレにも書きましたが、多分、「遊びすぎによる過労」と考えております(爆)。

しかしこの夏、急に親から離れて活動するようになり、びっくりすると同時に少し寂しい気持ちもしています(特にウチの奥さんは寂しいみたい(^_^;;)。一人っ子の甘えん坊なので、いつまでも親離れ出来ないのではないかと心配していたら、何のことはない。子供は勝手に親離れして、残されたこちらが子離れ出来ないでいた訳でした(苦笑)。

>シーパラダイスのテラリウム・・・
うーん、何しろもう7〜8年くらい前の記憶なので定かでないですが、確か外の日光がそのまま、ガラス越しに差し込むような場所があったような…。うーむ、やっぱり良く分かりません(^_^;;。
今度行ったら確認してきますね(苦笑)。

>オートフィーダー…沢山出すぎてしまう
あー、このご苦労は分かります。特にSサイズの粒餌なんか使っていると、餌の量を「最少」にしても、一度にドーッと出てしまいますからね(苦笑)。

そういう時には私は、ボール紙や薄いプラスチックの板を切って餌の出口に貼り付け、餌の出口を小さくして使用しています。砂粒を混ぜるとどうかな?上手に出てくるのかどうかと、あと、水槽の底に小さな砂山が出来ちゃいそうですね(^_^;;。

ウチで今使っているのはニッソーの旧タイプのオートフィーダーなのですが、餌の出口の90%くらいはボール紙で塞いでしまっています。作り方は簡単で、餌の量を調節するプラスチックの板に合わせてボール紙を切って、セロテープで貼り付けただけ。耐久性はないですが、どうせ1年に1度か2度しか使わないですから、使うたびに作り直せば良いと思って、結構いい加減に作っています(笑)。

オートフィーダーもメーカーによって構造が違いますので、それぞれに少し工夫は必要かと思いますが、さんなに難しい工作は必要としないと思います。工夫してみてください。
[7258] RE:RE:RE:ペンギン博士も暑気あたり・・・ 投稿者情報Coco 2006-08-15 15:32
放蕩息子様
 オートフィーダーの出口の工夫、3月までまだ日がありますので工夫してみます。何せ、1匹しか居ないので・・・

 あと、お陰様でNO3殆ど下がりました。ありがとうございました。
[7261] RE:RE:RE:ペンギン博士も暑気あたり・・・ 投稿者情報放蕩息子 2006-08-16 13:09
Coco様

>オートフィーダーの出口…、工夫してみます。
はい。魚を飼っていると、出来合いの器具そのものではどうしても具合が良くない場合があるので、自然に工作が上手になりますよね。色々自作するのも楽しみの一つだったりします(笑)。

>NO3殆ど下がりました。
そうですか。それは良かったです。

一度NO3が下がったら、そのタイミングで今度は還元濾過(脱窒)とか、NO3を上げない工夫も検討すると良いかもしれませんね。ウチのサイトでも「偽デニ弁当」を取り上げていますが、他にも色々な方法が開発されてきています。ちょっと研究されてみると良いと思いますよ。
[7262] RE:RE:RE:RE:ペンギン博士も暑気あたり・・・ 投稿者情報Coco 2006-08-16 15:41
放蕩息子様
 またまた、色々教えて頂いてありがとうございました。「偽デニ弁当」実はトリートメント水槽立上げの時に作ってみました・・・が、ゆで卵の臭いになってしまい、穴を多めに開けてみたり、水流が当たる所に動かしてみたりもしましたがどうにもゆで卵で・・・加減とか頃合とかがわからない素人の私にはちょっと高度だった様です。

 今の60cm水槽は外部フィルターなのでチョッと割高ですが薄い底砂でも埋められる和紙入りの「餌」を使ってみようかと思います。

 NO3が落ち着くと現金なもので『クマちゃん一人で寂しそう・・・』と思ったりしてますが、トリートメント水槽にはクーラーがないので29℃にもなってしまっています。ほぼ一日エアコンの入っている部屋にあるのですが・・・なかなかうまくいきませんね(~_~;)もう少し水温が下がるまで待つ事にします。
[7263] RE:RE:RE:RE:RE:ペンギン博士も暑気あたり・・・ 投稿者情報つっち 2006-08-16 15:57
Coco様
> またまた、色々教えて頂いてありがとうございました。「偽デ
>ニ弁当」実はトリートメント水槽立上げの時に作ってみました・
>・・が、ゆで卵の臭いになってしまい、穴を多めに開けてみたり
>、水流が当たる所に動かしてみたりもしましたがどうにもゆで卵
>で・・・加減とか頃合とかがわからない素人の私にはちょっと高
>度だった様です。
うちでは弁当タイプではなく密閉式外部フィルター形状で脱窒をしています。
硫黄の臭いがするとのことですが・・・水槽に設置した状態で臭いがします?
それとも開封した時にだけ臭いがするのですか?

フィルターとしての機能を考えると多少は硫黄臭がするのは仕方のないことだと思うんですけどね。
うちの脱窒フィルターも開封すると・・・ぷ〜んっとp^^;
[7270] RE:RE:RE:RE:RE:RE:ペンギン博士も暑気あたり・・・ 投稿者情報Coco 2006-08-17 09:48
つっち様
 レスを付けていただいてありがとうございます。硫黄臭さは設置している時はさほど感じないのですが、水から引き上げた時、蓋を開けなくてもかなり臭いました。つっち様の水槽も密閉式外部フィルターとの事でしたが、ろ材の中にタッパーを入れるのでしょうか?

 凄〜い、素人なので(そして、学生時代から文系)初心者対応で教えていただくと助かります。m(__)m
[7272] RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:ペンギン博士も暑気あたり・・・ 投稿者情報つっち 2006-08-17 16:34
Coco様
>つっち様の水槽も密閉式外
>部フィルターとの事でしたが、ろ材の中にタッパーを入れるので
>しょうか?
ちょいと説明不足でしたねm(__)m
嫌気フィルターはそれだけで単体です。水槽内には設置していません。(水槽のろ過形式はオーバーフローです)
塩ビ管を加工して自作しました。構造はほぼ外部フィルターと同じですね。
ただし、駆動ポンプはサンプへの投げ込み式です。
流量はグッと減らして海水を通水します。

ろ材はドライボールとウールを入れて間にテトラナイトレイトマイナスを充填しています。ナイトレイトマイナスは補充する必要があるのでしょうが、今は液体タイプ(小さな粒になってます)があるので、シリンジを使いたまに注入しています。

それと、フィルター本体へは貧酸素の海水を導入する必要があります。そこでポリビンを加工したものをプレフィルターとして、メインフィルターへ入る前の海水を循環させています。
ちなみにそのプレフィルター内もかなり嫌気雰囲気下になって開封すると臭いですp^^;
[7276] RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:ペンギン博士も暑気あたり・・・ 投稿者情報放蕩息子 2006-08-17 21:03
Coco様

>もう少し水温が下がるまで待つ事にします。
クマノミの飼育自体は29℃でも可能だと思いますが、今の時期は輸送中に高温に晒されてしまうので、状態の良い生体が入手困難なんですよね。ですからやはり新しい生体の購入は、秋まで待つのが正解だとは思います。

>水から引き上げた時、蓋を開けなくてもかなり臭いました。
どの程度のニオイなのか、中々分かりにくいのですが(笑)、つっちさんも書かれているように、やはり「ニセ弁」を取り上げた時には、ある程度のニオイがするのは避けられないのでは?と思いますよ。要はそれが水槽の飼育水の中に溶け出て行かないようになっていれば良いのですから、「ニセ弁」が砂に埋め込まれた状態でニオイがしないのなら、まあ大丈夫じゃないかと思いますけどね。

ただまあ、別に「偽デニ弁」に拘る必要は全くないわけですから、
>薄い底砂でも埋められる和紙入りの「餌」
を使うのでも、つっちさんから教わって外部式の還元フィルターを設置するのでも、あるいはまた別の「Coco式」の開発に挑戦しても(笑)、どれでも良いと思います。色々研究してみて下さい。
[7279] RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:ペンギン博士も暑気あたり・・・ 投稿者情報つっち 2006-08-17 22:06
一番手っ取り早いのが底砂を厚く引くことですね。
ほぼ確実に脱窒が可能です。
ただし、リスクも伴いますし、コントロールも不可能です。

ご自分に一番適した方法を選択するのがよろしいですね。
[7281] RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:ペンギン博士も暑気あたり・・・ 投稿者情報Coco 2006-08-17 22:31
つっち様 放蕩息子様
 文系で理系の理解力ゼロかと思いきや、読解力までこうも衰えていようとは・・・(-_-;)

 硫黄臭かったのは、ある程度は当たり前のことなんですね(~_~;)知識も経験も少ないので、ちょっと変わった事があると慌ててしまう・・・次に水槽の大掃除をするまでに(1年近く先になりますが)勉強し、又皆様にも教えて頂いて自分にどんな方法が取れるのか考えてみたいと思います。

 こんなわからんちんに何度もご親切に教えてくださっているつっち様、放蕩息子様ありがとうございました。

 夏に魚を買うと言う事は、そういうリスクがあるんですね。秋まで待ちたいと思いますが、どうぞ何にもおきませんように・・・私が新しい魚やイソギンを買おうとすると、何かおきるんですよ(ー_ー)!!
[7287] RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:ペンギン博士も暑気あたり・・・ 投稿者情報放蕩息子 2006-08-19 12:27
Coco様

>読解力までこうも衰えていようとは・・・(-_-;)
いやいや、ウチのサイトの「偽デニ弁当」の説明では、そんなに詳しく書いてないですから(^_^;;。

本当は還元濾過についても、きっちり仕組みを説明するページを作らなければいけないと思いつつ、「でもその前に硝化濾過の説明が必要だろう。」「しかしするとそもそも、濾過とはなんぞや?という話から入らねば…。」などと考えてしまい、ちっともまとまらないのです(苦笑)。
結構面倒臭いものですよね(^_^;;。

>夏に魚を買うと言う事は、そういうリスクがあるんですね。
そうそう。開店前のお店などに行くと(特に安売り店などでは)、炎天下に魚の入った段ボールが山積みになっているのを目撃したりすることがあります。逆に真冬も同じですけど。
もちろん、きちんとした、信頼のおけるお店であれば、そんなことはしないのかもしれませんが、やはり輸送中の温度変化は、春・秋に比べれば大きくなりがちです。気をつけておいた方が良いとは思いますね。

[7264] 教えてください 投稿者情報小心臓 2006-08-16 19:37
以前”外傷性ビブリオ”にてお世話になりました。残念ながらその魚を救うことはできず。落ち込んでおりましたが、また再開しています。
実は先週採集してきた豆ナミが泳ぎ方が変なんです。平衡感覚が狂っているようにくるくる回ったり。もちろん体表の変化は見えません。またその症状で5日ほど生きています。
検索かけたのですがぴったりの症状がわからず、調べもしないうちの質問ですが、他の豆に悪影響か心配です。よろしくお願いします。
[7266] RE:教えてください 投稿者情報トンヌラ 2006-08-16 23:54
小心臓様

こんばんは。マメチョウの採集と飼育は十数匹を経験しましたが、ご相談の症状に該当する経験はありません。
たぶんその状態だと、餌も食べられないですよね。マメチョウの餌切れは経験的に1週間が限度だと思うので、かなり厳しい感じです。
私だったら隔離すると思います。
[7267] RE:教えてください 投稿者情報つっち 2006-08-17 00:00
小心臓様
>実は先週採集してきた豆ナミが泳ぎ方が変なんです。平衡感覚が
>狂っているようにくるくる回ったり。もちろん体表の変化は見え
>ません。またその症状で5日ほど生きています。
自家採取であれば薬剤採取はありえませんね。
また、減圧症はどうでしょうか?ですが・・・ナミチョウをわざわざ深い海域から引きずり出すのは考えにくいですし、ナミが減圧症になるなんて聞いた事ないです。

幼魚でありますから、考えにくいことなんですが・・・
最終宿主が鳥類である寄生虫の一種があるそうです。
その寄生虫がサカナの脳幹に侵入して異様な泳ぎ方をするそうです。
その際にはサカナが水面まで上がってきて妙な泳ぎ方をするんですが・・・その意味合いは鳥類に捕食されやすいためだそうです。
以前、シマウミスズメが妙な泳ぎ方をしていて、調べた時にそのような記述がありました。

とにかく何事もなければいいですね。
ナミチョウは非常に餌付きにくい印象なんですけど、ちゃんとエサ食べてます?(ですので、私は敬遠してます)
[7269] RE:RE:教えてください 投稿者情報小心臓 2006-08-17 06:43
トンヌラ 様、つっち様
早速ありがとうございます。やはり珍しい症状でしょうか。
昨年からの採集で経験少ないのですが、今年はブラインをあげています。
網で仕切った水槽でブラインが濃い場所で飼育中ですが、十分食べているとはいえないです。同時期のナミ、フウライは人工餌までいきましたが。
寄生虫だといけないので、やはり単独隔離にて飼育してみます。
ありがとうございました。
疲れないチョウチョウウオ飼育楽しみにしています。
[7275] RE:RE:教えてください 投稿者情報放蕩息子 2006-08-17 21:03
小心臓様

最初、
>平衡感覚が狂っているようにくるくる回ったり。
というのを読んだ時には「アンモニアやNO2の(急性)中毒では?」とも思いましたが、
>その症状で5日ほど生きています。
ということになると、急性の中毒と言うことはないですよね。

そうなると、私も可能性としては、つっちさんが書かれているように、寄生虫による症状を疑います。
ただこれ、病魚(?)が生きている段階では、中々断定は出来ないですよねぇ…(^_^;;。

というわけで、私も念のために隔離して経過を見る。に一票です。

[7271] イソギンの岩 投稿者情報DOUBLEO 2006-08-17 16:03
皆様大変ご無沙汰しております。
海水魚を始めて、初めての夏
不安はありましたが何とか乗り切ってくれそうです。
(多分今からいきなり状況が変わることはないと思いますので)

また変な質問なんですが。
イソギンチャクについてなんですが。
今水槽にはサンゴイソギン×1とタマイタダキイソギン×2
ハタゴ小×1がいます。
その中でハタゴ以外の定着場所なんですが、
LRにはまったく定着してくれません。
たまたま以前LRを購入した際に一緒についていたただの岩みたいなものにしかついてくれません。
その石はサイズが小さくもう、ぎゅうぎゅうって感じなんですよ。
なのでそういった石を購入したいのですがどこに売っているのかさっぱりなんです。
皆様はどうしていますか?
教えてください。
よろしく御願いいたします。
[7277] RE:イソギンの岩 投稿者情報放蕩息子 2006-08-17 21:04
DOUBLEO様

どうもお久しぶりですね。

>そういった石を購入したいのですがどこに売っているのかさっぱりなんです。
うーん、その「石」って、どのようなものでしょう?土台用のサンゴ岩(ただし“ライブ”ではなく、本当に只の岩(^_^;;)なら、海水魚ショップ、観賞魚ショップなどにも売っていると思いますが…。

ただ、イソギンがどんな岩を好むかと言うのは、中々難しいんですよね。正直、良く分からない(^_^;;。何しろ岩の形状だけではなく、表面の凸凹の感じとか、あるいは底砂との距離、隙間、水流の当たり具合、光線のあたり具合など、色々な要素が絡んで来ますからね。
一般には、少し窪みがあって、触手を縮めたときに隠れることが出来るような場所の方が定着しやすいと言われることが多いですが、これも絶対ではないですし…。

実は個人的には、海水魚ショップで売られている石・岩だけではなくて、園芸店とかで特に庭造りの材料とし売られているものの中にも良いものがあるのでは?と考えていますが、これも素材によってはコケの大発生を招いたりする可能性があると思うので、一概に言えません。
DOUBLEOさんも一度そうしたところまで範囲を広げてみて、探してみて下さい。で、是非良いものがあったらこちらにもご紹介を(笑)。
[7286] RE:RE:イソギンの岩 投稿者情報DOUBLEO 2006-08-18 14:13
放蕩息子様
やっぱりそうですよね。
ありがとうございます。
水槽の環境作りについてはネットでたくさん参考にさせていただき比較的情報も多いので簡単?だったのですが・・。
私はなんかずれていますよね^^;なんか皆さんと違うところで問題を抱えてしまってます。
ちなみに今は先日迎えたハタゴを砂の上において周りを岩で固めたにもかかわらず、その3個ものイソギンチャクでぎゅうぎゅうの岩の隙間を縫って同じ岩に移動してしまいました。
今じゃ10cm四方位の岩に四方八方くっついています。
毒によるダメージみたいなのは見られないのでとりあえずそっとしときます。
ちなみに使えそうな岩を見つけました。
かなり高いのですが【天然火山石(溶岩石)】という代物です。
無数の気泡による天然多孔質素材により、バクテリアなどの微生物が定着しやすくなっているそうです。
使ってみようかな・・。

でわまたよらせていただきます。
ありがとうございました。
[7289] RE:RE:イソギンの岩 投稿者情報放蕩息子 2006-08-19 12:28
DOUBLEO様

>私はなんかずれていますよね^^;
>なんか皆さんと違うところで問題を抱えてしまってます。
そんなことはないですよ。イソギンの固定については、誰も悩むことだと思いますしね。

>今じゃ10cm四方位の岩に四方八方くっついています。
そりゃすごいですね(^_^;;。それがその岩の特徴のためなのだとしたら、却ってその岩のどんな特徴がイソギンを引き寄せるのか、私は知りたいです。そう思う人はきっと多いと思いますよ。その岩を売り出したら売れるかも(笑)。

>かなり高いのですが【天然火山石(溶岩石)】という代物です。
なるほど。
>無数の気泡による天然多孔質素材
というのは分かりますが、DOUBLEOさんにとっての問題は、それをイソギンが好むのかどうかですね(^_^;;。

あと一つ気をつけていただきたいのですが、火山岩の中には鉄分を多く含むものがあります。で、その鉄分が多いと、シアノバクテリアが発生しやすくなるという説があるんですよね(^_^;;。
まあ、その火山岩が鉄分を含むのかどうか分かりにくいと思いますし、そもそも本当にそれでシアノバクテリアが発生しやすいのかどうかもはっきりしないので、まずは使ってみてからということになると思いますが、そういう可能性もあると思いますので、良く注意して置いて下さい。

続報をお待ちしています。

[7273] 疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編7) 投稿者情報トンヌラ 2006-08-17 17:43
6.白い袋々

海水魚飼育者がかかる「白袋病」は、私の飼育法ではチョウチョウウオの白点病より厄介な病気かもしれません。理由はこれまで述べてきたとおりです。
それで、私はもう1年以上魚を購入していません。

代わりに自家採集魚は数匹導入しています。
私の場合、たいへんチョウチョウウオを採集しやすい環境に住んでいますので、これが可能です。そしてこれまで10匹以上のチョウを採集し、飼育した結果、それらの自家採集魚が白点虫のキャリアだった可能性はとても低いと感じています。
でも、「採集魚なら安全か?」と言われると、それは断言できません。例えば養殖場の近くなど、病気の元が多い可能性のある環境の魚は採集魚でも危険性が高いでしょう。

しかし反対に、病魚は売らないきわめて信頼性の高いショップの魚であれば、購入魚であっても安全性は高いといえます。魚を購入する場合は、ショップの選択を誤らないことが大切です。

いずれにせよ、100パーセント安全な魚なんて存在しません。
白点虫撲滅派の最大の弱点は「魚を追加するとき疲れる」ことかもしれません。

疲れないための要点3.追加は覚悟しておこなうこと。

そうは言っても、私自身が「もし、今からショップでチョウチョウウオを買うとしたら?」
…全滅覚悟でメインタンクに購入魚を即導入…は、できないでしょう。危険性が高そうなら(まず買いませんが)、やっぱりトリートメントタンクを用意します。
大丈夫そうであれば…現在維持する2本の水槽をうまく利用することを考えます。その方法については混泳のところで述べます。

私の場合、現段階では上に述べたような魚の追加方法になってしまいましたが、これはきわめて特殊な例だと思います。それに白点病以外の病気に関しては全くの経験不足で、治療法や薬についての知識もほとんどありません。この先どんな病気に見舞われるかも予測不可能です。
ですから、この「初級編」では白点病以外の病気治療と薬剤の使用・トリートメントタンク設置については「中級編以降まで保留」ということにいたします。

希望的な予想を言えば、上手に薬を使えて別水槽でトリートメントすることができるようになれば、追加のリスクも軽くなって、ますます「疲れにくく」なれるはずです。
[7278] RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編7) 投稿者情報放蕩息子 2006-08-17 21:04
トンヌラ様

>「白袋病」は、…チョウチョウウオの白点病より厄介な病気かもしれません。
同じ病気でお悩みの方はさぞ多いことでしょう。「白袋病」はお財布の健康状態によって一時的に症状が治まることが知られていますが、月末やボーナス時期など、財政が健全化すると共に再発しやすいところが悩ましいところですな(笑)。

>自家採集魚が白点虫のキャリアだった可能性はとても低いと感じています。
自然界の魚の中にも白点病の魚はいると聞いてはいますが、それにしても狭い水槽に過密に飼育され、しかもどんどん魚が入れ替わるショップや問屋さんの水槽で過ごしてきた魚に比べれば、白点虫の寄生率(と言うのかしら?)は、相対的にずっと低いのでしょうね。(さもなきゃチョウチョウウオなんか絶滅しちゃうかもしれませんし(^_^;;)

自家採集魚だからと言ってノーリスクではないことはトンヌラさんも仰る通りですが、一般的にはショップの魚を買うよりも病気のリスクは低い(低い場合が多い?(^_^;;)と、私も考えます。

>現在維持する2本の水槽をうまく利用することを考えます。
>その方法については混泳のところで述べます。
この辺、ちょっと楽しみです。続きをお待ちします。
[7280] RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編7) 投稿者情報つっち 2006-08-17 22:09
放蕩息子様
>トンヌラ様
>>「白袋病」は、…チョウチョウウオの白点病より厄介な病気かもしれません。
・・・耳が痛いですp^^;
先日も、知らぬ間にニシキヤッコの入ったビニール袋を手に持っておりました(自爆)

シーズン中は買わないと決めてたのに・・・
[7282] RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編7) 投稿者情報トンヌラ 2006-08-18 08:37
放蕩息子様

おはようございます。今朝は台風の後片付けで珍しく早起きしました。こちらは未明に中心が通過したわりに、被害は重くなかった印象です。久しぶりに台風の目に入りました。(苦笑)

と言いつつ、今日は午後から家族で一泊小旅行に行ってきます。

>>現在維持する2本の水槽をうまく利用することを考えます。
>この辺、ちょっと楽しみです。続きをお待ちします。

お師匠様にとっては、きっと当たり前の内容ですよ。がっかりかな。
まあ、本当は3本以上ならもっと応用が利くのでしょうが(苦笑)

つっち様

>先日も、知らぬ間にニシキヤッコの入ったビニール袋を手に持っておりました

つっちさんの場合チョウだけでなく、シマヤッコ・ニシキヤッコと、ヤッコ方面もお忙しそうですね。
あ、そういえば、ヨウジウオやウミシダなんかも・・・

はっきり言って、つっちさんの辞書には「疲れる」という文字が存在しませんね。(爆)
[7285] RE:RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編7) 投稿者情報つっち 2006-08-18 13:04
トンヌラ様
>あ、そういえば、ヨウジウオやウミシダなんかも・・・
ヨウジウオはウチウラに食われました・・・サカナを食われたのは初めてp^^;

ウミシダは案外ちゃんと飼えてる・・・かな?(笑)
でも、給餌面倒です^^;
夜な夜な水槽内を徘徊して、朝には居場所が変わっております(苦笑)

>はっきり言って、つっちさんの辞書には「疲れる」という文字が
>存在しませんね。(爆)
いへいへ、疲れます・・・でも、嫌いじゃないですからね。
[7284] RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編8) 投稿者情報トンヌラ 2006-08-18 09:48
7.2本の水槽

現在の私の水槽設備を紹介します。

90cmスリム型水槽(約90リットル)天然海水
底面吹き上げ式ろ過(パワーヘッド接続)と外部式パワーフィルターの2系統
インバーター蛍光灯32W×3
水槽用クーラー、プリズムスキマー、ヨウ素殺菌筒(自作)
底砂(カキ殻・貝殻・サンゴ砂)、飾りサンゴ3個
トゲチョウ・セグロチョウ・ナミチョウ・サザナミヤッコ・マガキガイ・シッタカ・ヤドカリ

60cm規格水槽(約60リットル)天然海水
底面吹き上げ式ろ過と外部式パワーフィルターの直結と外掛式フィルター
蛍光灯20W
冷却ファン、ヨウ素殺菌ボール(外掛フィルター内に設置)
底砂(カキ殻・貝殻)、飾りサンゴ4個
チョウハン・ハタタテダイ・チリメンヤッコ・ソメワケヤッコ・ヘビギンポ・キイロオトヒメ・シッタカ・ヤドカリ

底面吹き上げ式は底砂にシャワーパイプを通して斜め下向きに噴出、底砂の掃除が手軽にできるので採用しています。また、外部式パワーフィルターが好きで、90cmに2台、60cmに1台使っています。添加剤は使用していません。

天然海水使用の上、ちょっと特殊なろ過方式なので、あまり参考にならないでしょうが、別にこの方式でなく、もっとノーマルなシステムでも十分飼えると思います。

それより、意識しているのは水流です。各水槽1時間当たり30回転を目安にしています。つまり、ろ過器やパワーヘッドなど、水流を作っているすべての器具の1時間あたりの能力(カタログデータ)の和を水槽の全水量で割ったときの数字がなるべく30を超えるようにしています。30という数字は感覚的なもので、科学的根拠はありません。
どうしても給餌の回数が多くなりますので、急速で強力なろ過を期待してのことです。

もうひとつ、私は紫外線殺菌灯を使ったことがありません。代わりにヨウ素殺菌ボールを使用していますが、効果を証明するだけのデータはありません。ただ、ハタタテダイにフィンロットらしき症状が出たときと、数匹がエラ病らしき症状を見せたとき、偶然なのか一時的にヨウ素殺菌筒をはずしていたという共通点があります。
以来必ずヨウ素殺菌筒は、1本常設しておくようにしています。

いろいろ苦心した結果こんな設備になってしまいましたが、特に60cm水槽の設備を見てくだされば、根底に流れているものはご理解いただけるのではないかと思います。

疲れないための要点4.ランニングコストは工夫して抑えましょう。
[7288] RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編8) 投稿者情報放蕩息子 2006-08-19 12:27
◇トンヌラ様

>と言いつつ、今日は午後から家族で一泊小旅行に行ってきます。
おー、良いですね。行ってらっしゃい。台風がたいしたことが無くて良かったです。

>底面吹き上げ式は底砂にシャワーパイプを通して斜め下向きに噴出
そうそう、そう言えばトンヌラさんは底面吹き上げ式でした。
仰るようにあまり一般的な方式ではありませんが、どうですか?何か顕著なデメリットはありますか?
もしかしたら「疲れないチョウチョウウオ飼育」とは違う内容になってしまうのかもしれませんが、そのうち一度、「底面吹き上げ式」のメリットとデメリットもまとめて教えてもらえると嬉しいですね。(と、また新しい要求をだしてみたりする…笑)

>各水槽1時間当たり30回転を目安にしています。
ははははは。回していますねぇ(笑)。
とは言え、私も“回す派”なので、たっぷり回していますけどね。現在のメイン水槽はスペック上では36.7回転(^_^;;。
まあ、自然の海に比べれば、我々の水槽システムの濾過能力など、全く頼りないものですから、水槽の中が“洗濯機状態”にでもならない限り、沢山回転させるのは良いことなのではないかとは思っていますが…。

>ハタタテダイにフィンロットらしき症状が出たとき…
>偶然なのか一時的にヨウ素殺菌筒をはずしていたという共通点があります。
そうでしたか。それはちょっと気になりますね。
殺菌灯にしろ、中々効果が分かりにくいですが、理論上効果があるはずですので、デメリットがなければ設置しておいた方が良いですよね。逆に、「これで安心」と思うのは危険ですが…。

>疲れないための要点4.ランニングコストは工夫して抑えましょう。
ほほほ。これは“予告編”ですね。

◇つっち様

>ウミシダは案外ちゃんと飼えてる・・・かな?(笑)
ウミシダですか。それはまたシブイものを(笑)。今まであまり飼った話を聞いた事がないです。
一度そういう“変り種”のお話もうかがいたいですね(笑)。
[7291] RE:RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編8) 投稿者情報つっち 2006-08-19 13:36
放蕩息子様
>>ウミシダは案外ちゃんと飼えてる・・・かな?(笑)
>ウミシダですか。それはまたシブイものを(笑)。今まであまり
>飼った話を聞いた事がないです。
>一度そういう“変り種”のお話もうかがいたいですね(笑)。
自家採取なんです。
全身グリーンのイエローチップの割合きれいな個体です。

エサは冷凍コペをあげています。
自然に湧いてるものを別にすればコレしか食べません(食べてるかどうかは怪しいけど^^;)
冷凍ブラインは大きすぎるようで触手を使って外側に出します。

それと水流がきつく、狭い場所が好きなようです。
明かりは必要ないどころか嫌うようですね。
[7293] RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編9) 投稿者情報トンヌラ 2006-08-20 20:23
8.3度の飯より4度の給餌

チョウチョウウオの飼育が、他の多くの魚と異なる点は主に2つあります。
一つは白点病が自然治癒しにくい点。もう一つが給餌の回数です。

成魚の単独飼育なら1日1回の給餌でも可能かもしれませんが、小さいチョウをヤッコやハギ・クマノミ・スズメダイなどと混泳させて、1日1回の給餌では、たいていのチョウが痩せていくと思われます。(これを実験で証明する気にはなれません)
これについて私の持つデータはあまりに少なく、わざと給餌回数を減らして実験したのは1度だけです。
そのときも「ちょっと痩せたかな?」と思った時点で中止しましたので、本当にそのままやせ細っていくのか不明ですし、ひょっとすると、1日1回給餌でうまく混泳させることができるかもしれません。

しかし私の感覚では、チョウチョウウオを、一般に混泳可能とされる他の魚と混泳させて、少しずつでも成長させるには最低でも1日3回の給餌が必要だとみています。

ここでは幼魚から若魚をチョウ以外の魚と混泳させてもできるだけ「疲れない」方法について述べていきます。

飼育者は給餌について微妙な感覚をもっているように思われます。すなわち、「給餌は楽しい」という気持ちと「回数が多くなると無理がある」という2つの気持ちが常に対立しています。
さらに、飼育者のモチベーションや、時間的余裕しだいで対立のバランスは大きく左右されます。しかし、チョウチョウウオは毎日しっかり何度も餌をやり続けることが必要な魚です。
また、水槽内すべての状態をよく観察して、小さな変化を見逃さないようにしなければなりません。給餌は絶好の観察時間となります。

つまり飼育者に求められるのは、毎日水槽の前で彼らとどれくらいの時間お付き合いできるか、ということです。

私は2本の水槽のうち1本(90cm)を自分のデスクのすぐ横に設置しています。これにより、「水槽の観察時間を就業時間と同じ」程度まで高めることができます。でも反対に、もう一方(60cm)は自宅ですから、それほど長く観察することはできません。

現在、90cmの給餌は自分で仕事をしながら1日5回くらい。60cmは1日3回平均で、朝の給餌だけ自分でやって、昼と夕方の分は家族に任せています。
ただし休日は逆転して、90cmは1回給餌に行くか行かないかくらい、60cmは5回くらい与えます。自動給餌器は持っていませんが、必要ないから買わないだけで、3日以上留守にすることがあるなら使用すると思います。
以上のことから、どちらの水槽も平均すると1日4回くらいの給餌になっています。

餌の種類と分量については、それほど神経質になる必要はないと思います。
ちなみに私はテトラミンフレークを主体に、シュアーS・メディフィッシュ・カラシン用粒餌などを時々、1分以内で食べきってしまうように与えています。
[7294] RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編9) 投稿者情報放蕩息子 2006-08-21 12:22
◇つっち様

>>ウミシダですか。
>自家採取なんです。
そうでしたか。「そんなもの売っているショップがあるのか?」と思っていましたが(笑)。

>エサは冷凍コペをあげています。
>水流がきつく、狭い場所が好きなようです。
>明かりは必要ないどころか嫌うようですね。
摂餌の形を考えると、飼育方法としては陰日性サンゴに近い感じでしょうか。中々手がかかりそうですね(^_^;;。

陰日性サンゴや二枚貝など、濾過食やそれに近い生き物の飼育は面白そうなんですけど大変そうで、中々チャレンジ出来ません。
>疲れます・・・でも、嫌いじゃないですからね。
とおっしゃるつっちさんならではですね(笑)。

◇トンヌラ様

>私の感覚では、…
>最低でも1日3回の給餌が必要だとみています。

なるほど。我が家ではどうも成長が遅いのですが、給餌の問題は大きそうですねぇ…。[7221]で巾着袋さんも
>1日に5回位、家族の者が餌をやります
と書かれていますが、この辺は大きなポイントになりそうです。

ただ、給餌の回数を増やすとどうしても水が汚れやすくなりがちで、すると必然的に大きな水槽・大きな水量が欲しくなりますよね。我が家で中々上手く飼えないのは、その辺の制約が大きいのかも…。
まあ、基本は一回の給餌量を減らして、回数を増やすと言うことなのだろうとは思うのですが、巾着袋さんのお話にもありましたが、ご家族の協力は欠かせないですね。
するとチョウチョウウオ飼育の要点は、実は家庭円満にあるとか?(←上手く飼えない私は…爆死)

PS.
トンヌラさん、ランニングコストの話はどこに?…
[7299] RE:RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編9) 投稿者情報トンヌラ 2006-08-21 16:52
放蕩息子様

>ただ、給餌の回数を増やすとどうしても水が汚れやすくなりがち
>で、すると必然的に大きな水槽・大きな水量が欲しくなりますよ
>ね。

そうですね。マメチョウだけなら小さい水槽でも可能でしょうが、餌付いた後ある程度まではすぐ大きくなりますので、日頃お師匠様がおっしゃっているように最低でも60cmで、強力な硝化機能をもっていることは必須条件とすべきでしょう。

>するとチョウチョウウオ飼育の要点は、実は家庭円満にあるとか

うまいですね。要点のひとつに加えさせていただこうかしら・・・(笑)

>トンヌラさん、ランニングコストの話はどこに?…

あら!水槽設備のところで、
>特に60cm水槽の設備を見てくだされば、根底に流れているものはご理解いただけるのではないかと・・・

と書いて終わりにするつもりだったのですが。
それにコスト軽減術は「海底300ミリメートル」にはかないっこないですし。(~_~;)

じゃあひとつだけ。
手前味噌(って全部そう^^;)なんですが、紫外線殺菌灯を使用しないところを評価してください。

たいていの飼育書で、「チョウ飼育に紫外線殺菌灯は不可欠」と書いてあります。これを使わないことで、かなりコストが下がっていると思います。間接的には水温も上がらないのでクーラーも必須ではないし。
そうそう、魚水槽なので照明もつけなきゃつけなくて大丈夫だし、水温もイソギンよりはだいぶ高温に耐えられるみたいです。

そういう意味では「300ミリメートル水槽」より、維持費がかからないかもしれませんよ。
まあ、人工海水代を忘れているっていう話もありますが(自爆)

ただ、殺菌筒(灯)に関しては今回は基本的に保留。本文には入れないつもりです。
またまたスレを変えて続きを貼ります。
[7304] RE:RE:RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編9) 投稿者情報つっち 2006-08-21 19:04
放蕩息子様
>そうでしたか。「そんなもの売っているショップがあるのか?」
>と思っていましたが(笑)。
たまに売ってますよ。
何回か見たことあります。

>摂餌の形を考えると、飼育方法としては陰日性サンゴに近い感じ
>でしょうか。中々手がかかりそうですね(^_^;;。
ですね・・・手間もそうですけど、ろ過の弱い水槽ですから少々辛いものがあります。

トンヌラ様
>そうですね。マメチョウだけなら小さい水槽でも可能でしょうが
>、餌付いた後ある程度まではすぐ大きくなりますので、日頃お師
>匠様がおっしゃっているように最低でも60cmで、強力な硝化
>機能をもっていることは必須条件とすべきでしょう。
そう言う意味で多段餌づけ水槽はフルドライにしました(ちっこいクセに)
ろ過は確かに強力ですけど、海水の着色が・・・

>たいていの飼育書で、「チョウ飼育に紫外線殺菌灯は不可欠」と
>書いてあります。これを使わないことで、かなりコストが下がっ
>ていると思います。間接的には水温も上がらないのでクーラーも
>必須ではないし。
うちでは多段餌づけ水槽に殺菌灯はありません。
しかし、白点はほとんどでていませんねぇ〜
ほとんど採取魚ばかりなんですけど、丈夫な子が多いからでしょうか?
クーラーもありませんけど、他の水槽もクーラーの容量不足です。よって部屋ごと冷やした方が効率が良い・・・

>ただ、殺菌筒(灯)に関しては今回は基本的に保留。本文には入
>れないつもりです。
正直、あった方がいいと思いますよ。
あって悪いものでもないし。
ただし、どちらも(灯or筒)ポンプの水量は喰いますねぇ〜
>またまたスレを変えて続きを貼ります。
[7307] RE:RE:RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編9) 投稿者情報放蕩息子 2006-08-22 18:38
◇トンヌラ様

>>ランニングコストの話はどこに?…
>あら!水槽設備のところで、
>>特に60cm水槽の設備を見てくだされば、根底に流れているものは
>>ご理解いただけるのではないかと・・・
>と書いて終わりにするつもりだったのですが。

ありゃ、そうでしたか。もっと具体的に「この辺を節約しています。」というお話が続くのかと考えていました(^_^;;。いかんなあ…。貧乏飼育が身に染み付きすぎているかも(爆)。

◇つっち様

>たまに売ってますよ。
そうですか。しかし人気があるんですかね?どちらかというと、むしろ「気持ち悪い系」だと思いますが…(笑)。

>ろ過の弱い水槽ですから少々辛いものがあります。
給餌(摂餌)の効率が悪いですから、どうしても餌のロス(というか、残餌)が出ますしねぇ…。

>多段餌づけ水槽はフルドライにしました
おぉ、フルドライですか。そりゃまたすごい。
でも白点虫のシストの休眠の可能性などを考えると、フルドライというのは有効な選択肢の一つかもしれませんね。参考になります。
フルドライもちょっと面白そうだなあ…。

[7290] 基本の『キ』 投稿者情報Coco 2006-08-19 13:29
放蕩息子様

 『濾過とは何ぞや?』書いていただけたら嬉しいのですが・・・私のようなビギナーにとってスタートしてすぐに???の連続な上、本を見ても専門用語が沢山!

 私は幸いこちらのサイトで皆様に親切に教えて頂いてますが、きっと基本の『キ』が分っていないんだと思います。なので、もう暫くは皆様から見たら『ハァ(-"-)』っていう質問とかしてしまうと思います。長〜い目で見てやって下さい。
[7295] RE:基本の『キ』 投稿者情報放蕩息子 2006-08-21 12:23
Coco様

>『濾過とは何ぞや?』書いていただけたら嬉しいのですが・・・
これがですねぇ…。2年前にサイト開設して以来の課題でして…(^_^;;。ずーっと作りかけのページがちっとも完成しないんですよ(苦笑)。中々難しいんです。

一口に「濾過」と言っても、切り口によって色々な分類の仕方があるので、どういう順番で説明したら分かりやすいのか、自分でも良く分からないんですよ。まあ、別に私は学校の先生ではないので(笑)、自分の好きなように書いておけば良いとも考えられますが、「分かる人にしかわからない」内容だったら、別にわざわざ新しいページを作る必要もないわけで、他所のサイトや飼育書でも読んでもらえば良いし…。
てなことを考えると中々、まとまらないんですよね(^_^;;。

以下、その小難い話に入っていくので読み飛ばしていただいて良いですが…。

難しいのは、用語もきちんと整理されていないと言うか、例えば「ナチュラルシステム(=いわゆる「ベルリン式」とか「モナコ式」とかの水槽システム)」という言葉がありますけど、「ナチュラルシステム」の概念に対になる、「ナチュラルシステム以外」を括る言葉がない。そういうところも難しいのです。「通常濾過」とか言いますけど、「通常濾過って何だ?」って感じでしょ?(^_^;;。

また、上で「モナコ式」と書いてますけど、同じものを「DSB(ディープ・サンド・ベット)式」と呼んだり、「ジョベール式」と呼んだりします。「DSB」は水槽の設置方式(?)の言い方で、「ジョベール」はそれを考え出した人の名前、「モナコ」はそれを採用して特許を取った水族館の名前…。てな感じで、同じことにいくつも呼び方がある。

「還元濾過=反硝化濾過=脱窒」なんてのもその類ですね。これに対しては「酸化濾過=硝化濾過」が対応しますが、「脱窒」という言葉に対になる言葉はない。また、例えば「嫌気性濾過」とか「好気性濾過」と言うと少し違和感がありますが、「嫌気性濾過細菌」や「好気性濾過細菌」は普通に使う…。

で、現状は、これらの色々な言葉を、その時々の状況(文脈)に応じて様々に使い分けているので、まずはある程度言葉の意味が把握できた後でないと、仰るように
>本を見ても専門用語が沢山!
で、チンプンカンプンになるのだと思います。さあ大変だ(笑)。

まあ、てな感じで、すごく悩ましい話ですので、どうぞ、長い目で見てやって下さいm(_*_)m。まだ当分、まとまりそうにありません(苦笑)。
[7303] さかなオタク見習い 投稿者情報Coco 2006-08-21 18:35
放蕩息子様
 はあい。お待ちしています。というよりも、私が当分の間は理解できていないと思うんです・・・(^^ゞ

 アナログ人間の私は、このページもプリントアウトして、今晩睡魔と闘いながら読み解きたいと思います(@_@)今、遠〜くの方にやっとかすかな灯火が見えてきたかな?位の感じです。でも、1日に3回は『あったまワルっ!』って思いますけど・・・

 近頃、タレントさんの『さかな君』をTVや水族館のゲストでよく見かけます。以前は『さかなオタク(-_-)』くらいにしか思いませんでしたが一昨日見た番組で、彼が魚の話をしたり、魚のイラストを描いたり(これがまたうまい!)、スクーバーをしてる姿なんてかっこいいとさえ思っちゃいました。家族に話したら誰も共感してくれませんでしたが・・・私も家族とこちらでしかお話しする勇気はまだありません(・・;)

 

[7308] RE:RE:基本の『キ』 投稿者情報放蕩息子 2006-08-22 18:39
Coco様

私もバリバリにアナログ人間なんですけどね(笑)。

多分、私は絶対に自然科学系の勉強や仕事は出来ないと思うのは、数字や固有名詞に弱いところなんですよ。「だいたいこれくらいだった。」とか「こんなような意味だった。」みたいなところは覚えているのですが、デジタルな数字や固有名詞を全く覚えられない。だから、「いついつ、なになにが、こうだった、」みたいに明瞭に答えられなくて、「だいたい○○のころに、××みたいなものが、△△した感じ(^_^;;」という話しか出来ない(苦笑)。説得力が著しく劣るんですけどねぇ…(^_^;;

>タレントさんの『さかな君』を…
>スクーバーをしてる姿なんてかっこいいとさえ思っちゃいました。
ははははは(笑)。そりゃいけませんねぇ(爆)。
「さかな君」の知識はすごいけど、カッコイイとまでは思わないかなあ…(笑)。

まあでもねぇ、「魚好き」が女性にモテるようになれば、私の人生ももう少しバラ色になりそうな気がするんですが…(爆)
[7314] RE:基本の『キ』 投稿者情報トンヌラ 2006-08-22 22:42
Coco様

こんばんは。遅レス失礼します。

> 『濾過とは何ぞや?』書いていただけたら嬉しいのですが・・

お師匠様とは反対の切り口からせめてみましょう。

「ろ過」・・・水などを濾して混じり物をとり去り、きれいにすること。(旺文社国語辞典)
[7316] RE:RE:基本の『キ』 投稿者情報Coco 2006-08-22 23:06
トンヌラ様

う〜ん。そう来ますかぁ。まさにそうなんですけどね。そこからチョッと踏み込もうとするといきなり難関なんですよね〜

 まあ、マイペースで勉強していきます。トンヌラ様もお力、貸して下さいね(^.^) スリスリ
[7317] RE:RE:RE:基本の『キ』 投稿者情報つっち 2006-08-23 00:51
この辺りの話に正解はないですね。
回答は下水処理の技術に求めるのが近道な気がしてたんですが、水槽内にはそこまで応用できるほどの有機物は存在しませんしね(逆にあったら大変だけど)

私はサカナをたくさん飼いたいがために答えをフルドライに求めました。
その結果・・・大量の硝酸性窒素を生成しやがりまして(苦笑)、止む無く脱窒フィルターも設置する羽目になりました(と言っても気休め程度だと思いますが・・・)
[7321] RE:RE:RE:基本の『キ』 投稿者情報トンヌラ 2006-08-23 10:14
Coco様

>う〜ん。そう来ますかぁ。まさにそうなんですけどね。そこから
>チョッと踏み込もうとするといきなり難関なんですよね〜

全部まとめて考えるのは最後にしたほうが良いと思います。

まず、水槽内から捨てたい物を1つ決めて、それをどうやって取り除くか。
最初の選択肢は「ろ過or換水」あたりから考えて、1つずつ方法を検討していきましょう。

それでわからないところはお師匠様に質問して・・・(笑)
[7322] RE:RE:RE:RE:基本の『キ』 投稿者情報delphinus 2006-08-23 10:24
Coco様・放蕩息子様

よければ私がプロローグ的な物を書いてみます。みなさんが「通常濾過」と呼んでいるロイド式の原理を押さえ、そのオルタナティブとしてベルリン式、ジョベール式などを考えれば整理できるはずです。
[7323] RE:RE:RE:RE:RE:基本の『キ』 投稿者情報Coco 2006-08-23 16:29
放蕩息子様、delphinus様、トンヌラ様、つっち様

 こんなビギナーかつわからんちんの私に皆さん教えてくださってありがとうございます。皆さんのご好意にだけ甘えないようにコツコツ勉強します。

 delphinus様の『プロローグ的なもの』みなさんとても参考になると思います。・・・でも、すみません。私が参考にさせていただくにはまだ日にちがかかってしまうかもしれません。できるだけ早く理解できるように頑張ります。

 いつまでビギナーで通るだろう・・・(・。・)

[7325] RE:RE:RE:RE:RE:基本の『キ』 投稿者情報放蕩息子 2006-08-23 18:18
◇つっち様

>下水処理の技術に求めるのが近道な気がしてたんですが
そうそう。最近、「緩速式濾過」に興味を持っているんですよ。水槽の濾過に使うとどうなるの?と思って。
ただ、大きな装置(と言うか、面積?)が必要らしいので、一般向きではなさそうなんですけれども…。

>その結果・・・大量の硝酸性窒素を生成しやがりまして(苦笑)
ははははは(^_^;;。「ドライ式」のことを「硝酸塩発生装置だ!」と悪口(?)を言う人がいますよね(笑)。
でもまあ、その特徴を認識した上で、上手に使えば非常に優れた方式だと思うのですが。
その点、つっちさんのように、餌付け水槽にドライ式を使うと言うのは、「なるほど!」という感じだと思いますね。

◇トンヌラ様

>最初の選択肢は「ろ過or換水」あたりから考えて、1つずつ方法を検討していきましょう。
そうですね。

ただ、「実際にどうする」という、ノウハウ的な話とは別に、濾過を通じて、目に見えないレベルの微生物の世界で何が起こっているのかを考えるのは、とってもエキサイティングなことだと思います。肉眼で見ただけでは何の変化もないような水槽でも、そこでは何億もの数の細菌が増えたり減ったり、生まれたり死んだり、食べたり食べられたり、協力したり戦ったりとしていると思うと、ホント、もっと若いうちそういう勉強をしておけば良かったと思いますよ(笑)。

今もちらちら、主にWEBを検索して情報を集め続けているんですけどね。本当に面白いですよね。甥っ子が大学に入って生物学方面に進むらしいので、そういう勉強をして私に教えてくれないかと思って期待しているんですけど…(爆)。

◇delphinus様

>みなさんが「通常濾過」と呼んでいるロイド式の原理
なるほど。「通常濾過」を「ロイド式」と言うのですか。それは知りませんでした。ちょうど鈴木克美さんの「水族館への招待」という本を読んだばかりなのですが、その「ロイド」はヨーロッパの主要水族館の設計を手掛けたという、W・A・ロイドのことですよね?

>よければ私がプロローグ的な物を書いてみます。
をを!delphinusさんが書いてくださる濾過の話というのには、私もすごく興味があります。お時間のある時で構いませんので、是非よろしくお願いしますm(_*_)m。たのしみだあ!!(笑)

◇Coco様

>いつまでビギナーで通るだろう・・・(・。・)
最初に断っておくと、偉そうなことを言いますが(^_^;;、進むスピードが早いか遅いかよりも(そりゃ早い方が良いのかもしれませんけど。爆)、ゆっくりでも少しずつでも、進歩しようとしている人は尊敬に値するのだと思いたいですね。私は。

昔、私が結構一生懸命スクーバをやっていた頃、70歳を越えてスクーバを始めた女性の方がいて、もちろんいつまで経っても上手くはないわけです(^_^;;。でもちょっとずつでも色々なことを練習して、少しずつ知識を広げたり、新しいスキルを身につけたりしようとしている人がいて、私は「カッコイイなあ…。」と思っていました。(ちょっとお化粧が濃くて、そこは「どうなの?」と思いましたけど、そりゃまた別の話で…笑)
他の皆からも、「お母さん」とか呼ばれて慕われていましたね(笑)。

逆に、若い女の子なんかで、体力もあるし上達も早いのに、「リゾートでスクーバが出来れば良いから、魚の名前なんか覚えたくないし、スキルアップなんてしなくて良い。」みたいなことを言っているのを聞いて、「何こいつ!ヤな女!」と思ったこともあります(^_^;;。
(「例えそう思っていても口に出すな、ブァ〜カ!」という感じ?笑)

まあ別に何かの修行をしているわけではないので、「何が何でも進歩しなくては。」なんてことではないわけですが(笑)、勉強して行こうとお考えになるだけでも偉いと思いますよ。実生活に必要ないんだし(爆)。

逆にあまり焦らずに。自分を追い込まずに。
質問するのが辛くなると、魚を飼うことまで面白くなくなってしまうと思うので、まあお気軽に。のほほんと。堂々と「わからんちん」で行きましょう(笑)。
[7329] RE:RE:RE:RE:RE:RE:基本の『キ』 投稿者情報Coco 2006-08-23 20:26
放蕩息子様 皆様 
 うぇ〜ん(;O;)ありがたくて涙が出そうです。すこしづつでも、皆さんのお話がわかるようになりたいのでコツコツと頑張ります。わからないなりにも、皆さんのお話がとても楽しいので、これからもお邪魔させてください(^・^)
[7330] RE:RE:RE:RE:RE:RE:基本の『キ』 投稿者情報つっち 2006-08-23 20:26
放蕩息子様
>>下水処理の技術に求めるのが近道な気がしてたんですが
>そうそう。最近、「緩速式濾過」に興味を持っているんですよ。
>水槽の濾過に使うとどうなるの?と思って。
>ただ、大きな装置(と言うか、面積?)が必要らしいので、一般
>向きではなさそうなんですけれども…。
上水処理では、緩速ろ過はいまや一般的ではありません。
先に書かれているように広大な面積と時間が必要になります。
ですが、一番美味しい水ができる方式ではありますけどね。
物理的なろ過だけではなく、生物ろ過も期待できるからです。
どちらにしてもある程度清浄な原水でなければ適応しずらいので、都市部で採用するのは不可能でしょう(苦笑)

水槽で適応するならいくつかの槽を用意してやればいけそうですね。
もちろん・・・大掛かりですな^^;

>その点、つっちさんのように、餌付け水槽にドライ式を使うと言
>うのは、「なるほど!」という感じだと思いますね。
多少、作りは複雑になりますけどね。
自作すればいいけど(笑)

>質問するのが辛くなると、魚を飼うことまで面白くなくなってし
>まうと思うので、まあお気軽に。のほほんと。堂々と「わからん
>ちん」で行きましょう(笑)。
または、実験してる・・・って割り切ればその辺も面白くなりますよ(爆)
[7343] RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:基本の『キ』 投稿者情報Coco 2006-08-24 14:03
つっち様

>または、実験してる・・・って割り切ればその辺も面白くなりま
>すよ(爆)
 そういう考え方もアリですね。どうも、多方面から落ち着いて物事を見るのが苦手で・・・(^^ゞ
 
 又突っ走っていたらブレーキかけて下さいm(__)m
[7344] RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:基本の『キ』 投稿者情報つっち 2006-08-24 19:11
Coco様
> 又突っ走っていたらブレーキかけて下さいm(__)m
いへいへ、突っ走ってください(笑)
ねぇ?皆様
[7345] RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:RE:基本の『キ』 投稿者情報放蕩息子 2006-08-24 20:01
◇つっち様

>上水処理では、緩速ろ過はいまや一般的ではありません。
そうですね。戦前は東京や大阪などでもヨーロッパで主流の緩速式の浄水場が多かったらしいですが、戦後、アメリカの影響で(?)敷地面積が小さくて処理能力の大きい急速式に入れ替わってしまったとか。
まあ今更、この東京や大阪で、浄水場の面積を広げるような話は出来ないだろうとは思いますが…。

ただ、緩速式を推奨しているWEBサイトなどを見ると、病原菌まで除去出来るように書いてありますので、魅力的な話ではあります。一度、実験水槽を作ってみたいものですね。

>もちろん・・・大掛かりですな^^;
家族から文句が出そうです(爆)。


◇Coco様
>又突っ走っていたらブレーキかけて下さいm(__)m
アクセル踏んだりして(笑)。

[7296] 一日暮れて日に焼けて… 投稿者情報放蕩息子 2006-08-21 12:29
昨日曜日、潮回りはとてつもなく良くなかったのですが、あんまり天気が良いので、三浦半島のいつもの磯に海水浴に(笑)行って来ました。

何しろ干潮が午前8時半くらいなので、もともと採集はあまり期待していなかったのですが、それに加えて子供たちの数が多くて…(^_^;;。可愛いカゴカキがいたので「捕まえて写真でも撮るか」と追いかけていたら(←「期待しない」とか言いながら、網だけは持って行っている。笑)、私が構えた網と網の間に突然、ビーサンをはいた子供の脚が…(^_^;;。
てな状況で、まあ予定通り、最終的には何も持ち帰りはしませんでした。サラサエビとかも捕まえたんですけどね。

いつも採集しているタイドプール内は子供たちにかき回されて水もドロドロ。ろくな魚もいませんでしたが(メジナくらい)、磯の外側をシュノーケリングすると、並チョウやスラスズメなども見られました。ま、波があって脚もつかないような場所で、1m以上も深いところにいる魚を捕まえられるようなスキルは私にはありません(笑)。

昼前早々に採集はやめて、午後はずっと子供と釣りをしていたのですが、釣れたのはキタマクラとゴンズイ(爆)。
でもまあ、久しぶりの海で楽しかったです。イワシの群れなんかも綺麗だったし、やっぱり夏の海は良いですね。

ただ、こんな真夏にその磯に行くことは珍しいのですが、来ている人間のマナーの悪いのにはびっくりしました。バーベキューをして、古いバーベキューグリルやアルミのテーブルをそのまま、捨てていったりしている。
5時過ぎに人影もまばらになった頃、ビーチテントを貼った場所に戻って来て、「さて帰ろうか」と周囲を見回して唖然としました。
「えっ?このままで帰っちゃったの?」という感じ。

少しのゴミなら拾って帰って捨てても良かったのですが、とても私の車に乗せ切れる量じゃありませんでした。子供連れで来ている人も多かったのですが、子供に何と言って帰るんですかね?

楽しかったんですけど、その点がちょっと気掛かり。結果的に私もそれらのゴミを放置して帰って来てしまったので(もちろん、我が家のゴミは全て持ち帰りましたけど)、少し心に引っかかる日曜日でした。
[7305] RE:一日暮れて日に焼けて… 投稿者情報Coco 2006-08-22 10:19
放蕩息子様
 磯で海水浴?でも楽しそうですね(*^_^*)

 マナーのこと、本当に腹立たしいですね。公共性とか、環境保護とかそういうところでしか教えられない大切なことって沢山あるんですけれどね。

 アメリカって好きな所ばかりでは勿論ありませんが、BBQが盛んなハワイの公園ではそういう状況を見たことがありません。観光のみで生活をしている所ですし、使い捨ての物が少ないせいもあるかもしれませんが・・・

 前回行った時に目にした光景は、みんなが食べ終わって
ひとしきり遊ぶと、子どもたちが1人、又1人とグリルの周りに集まってきて自然に片付けをしだし、炭の始末の時だけは大人が教えながらやらせている。やっている子どもは自慢げにさえ見えるほどいきいきと目を輝かせ、まわりにいる少し年下の子どもたちは大げさに言えば羨望、尊敬に入り混じったような眼差しでおにいちゃんと炭を見比べてました。

 キャンプに行くとよく見る光景は、お父さんとお母さんが必死で片付けをしていて、子どもは気にもせずに遊んでる。我が家ではありえませんがみんなが楽しんで片づけをしているか?と考えたら、私も反省しなくてはと思います。まあ、家族の中でだれがやっても片付けてくれるだけいいのかもしれませんね。そういう育ち方を死された子どもは、大人になったら、これは大人の仕事だからと思って、片付けをするようになるのか?それとも片付けるという事を知らずにそのまま帰ってしまう大人になってしまうのか?せめて前者であってほしいものですね。

 アー、またガミガミと語ってしまった・・・
[7309] RE:一日暮れて日に焼けて… 投稿者情報放蕩息子 2006-08-22 18:40
Coco様

>磯で海水浴?でも楽しそうですね(*^_^*)
そうそう。楽しいですよ。タイドプールの中は波もないですし、砂浜よりもよっぽど遊べます。と言うか、砂浜って、波乗り以外にすることがないですからね。面白くないです。
(これでも若い頃には少しはナンパなどもしたわけではありますが…笑)

>マナーのこと、本当に腹立たしいですね。
うーん、まあ私も、別に他人様にアレコレ言える様な人間ではないですし、別に彼らの捨てたゴミを拾って帰ったわけでもないので、ある意味“共犯者”と言うか、少なくとも“傍観者”に過ぎず、たいして偉そうなことは言えないんですけどね(´・ω・`)。

ただ本当に、バーベキューグリルだの、アルミのテーブル&チェアーだのがそのまま、放置してあったのには驚きました。それも、1つだけじゃないんですよ。バーベキューグリルは二つ、アルミのテーブル&チェアーは3つ以上、放置されていました。(もしかしたら以前から捨ててあったのかもしれませんが…。)

ああいう光景を見ると、ちょっと変な言い方ですけど、私は自分の無力を感じてしまって、すごくイヤな気持ちになるんですよね。私はそれらのゴミを捨てて行ったのがどんな人たちだったのか、その姿は確認出来ませんでしたが、例えば彼らがゴミを置き去りにして帰ろうとする場面に出くわして、私が最大限の勇気を奮って注意をしたとしても(きっと多分出来ませんけど(^_^;;)、その彼らとコミュニケーションが成り立つとは、とうてい思えないですから。

「お前が掃除するわけでもないのに関係ないだろう!」とか言われそうでしょ?そんなこと言う連中に「公共性」や「環境保護」を訴えても、とうてい通じるとは思えない。もっとずっと“深い”ところで、価値観が決定的に断絶しているんじゃないかと思うんですよね。
「自分さえ楽しければ、回りの人間や世の中なんてどうでも良い。」と考えている人間に「そうじゃないだろう。」と説得するのは、ものすごく難しいと感じます。どうしたら良いんでしょうねぇ…(´・ω・`)。
[7313] RE:RE:一日暮れて日に焼けて… 投稿者情報Coco 2006-08-22 19:34
放蕩息子様
 
 え〜っ!BBQの使い捨てグリルだけじゃなく、チェアー???テーブルですか?????みんなでトイレとか行ったんじゃなくて本当に帰っちゃったんですか?(@_@)論外!

 認めたくないけれど変な大人ってどこにでも居ますよね。家のマンションにも何度挨拶をしても黙殺するし、悔しいから会う度に元気いっぱい挨拶してたら私の姿を見つけるとエレベーターに乗らずに慌てて階段で行くおじさん、作りすぎたケーキを貰ってもらったらその日のうちにお礼にとマスクメロンを持ってくる子どもの友達のお母さん、水族館の飼育係のお兄さんが一生懸命説明をしてくれているのに、子どもが『臭〜い』と言うと窘めもせず『ハンカチで鼻を押さえないと。』と言う母親!・・・別に罪を犯してるわけでもないから私が憤慨したり傷ついたりするのもどうかと思いますが・・・

 人の気持ちを変えるほどの話術も持ち合わせていませんし、私も気づかないところで何かしでかしているかもしれませんので、悲しいけれど、せめて自分は気をつけようと繰り返し思うことくらいかなぁ?あと、3秒ルールではないですが、半径何メートルと決めて身の回りのゴミを文句百曼陀羅言いながら、家族みんなでいくつかでも拾ったりするとチョットすっきりします(^_^)v

 公共の場を汚さないとか、自然を傷つけるような行為は慎むくらいは以前も思っていましたが、海水魚を飼い始めてより具体的に感じるようになりました。こんな私でも『変われる』チャンスにめぐり合えたので、世の中の変なおじさん、おばさんもいつかそんな機会に恵まれて気づいてもらえたらいいなあと生意気にも思います。

 心の中ででも『違う!』と叫ぶ事ができたら、傍観者でも、ましてや共犯者でもない。そう思うことにしませんか?

 
[7318] RE:RE:RE:一日暮れて日に焼けて… 投稿者情報fuk 2006-08-23 00:52
世の中、マナーが悪くなると言うより、どんどん非常識になってきてます。
海や山に行かなくても、たばこの吸い殻、空き缶、包装のビニール・・・、何で捨てるんだよ〜?と言う疑問であふれてます。

私は、いわゆる四駆に乗っているので、仲間はアウトドア連中が多いです。この前、何処かの河川敷で、オムツやゴミの詰まった袋を置いて帰ろうとしていたのを注意すると、怪訝な顔をされたそうです。いい大人が、物事の善し悪しも分からなくなっています。
捨てるんだったら自分の家の中に捨てろよ!自分が嫌なことを、他で何故他で平気で出来るんでしょう?

まあ、書き出すとキリがないのですが、言っても無駄な大人は別として、子供にはがんがん注意すべきですよね。それが、大人としての義務だと思ってます。
さらに、自分たちが出来ることは、どこに行ってもですが、「来たときよりも美しく」これしかないと思っています。頑張りましょう。
[7319] RE:一日暮れて日に焼けて… 投稿者情報ゴブリン 2006-08-23 01:31
放蕩息子様
>昨日曜日、潮回りはとてつもなく良くなかったのですが、あんま
>り天気が良いので、三浦半島のいつもの磯に海水浴に(笑)行っ
>て来ました。
いいですねー。僕も先日海に行ってきましたが人が多くて大変でした。でも楽しめました。海は雰囲気だけで楽しませてくれます

放蕩息子さんのいう通りマナーの悪い人多いですね。夜になると頭の悪そうな若者(まあ僕とあまり変わらないんでしょうが)がめちゃくちゃに騒ぎ出したのでそそくさと帰ってきました。
[7324] RE:RE:一日暮れて日に焼けて… 投稿者情報放蕩息子 2006-08-23 18:15
◇Coco様

>みんなでトイレとか行ったんじゃなくて本当に帰っちゃったんですか?
ねぇ。私も最初、ちょっと信じられなかったのですが、確かに放置して帰ってしまったようです。しかもバーベキューグリルも別に「使い捨て」のものではないんですよ。スチール製の、頑丈なもの(大分古くて汚れてはいましたが。)
それが一つだけではなくて、2つ、3つとあったのですから、まあ帰り道にはビックリしました。
(いつも人の少ない、磯の一番奥の方に陣取るので、道路から近いところ=人の多いところを通りかかって、改めてゴミの多さに驚いたわけです。)

>以前も思っていましたが、海水魚を飼い始めてより具体的に感じるようになりました。
そうそう。濾過の仕組み(と言うのか原理?と言うのか、とにかくそこでの微生物の働き方)を知ると、その辺のことが今よりもっとリアルに感じられるようになると思います。色々な微生物の働きのお陰で、今の私たちの暮らしも維持されているんだな。と理解できるようになりますからね。

自然保護とか環境保全とか言いますけど、目で見て確認出来る大型の生物だけ取り上げても、あまり意味はないんです。水槽で魚を飼うのと一緒で、その地域の微生物の働きが健全に保たれないと、どんな貴重な生き物でもやがて滅びてしまう。そういう風に気付くとすると、魚を飼うのは本当に面白いことだと思いますよ。

◇fuk様

>注意すると、怪訝な顔をされたそうです。
そう。本物の「アウトドア派」というのは、ゴミを捨てて行ったりしないと思うんですよね。だのに今は「似非アウトドア派」ばかりが増殖して、訳の分からないことをする。「ナチュラリスト」と言うと口幅ったいですが(^_^;;そういう「似非派」の「似非」を取って「本物」にするためにはどうしたら良いのかと、色々と考えてしまいます。

>「来たときよりも美しく」
ホント、そういうことですね。きっとその方が自分自身も気持ちが良いと思うんですが…。
私もがんばります。

◇ゴブリン様

>夜になると頭の悪そうな若者…がめちゃくちゃに騒ぎ出したので
まあ、ある程度までは騒ぐのもOKなんですけどね(私も学生時代など、かなり馬鹿なこともやらせていただきましたし(^_^;;)。

ただ、時間帯とか場所とか、周りにどの程度迷惑を掛けているのか考えて、どこかで歯止めが掛けられないと困りますね。
で、その時のキーワードの一つは「想像力」だと、私は思っているんですよ。「自分がこうしたい。」というだけではなくて、その時に「周りの人はこう思うだろう。」とか、自分が何かすることで「別の何かがこんな迷惑を被るだろう。」みたいなことに想像力が働くかどうか。

だけど今の世の中は「周りにどんな迷惑を掛けても、自分の欲望を満たすことが善」という世の中なのでしょう?世の中一般の動きを見ていて、そんな想像力は「あるだけ邪魔」という感じですよね(苦笑)。

とまあ、そんな風に考えていくと、「マナー」と言っても奥の深い話になって行きます(^_^;;。「こうしなくちゃいけないんだ。」という“お仕着せ”の話ではなくて、「なぜそうしなくちゃいけないのか。」まで考えると、結局、その人間の価値観や人生観までズルズルと引きずり出されて来てしまう。

上(↑)に書いたような、目に見えない部分まで含めた色々な生き物の“つながり”を知ることで、世の中の見え方も変わると信じたいのですが…。
中々難しい話ですねぇ…(´・ω・`)。

[7297] カクレクマノミの様子がおかしいんです[質問です] 投稿者情報peche 2006-08-21 12:42
はじめまして。
このHPをいつも海水魚の飼育の参考にしています。

海水魚を飼い始めて3ヶ月ほどが経つのですが、最近、最初からいるカクレクマノミの様子がおかしいのです。お力を貸してください。
対処法と原因を教えていただければ・・・と思います。
長い書き込みになりますが、すみません。

<現在の症状>
カクレクマノミの呼吸が荒い。
エラぶたの白い部分に白点に似たものが2〜3付いている感じがする。
さらに、頭(眼の近くの白いバンドの上の方)に、茶色い細長いものが二本突き刺さっている。(外に出ている部分は1mmくらいです。)
餌をほとんど食べない。
たまに泳ぐ。下のヒレが閉じていることが多い。

<この症状になるまでの水槽の変化>
二週間ほど前に購入して数日のカクレクマノミとイソギンチャクが相次いで様子がおかしくなり、☆になってしまいました。
その数日後、現在様子がおかしいカクレクマノミが餌をほとんど食べなくなり、さらに数日後には餌を全く食べなくなりました。
この頃は、ヒレの動きも時々止まり、体も傾き底の方でじっとしていました。
生餌や冷凍ブラインシュリンプなどいろいろと試みたのですが、食べる気配がありませんでした。
一週間様子を見て、グリーンFゴールドを使うことに決めました。
薬浴してすぐに、なにか体表から白い糸のような膜のようなものがたくさんとれました。(トリコディナとも少し違う感じです)
水を換えながら2日間、別水槽で様子を見ていると少しヒレが動くようになり、呼吸も多少ましになりました。
ただ、餌は食べませんでした。
この頃、頭に何かついている感じはありました。

3日ほど前、このカクレクマノミを元の水槽に戻し、新たにカクレクマノミを一匹追加すると、それに触発されてか、少し餌を食べるようになりました。(ほんとに少しですが。)
呼吸は荒いままです。
先ほど記した<現在の症状>につながります。

いろいろネットも調べ、似たような症状になったカクレクマノミもいるようですが、結局原因が何かわかりません。
イカリムシかなとも思うのですが、海水魚には珍しいということなのでよくわかりません。

水槽は次のとおりです。
60センチ水槽(57リットル)
上部フィルター(フィルター内には、殺菌筒、ろ過マット、ろ材が上からこの順番に入っています)
クーラーあり。
エアレーションもたまにしています。
水質は、PH、アンモニア、亜硝酸、硝酸塩すべて異常なし。
水も一週間前に3分の2以上換えました。

シッタカ貝5匹、ライブロック、カクレクマノミ2匹、キイロサンゴハゼがいます。
ライブロックは立ち上げてすぐ、シッタカ貝は立ち上げて1ヶ月後くらい、キイロサンゴハゼは数日前に買いました。

もし何か参考になることがあればお願いします。
[7311] RE:カクレクマノミの様子がおかしいんです[質問です] 投稿者情報放蕩息子 2006-08-22 18:42
peche様

はじめまして。書き込みありがとうございます。どうも心配なことですね。

お話をうかがうと、どうもやはり
>頭(眼の近くの白いバンドの上の方)に、
>茶色い細長いものが二本突き刺さっている。
というのが気になります。寄生虫ではないでしょうか。それに寄生された結果として、体力が落ち、
>エラぶたの白い部分に白点に似たものが2〜3付いている
という状態になったのでは?という気もします。

3ヶ月の間順調に飼育を続けていたのだとすると、
>購入して数日のカクレクマノミとイソギンチャク
が、その寄生虫(もしくは病原菌などの病原体)を持ち込んだ可能性が高いとは思いますが、どうでしょう?
もちろん、病魚もそのイカリムシ(?)も、実物を見ていませんので何とも言えませんが…。
ただ実際のところ、魚には色々な寄生虫がつくのですが、白点病などに比べるとまだまだ研究されていません。ですから、新しく導入した魚(や他の生物)に、寄生虫がついている可能性は低くはないと思いますよ。

あと、もし本当に寄生虫だとすると、GFG薬浴はあまり意味がないはずです。むしろ淡水浴の方が効果を持つ可能性がありますが、それとて確実なものではありません。ちょっと危険を伴うかもしれませんが、まず物理的に除去すること(つまり、ピンセットなどで無理やり引っこ抜くこと(^_^;;)を検討する必要があるかもしれませんね。

2000年ごろの話題ですが、採集家として有名な、さとう俊さんのサイト( ttp://www.syuns.com/ 先頭のhを除いています。)に、海産のイカリムシについての話題があります。トップページにある「サイト内検索エンジン・魚の目をクリックして、検索ボックスに「イカリムシ」と入力して検索してみて下さい。syunさんが採集した魚についていたイカリムシを除去した時の様子( easy dose it ! part-8- )や、それに関するあつもりさん(懐かしいお名前だ!笑)とのBBSでのやりとりなどがヒットします。
syunさんの場合も、採集した魚に海産イカリムシが着いていて、引っこ抜いた後、抗菌剤で細菌感染に備えたようです。

ただ、お話を伺う限り、クマノミの状態は相当良くないです。覚悟はしておいて下さい。
それから、寄生虫が疑われる魚と別の魚を同じ水槽に入れておいてはいけません。大至急隔離すること。薬浴などは隔離水槽で行って下さい。
そもそも魚の具合が悪い時に、新しい魚を水槽に入れてはいけません。入れた魚が次々と病気になる、「地獄のスパイラル」にはまることになりますよ。

急いで具合の悪い魚を取り出し、新しい魚の地位かは少なくとも1ヶ月以上、見合わせること。そもそも今の時期は移動中の高水温などのために、ショップに入荷する魚の状態も良くないですから、病気が「完治した。」と自信を持てるまでは決して新しい魚を追加したりしないで下さい。もし今、具合の悪い魚が死んでしまったとしても、新しい魚の追加は、死後1ヶ月以上経てからです。

以上、よろしくお願いします。

[7301] 疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編10) 投稿者情報トンヌラ 2006-08-21 16:56
9.愛より健康

私は餌付けの作業が大好きです。だからこれまで、餌付け済の魚を購入したことはありません。

かわいいチョウチョウウオは、餌を与えても最初は全くの知らんぷり。人の姿を見ると警戒してヒレを立て、岩組みの後ろに隠れてしまいます。
しかし餌付けに成功すると、飼い主の姿を見ただけで水槽の正面に寄ってきて…
「よしよし。可愛い子たちだ。僕が一生守ってあげるから。」
女性を口説き落とすのに似ていると感じるのは私だけでしょうか。

ちょっと脱線しました。ショップなどで餌付けがしてあるときを除けば、チョウチョウウオが最初から乾燥餌を食べることは、めったにありません。しかし「疲れない飼育」を目指すのなら、餌付けの作業は病気対策と同じくらい重要です。

餌付けは個体差で大きく左右されます。たいした苦労もなく3日くらいで完了することもあれば、10日間苦労しても全く餌付かずに落ちてしまうこと、冷凍餌などに餌付いても、その後いつまでも乾燥餌を食べないこともあります。
これから私個人の経験を中心に、チョウチョウウオの餌付けついて重要だと思う順に述べていきます。

(1)魚の健康状態
体調を崩している魚は、いかなる餌も食べません。こういう魚は餌付けの前に健康状態を改善しなければなりませんが、拒食している時点で相当に厳しい状態です。
病気で弱っている魚の餌付けはまず不可能です。

(2)飼育者の愛
ふざけているわけではなく、大まじめです。

(3)餌を食べたくなる環境
健康な魚は食物を食べるはずですが、落ち着ける環境があってはじめて餌を意識できます。水質や水温が悪いのは問題外です。
水槽の外で人間がワイワイ騒いでいて落ち着ける魚はいません。さらに、同じ水槽内に行動を妨げる別の魚がいるのも気になります。そのために餌付けたい魚を隔離して単独飼育にします。
ただし、私はメインタンク内で餌付けを行いたいので、水槽内に小さい穴が多数空いたプラケースなどを浮かべます。プラケースの外側で大きな魚が泳いでいるのは、最初こそ双方とも警戒していますが、そのうちあまり気にしなくなります。
メインタンクの上などに系統を一つにした餌付け水槽を設置している人もいます。

私はプラケース内には岩などの障害物は何も入れません。これは、餌以外に突付く対象を入れないという意味があります。
港などで観察してわかるのですが、チョウチョウウオはそれほど臆病な魚ではありません。隠れてもガマンできずにすぐ出てきます。それに、好奇心もかなり強いほうですから、餌を突付かせるところまではそう難しくありません。臆病なヤッコにはこの方法はあまり通用しないと思います。

(4)餌の種類
最初から乾燥餌に餌付く場合もありますので、食べさせたい餌から順に入れていきます。乾燥餌がダメなようなら冷凍ブラインか冷凍赤虫が良いでしょう。これまでこの2つに餌付かなかったのはミスジチョウだけです。
それでもダメなら最後は殻つきの生アサリ(シジミ)になります。一度冷凍すると開いて与えやすくなります。活餌を与えた経験はありません。

(5)魚のサイズ
小さいほど警戒心が薄く、何でも突付こうとする傾向にありますので、幼魚のほうが餌付けやすいです。が、あまりに小さすぎると今度は餌を噛んだり飲み込んだりできませんし、体力もないので要注意です。
特に1.5cm(1円玉サイズ)未満は危険です。採集家の間では3cm(500円玉サイズ)が最も餌付けやすいという意見が多いです。私も同感です。
[7306] RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編11) 投稿者情報トンヌラ 2006-08-22 18:25
10.ゴックンできない

いよいよ餌付けの方法です。
メインタンク内に浮かべたプラケース内で餌付けを行うと仮定して説明します。プラケースは魚の大きさに合わせてください。マメチョウから3cmくらいまでのサイズだったら100均の一番小さいヤツで十分です。

普通に水あわせして導入します。チョウチョウウオは半日もすればそのプラケース内で落ち着くことができますので、その時点で餌付けに入ることができます。2、3匹まとめて餌付けするとうまくいくという話も聞きますが、私は基本的に1匹です。

餌はなるべく食欲を誘うように入れます。水流を利用してヒラヒラするくらいが良いでしょう。水面に浮かんでいる餌よりは、沈んでいるものの方が突付きやすい印象です。最初の1日くらいはフレークやシュアーS・メディフィッシュなど、食べさせたい餌を入れて様子を見ます。底に2、3粒落ちている状態にしておきます。半日くらいそのままになっている餌はスポイトなどで回収して次の餌と交換します。
約1日その状態にすれば、たいていのチョウが乾燥餌を突付いてくれます。

ここで非常に大切な見極めをしなければなりません。
すなわち「突付いているだけ」なのか、「飲み込んでいる」のかということです。もし後者であれば、その時点で餌付けは終了です。が、前者の場合は次の判断をしなければなりません。
「その餌で勝負をかけるか」ということです。気をつけるべきなのは、特にナミチョウに多いパターンで、シュアーやフレークなどを口に入れては出し、入れては出し、を続けて結局腹の中には何も入らず、栄養失調で死んでしまいます。
つまり、最後までゴックンできないわけです。

ゴックンできそうにない場合は、餌の種類をもっと飲み込みやすいものへと落としていかなければなりません。ここで、冷凍ブラインや冷凍赤虫が登場します。
これらの餌は乾燥餌と違い非常に嗜好性が高いので、ほとんどのチョウが飲み込んでくれます。最初は食べ方も下手ですが、次の日には寄ってきて食べるようになります。

生アサリについて、私はあまり多くの経験を持ちませんので簡単に書きます。私はアサリよりシジミを好んで使います。理由は小さいからです。それも幼魚の一口サイズに小さく刻んで使用することが多いです。それはこの後の乾燥餌への移行に関係してきます。

これまで示してきたどの餌も飲み込めない魚の場合、残念ですが私はそれに代わる方法を持ちません。しかしその経験は何度かありますので、参考までにここに記します。

ミスジチョウ(1.5cm)10日で死亡
ナミチョウ(1.5cm)約1週間後に採取地に近い海へ放流
フウライチョウ(1.5cm)同上

共通点はみな1円玉サイズであることです。どの魚もゴックンの壁を越えられませんでした。

疲れないための要点5.1円玉以下には手を出すな。
[7310] RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編10) 投稿者情報放蕩息子 2006-08-22 18:40
トンヌラ様

そうとう実践的な話になって来ましたね。
特に
>食べさせたい餌から順に入れていきます。
というのは、普段の私のアプローチとは反対で面白いです。私は痩せさせるのが怖くて、すぐアサリから始めてしまいますから(^_^;;。もう少しビシッと、スパルタ式(?)で始めても良いんですかねぇ…。

しかし、特に今回の内容を拝見すると、トンヌラさんが非常に熱心に、餌付けする魚を観察していらっしゃる様子がうかがわれます。素晴らしいですね。「飼育魚を良く観察すること。」というのは、それこそ「基本のキ」なのですが、ついついいい加減になりがちだと思いますから(←ってのは私だけ?(^_^;;)

この辺は[7293]にもあったように、毎日何回も給餌できる環境も良いのかもしれませんねぇ…。私の場合、下手すると水槽の照明が点いている時間帯に全く家にいないこともあるからなあ。悩ましいところではあります(´・ω・`)。
[7328] RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編10) 投稿者情報トンヌラ 2006-08-23 18:59
放蕩息子様

>>食べさせたい餌から順に入れていきます。
>というのは、普段の私のアプローチとは反対で面白いです。

えっ!この順序は餌付けの常識の部分かなって思ってました。
ん〜・・・たしかに言われてみると別にこの順序でなくても良さそうな・・・

これ以外にも、どうでもいいようなところに、「ものすごーく」「むだーに」こだわっているのかな、私、もしかして?
[7327] RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編12) 投稿者情報トンヌラ 2006-08-23 18:51
11.疲れないための餌付け

フレーク状の餌については賛否両論あります。
欠点としてはくずれやすいこと、大型魚には物足りないことなどが挙げられます。しかし私はテトラミンフレークをチョウたちの主食にしています。その理由は餌付けにあります。

フレークは加工しやすいのです。

私は冷凍ブラインやシジミ(アサリ)を主食にして、チョウチョウウオを長く生かしておくことは難しいと考えています。急いで乾燥餌(粒餌やフレーク)が食べられるようにしなければなりません。
そこでフレークが絶妙な働きをしてくれます。

まず最初の段階は、楊枝の先を突付かせる訓練です。これはわりと簡単です。大好きな餌を毎回楊枝の先に乗せて与えるだけで良いのです。シジミは刻んだものを流します。だいたい2日で楊枝の先を突付くようになります。ウチではすべてのチョウがまずこの訓練を受けます。(写真)
これができるようになると餌付け以外にもいろんなときに助かります。

強調したいのは偏食や捕食速度の遅い魚を混泳させたままで補える点です。
例えば、栄養の不足している個体に餌を追加したり、薬剤の経口投与も単一個体だけを狙って行うことが可能です。

次はフレークの出番です。大好きな餌にフレークをまぶします。最初はほんの少し、香りをつける程度から始め、少しずつフレークの割合を上げていきます。
この作業は私の使っている他の粒餌ではなかなかうまくいきません。メディフィッシュは硬すぎるしシュアーはすぐバラケてしまいます。

ところがフレークは水溶性があってよくしみ込むうえに、飼育水で練ると絶妙の粘りと腰があって簡単にはバラケません。
魚が突付かない限り、水中で半日はくずれずに転がっています。岩に擦り付けることもできます。作業も小皿と楊枝があれば1分間で完了です。

この方法で飼育中の魚はナミチョウ以外すべて乾燥餌に餌付かせることができました。乾燥餌に餌付くことで、回数の多い日々の給餌が飛躍的に楽になります。

疲れないための要点6.乾燥餌に餌付けましょう。

とは言うものの、冷凍赤虫だけは侮れないと思っています。あまり長く使ったことはありませんが冷凍ブラインと比べ、かなり栄養価が高い印象です。
[7346] RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編12) 投稿者情報放蕩息子 2006-08-24 20:02
トンヌラ様

>言われてみると別にこの順序でなくても良さそうな・・・
いや、私の場合は、トンヌラさんが下の[7327]で
>大好きな餌にフレークをまぶします。
と書かれていることを、最初からやっているだけです。
つまり、最も餌付きやすい(と思われる)殻つきアサリ(身は細かく刻んだもの)から始めて、そこに徐々に人工餌を混ぜて行くというステップ。

ただ、最初からフレークに餌付いてくれればその方が良いわけですから、トンヌラさんのやり方の方が理に適っている気がしますね。

>まず最初の段階は、楊枝の先を突付かせる訓練
これは素晴らしいですね。
>栄養の不足している個体に餌を追加したり、薬剤の経口投与も
>単一個体だけを狙って行うことが可能
というのが素晴らしいです。まるでイルカトレーナーのようだ(笑)。

>メディフィッシュは硬すぎるしシュアーはすぐバラケてしまいます。
この辺は私は、「とろみ調整剤」を使って練り餌を作っています。例えばこんなヤツ(↓)。
http://www.nisshin-chiryou.com/products/swallow/swallow_01.html
練り餌の硬さを調整出来るので、非常に便利です。

まあでも、フレークの餌だけで練り餌が出来るのなら、「調整剤」を特に使う必要はないですよねぇ…。
私は普段フレークを使わないので、フレークで練り餌を作ったことがないのですが…。
[7349] RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編13) 投稿者情報トンヌラ 2006-08-24 23:16
12.十匹十色

それにしても私の出会うナミチョウはみな頑固です。偶然でしょうか、これまで飼育したどの個体も乾燥餌にまともに餌付きません。
四代目チョウのナミチョウ(1.5cm)は冷凍ブラインだけで飼育していましたが、1ヶ月で死亡。栄養失調だとみています。

五代目チョウのナミチョウ、通称ドラちゃん(2cm)は、苦労してフレーク練り餌まで食べられるようになった結果、2年以上生きて(5cm)現在に至っています。練り餌の硬さはパイ生地くらいです。
今でもシュアーやフレークをそのまま与えると、相変わらずゴックンできずに吐き出します。どうも粉っぽいのが苦手のようです。
それでドラちゃんだけ毎日1回はフレークを練って楊枝の先をツンツンさせています。しかしなぜだかメディフィッシュだけは好物で、噛まずに丸呑みしますので、残りの数回はそれでしのいでいます。

つっちさんのアンケート結果を見てもナミチョウは他の雑食性チョウとは異なる印象です。やはり別格扱いするべきでしょう。

餌付けの手間はとにかく個体差に左右されます。私の場合最短は2日目でフレークを上手に食べたシチセンチョウ(8cm)、3日目で粒餌をしっかり飲み込んだセグロチョウ(2cm)あたりです。

遅かったのはドラちゃんがダントツ。1週目で冷凍ブライン、そのあと1ヶ月かけて刻みシジミからフレーク練り餌まで移行しましたが、そこから進まず3ヶ月くらいは1日3回の練り餌。しばらくたって突然メディフィッシュを食べたので助かりました。(飼育者が音を上げそうでした)
練り餌の回数を1回にしてから1年以上経過していますが、その後の進展はありません。

チョウハン(3.5cm)も苦労しました。1週目で冷凍ブライン、1ヶ月かけて冷凍赤虫から練り餌などに移行させようとしましたが、うまくいきませんでした。しかしそのあと賭けに出て成功、1日断食したあと乾燥フレークを食べるようになりました。
その後はスムーズにすべての餌に餌付き、ふた回りほど大きいヤッコたちと混泳しています。もともと気の強い個体だったのでしょう。

チョウチョウウオを導入する前に、まず考えてほしいことの一つとして、飼育者の時間的な余裕をあげたいと思います。
前のところで「愛が必要」と言ったのはこのことです。魚には遠距離恋愛は通用しません。餌付けに割くことのできる時間を計算に入れてください。

疲れないための要点7.忙しいときの導入は避けましょう。

私がここまでチョウチョウウオにのめり込んだのは、採集から餌付け、そして飼育の全過程を楽しむことができるからです。餌付けは確かに手間がかかりますが、チョウ飼育の中で最も楽しいことの一つだと思います。
成魚サイズの餌付けについては経験不足なので、参考程度にしてください。前述のシチセンチョウが私にとって唯一の購入魚であり唯一の成魚サイズです。

餌付けの話のおわりに、幻の餌「もみぢフレーク」についてふれておきます。
この餌は採集家の間でも、たびたび話題に上るたいへん嗜好性の高いフレークで、雑食性のチョウチョウウオは1発で餌付くことが多いそうです。
私もだいぶ探したのですが近所や通販では手に入らず、最終的には他のもみぢ製品が置いてあるホームセンターに発注してみたところ、最小注文個数が100個ということで涙をのみました。
その他、どこかに餌付きの良い餌があるかもしれませんね。
[7351] RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編13) 投稿者情報放蕩息子 2006-08-25 13:43
トンヌラ様

並チョウにしてもチョウハンにしても、チョウの中でも最も普通に見られる類だと思うのですが、その餌付けが難しいと言うのは面白いですね。

(しかし話が脱線しますが、チョウチョウウオを「並チョウ」と言うのも、ちょっと可哀想な感じですよねぇ…(^_^;;。モンガラカワハギなんかは「本モンガラ」なのに、この差別…苦笑)

>まず考えてほしいことの一つとして、飼育者の時間的な余裕をあげたいと思います。
うーん、この辺、耳の痛いところですね。
私も一日一度の世話は出来るのですが、一日に数度の給餌となると厳しい。もちろん家族に頼んでも良いのですが、練り餌を上げる作業になると中々頼みにくいんですよねぇ…(^_^;;。やっぱり
>チョウチョウウオ飼育の要点は、実は家庭円満にある
ってことかな(爆)。

[7320] 経過報告2 投稿者情報ゴブリン 2006-08-23 01:52
放蕩息子様 トンヌラ様 スズメ様 fuk様

こんばんは。えー経過報告とか偉そうな事言ってますが これは「アルジャーノンに花束を」からとったものなので暇な時に軽い気持ちで読んでみて下さい。
 
 えっと水槽立ち上げらもうすぐ一ヶ月が経ちます。夏休みなのでものすごく早く感じます。最近茶ゴケが出てきて水槽に変化があった!と思って喜んでいたら今は茶ゴケだらけです。NO2は降下傾向にありたった今計ったら10.0mg/Lないくらいです。でも5.0mg/Lはあります。まあカクレクマノミをお迎えするまでまだあと2週間以上あるから0mg/Lになってくれるでしょう。
比重は徐々に人口海水をいれて正常に戻しました。

そこで今回の質問なんですが(なんか経過報告なのに最後は質問コーナーみたいになってすいません)今回のこの茶ゴケは掃除してもいいのでしょうか?それとも生体導入前の換水の時に一気に掃除したほうがいいのでしょうか。

[7326] RE:経過報告2 投稿者情報放蕩息子 2006-08-23 18:20
ゴブリン様

>これは「アルジャーノンに花束を」からとったもの
あー、懐かしい。もうかれこれ四半世紀も前に(苦笑)、学生の頃、当時私が恋していた女の子が大好きだった小説で、私も一生懸命読みました(^_^;;。今も強い印象が残っています。何年か前にユースケサンタマリア主演でTVドラマになっていましたね。
(これから徐々に、ゴブリンさんの「経過報告」の文体が変わって行ったりして…笑)

>喜んでいたら今は茶ゴケだらけです。
あはははははは。さもありなん(笑)。まあでも、順調なんじゃないですか?

>のこの茶ゴケは掃除してもいいのでしょうか?
どっちでも良いと思いますけど、どちらかといえば掃除した方がより望ましいのではないかなあ。と思います。掃除をしてコケを取り除くことは、水槽内から窒素を取り除くことになりますからね。

(この辺、「濾過とは?」という話に近づきますが(^_^;;)水槽内の窒素循環を考えると、コケが大発生している現在の状況と言うのは、ゴブリンさんが「バクテリアへの餌」として水槽内に投入した金魚の餌(?)のたんぱく質が、様々な微生物の働きによってアンモニア→NO2→NO3と変化して行き、NO3の形でコケの体内に吸収されて(大量に?)ストックされている状態です。で、そのコケの体内にストックされた窒素を水槽の系外に排出すれば、「餌」の形で水槽の系内に持ち込まれた窒素を外に排出することが出来ると言うわけ。
そのままにしておいて、後で一気に捨てても良いんですけど、こまめに捨てられるのならば、それはそれでその方が良いんじゃないですかね。

まあでも、そんなに神経質になる必要はないと思いますよ。どっちでも良いと思いますので、好きなようにして下さい(笑)。

[7331] 濾過の基本原理1 投稿者情報delphinus 2006-08-23 21:18
とりあえず「通常濾過(ロイド式)」の原理をごく簡単に説明してみましょう。わかりやすくするために一部比喩表現を用いていることをお許しください。

 60cmくらいの水槽に魚を入れた場合のことを考えてみます。放っておくと魚は餓死しますので、餌を与えなければなりません。餌を食べた魚は排泄する。また、現実に飼育してりるとわかりますが、ペレットだろうがフレークだろうが、はたまた冷凍餌だろうが、魚はしばしば餌を見失い、興味を失ってしまいます。そして水槽内に魚の排泄物と残餌が残ります。これらを放置するとアンモニアが発生します。

 アンモニアは魚にとって猛毒であり、海水1リットルあたりの量が0.01mgくらいに達すると、魚は中毒を起こして死んでしまいます。淡水中ではアンモニアは速やかに毒性が低いアンモニウムイオンに変化するのですが、海水中ではアンモニアのまま留まり続けます(その理由は、海水がpH値が高い=水酸化イオンの量が多いことに由来しますが、まあ「そういうもの」だと覚えてください)。淡水魚を飼育する場合は、猛毒のアンモニアは勝手に毒性の低いアンモニウムイオンに変化する。だから簡単な濾過システムでも良いのです(換水も簡単ですしね)。しかし海水ではそうはいきません。何らかの方法を用いて、アンモニアをより毒性の低い物質に変えていく必要があります。それを可能にするのが濾過システムです。

 イオン交換樹脂などを使って化学的に処理することもできなくはありませんが、もっと確実な方法があります。アンモニアを食べ、より毒性が低い亜硝酸を排出する細菌ニトロソモナスを利用する方法です。

 しかし、亜硝酸も決して安全な物質ではありません。海水1リットルあたりの亜硝酸の量が0.1〜0.3mgを超えるとほとんどの魚は中毒を起こして死にはじめるのです。しかし、もう1つ我々の味方になってくれる細菌がいる。この憎たらしい亜硝酸を食べ、硝酸塩を排出する細菌ニトロバクターです。魚は硝酸塩に対しては比較的強い生き物です。普通の魚は、海水1リットルあたりの硝酸塩量が50〜100mgくらいに達するまでは元気にしています(種によって強さは違う)。ニトロソモナスやニトロバクターの住処となる場所を作り、それを水槽に接続すれば海の生き物を飼育することが可能になります。その住処こそが濾過槽なのです。

 よろしいですか。通常濾過(ロイド式)の水槽では次のことが起こっているのです。いわゆる「濾過細菌」とはニトロソモナス、ニトロバクターの総称です。

  1.アンモニアで汚れた飼育水が濾過槽に入る
  2.ニトロソモナスがアンモニア(猛毒)を食べて、亜硝酸(かなり強い毒)を排出する
  3.ニトロバクターが亜硝酸(かなり強い毒)を食べて、硝酸塩(弱い毒)を排出する

 これで、魚が住める環境=魚がアンモニア中毒や亜硝酸中毒で死なない環境が整いました。目には見えないけれども、水槽にはニトロソモナスやニトロバクターが大量に住み着いているのです。これらの細菌の寿命は決して長くありません(2週間程度)が、その一方で次々と分裂して子どもを増やし、全体のバランスをとっています。

 アンモニアや亜硝酸は危険な物質ですから、ニトロソモナスやニトロバクターの数は多いにこしたことはない。だから彼らの主な住処である濾過槽はなるべく大きい方が良いですし、その中では飼育水がゆっくり流れるようにする必要があります。流れるスピードが早すぎると、ニトロソモナスやニトロバクターが飼育水中のアンモニアや亜硝酸を食べつくす前に、これらの厄介な物質が飼育槽に戻ってしまうからです。もう1つ重要な点がある。ニトロソモナスやニトロバクターは生きるために酸素を必要とします。水槽に対して酸素供給が必要なのは魚のためだけではありません。これらの細菌のためでもあります。Duplaが提唱して1990年代初期に一世を風靡したドライタワー方式(System Dupla)は、1)濾過槽内部の流速を下げること、2)ニトロソモナス、ニトロバクターに対して最大限に酸素を供給させること、3)濾過槽の重量軽減、の一石三鳥を狙った方法論です。
[7338] 濾過の基本原理2 投稿者情報delphinus 2006-08-23 22:18
 新しく立ち上げる水槽にライブロックを入れたり、「種砂」を入れるのは、ニトロソモナスとニトロバクターを外部から連れてくると言う意味を持っています。ライブロックや種砂の表面にはこれらの細菌が既に根付いています。特にライブロックは水槽飼育にたえられない一部の付着生物が死んで腐ります(=アンモニアを出す)ので、ニトロソモナスの餌も同時に供給することになり、一石二鳥の効果を持っています(ニトロバクターの餌はニトロソモナスが作ってくれることはおわかりですね)。ライブロックを使わない場合は、水槽内に死んだ魚を1晩入れるとか、餌を少しまき散らすなどしてアンモニアを発生させてやります。「テストフィッシュ」と称して、アンモニア中毒か亜硝酸中毒で死ぬことを前提に、値段が安い魚(スズメダイなど)を特攻させる手もよく使われます。テストフィッシュの排泄物、あるいは死骸は重要なアンモニアの発生源となります。市販の「バクテリアの基」は休眠状態に置いたニトロソモナスやニトロバクターです。海水中に入れると目をさまして活動を始めるように処理されています。

 これまでは濾過槽だけに限定してお話ししましたが、実はニトロソモナスやニトロバクターは濾過槽の中のみならず、ライブロックや飾りサンゴ、飼育水、水槽の底面、配管類の中などでもどんどん繁殖します。「魚を飼うとは水槽を飼うこと」という言葉はこれを意味します。すなわち「魚を飼うとは(水槽中のあらゆる場所に棲んでいる)ニトロソモナスやニトロバクターを飼うこと」という意味です。逆に言うと、ニトロソモナスやニトロバクターがじゅうぶんに繁殖していない水槽に魚を入れると、魚はアンモニア中毒や亜硝酸中毒ですぐに死んでしまいます。細菌がどの程度繁殖しているかは目で見ても判りません。でも、たいていの水槽においては、立ち上げてから30〜40日経つとニトロソモナスやニトロバクターがじゅうぶんに繁殖してくれることが経験的にわかっています。

 この方法論は1850年代のイギリスで、自然科学者フィリップ・ヘンリー・ゴス(Philip Henry Gosse)によって発見されました。それを洗練させ完成に導いたのがウィリアム・アルフォード・ロイド(William Alford Lloyd)です。こうして「海の生き物を飼育する」ことが可能になりました。ゴスは海棲生物を飼育する設備を指す言葉として「アクアリウム:Aquarium」なる単語を新造しました。また現在でも使われるこの方法(ニトロソモナス、ニトロバクターを繁殖させた砂礫層に飼育水を通してアンモニア・亜硝酸を分解する)はロイド式(Lloyd system)と呼ばれます。ゴスはニトロソモナスやニトロバクターよりも海藻を使うことにこだわったために、あまり良い成果は得られませんでした(あと、ゴスは進化論と斉一説との中途半端な折衷案を出したため、進化論肯定論者と否定論者との両方からバカにされてしまいます)。ロイドは海藻に見切りを付けることで、ゴスが提案した「アクアリウム」を成立させました。
[7339] 濾過の基本原理3 投稿者情報delphinus 2006-08-23 22:21
 しかし、ロイド式にも弱点がありました。硝酸塩は魚にとって「無毒」ではないのです。それはあくまで「弱い毒」であり、硝酸塩が溜まりすぎると魚は次々と死んでいきます。また、硝酸塩がほとんどない環境で泳いでいた魚を、硝酸塩が溜まった水槽に導入すると急性中毒を起こして死ぬこともあります。ロイド式で海水魚を飼育する場合、水槽システム内に蓄積された硝酸塩を物理的に排出するために定期的な換水が必要です。古い飼育書に「値段が高い魚を導入する前には事前に換水しておきましょう」と書かれている場合があるのは、この急性中毒を防ぐためですし、ロイド式で飼育をおこなっているのならば、今でもやって損はない行為です(もちろん、換水したら白点病が出るようなスキルしかお持ちでないのならば、やらない方がましです)。

 また、硝酸塩は多くの無脊椎動物にとっては亜硝酸なみの猛毒であることも(多大な犠牲の上に)判明しました。後述する解決法が発見されるまでは、無脊椎動物の飼育に手を出すのは素人かよほどの閑人だけでした。特にミドリイシ類は硝酸塩に弱い。ロイド式でミドリイシを飼育するためには、週に1回は全換水をする覚悟が必要と言われます。

 ロイド式を捨てて、開放式システム(海水を海からくみ上げ、あふれた海水をどんどん海に捨てる)を構築すれば、ミドリイシの飼育は可能ですが、そんなシステムは海の近くに住んでいる人しか構築できません。閉鎖系のアクアリウムにおける硝酸塩の蓄積を防ぐためにはどうすれば良いか。この難問を人類が解決するには100年以上の月日がかかりました。1960年代、The First Reefkeeperと尊称されるリー・チン・エン(Lee Chin Eng)が最初の解決策を提出します。これこそがこの世界における20世紀最大の発見となるNatural Systemです。しかし、エンの発想は特定の気候条件のもと、ライブロックや生体の状態を直感的に見抜ける熟達したアクアリストが携わって初めて成立する神業であり、遂に一般化することはありませんでした。

 1970年代に、当時の最新機器だったプロテインスキマーとパワーヘッドを用いることで、エンの「神業」を再現させ得ることに気づいたのがベルリン・アクアリウム・ソサエティのペーター・ヴィルケンス(Peter Wilkens)です。1970年に発刊(1972年に改訂新版、1980年に英語版)されたヴィルケンスの著書、Niedere Tiere im Tropischen Seewasser-Aquarium(I.Engelbert-Pfriem-Verlag)は、硝酸塩蓄積に対する第2の解決法を提示して世界を仰天させました。ヴィルケンスの解決策は単純かつ非常に強引なものでしたが、その発想は現在でもベルリン式(Berlin Method)と呼ばれて継承されています。その後、ベルリン・アクアリウム・ソサエティの会員ディートリッヒ・ステューバー(Dietrich Stuber)はメタルハライドランプを水槽照明として使用するというとんでもないことを思いつき、「世界で最初にミドリイシを水槽内で成長させた人間」となりました。

 この後、1989年には「リー・チン・エンに帰れ」を主張するジャン・ジョベール(Jean Jaubert)が止水域を積極的に活用するモナコシステム/ジョベール式(Monaco system/Jaubert Method)を提唱し、硝酸塩蓄積に対する第3の解決策を提示します。ジョベールの基本発想はロイド式にも追加可能であり、幾多の亜流(還元ボックス/デニ弁、コイルデニトレーターなど)を生み出します。さらにリフジウム(100年以上前にゴスが考えた方法はここで遂に具現化されます)やマッド(泥)システムなどが提示されてきます。このあたりの話はリーフタンクをキープしている方がお書きになるべきでしょう。

 父の代を合わせますと、私は1960年代から海水魚飼育という趣味に触れてきました(物心付いたときには家にすでに自宅に海水魚水槽があった)。海棲生物の飼育史には、何人もの天才(そして無惨に散った無名の人びと、特にリー・チン・エンを真似て惨憺たる被害をこうむった人は数知れず)がいて、幾多のコペルニクス的転回があったのです。
[7340] RE:濾過の基本原理3 投稿者情報fuk 2006-08-24 11:58
濾過をわかりにくくする一つの要因に、「濾過」という用語の使用方法があると思います。
本来日本語の「濾過」とは、濾紙や活性炭等で「こし取ること」であって、細菌による化学変化は対象外なんでしょうね。それを、ひっくるめて濾過システムとしてしまった事に誤りがあるのではないでしょうか?最初の和訳の失敗か?

ですから、「濾過細菌」という用語自体がおかしい。濾過しないんですから。言うなれば「浄化細菌」かな?
浄化は、広く汚れを取り除く事だから、亜硝酸や硝酸鉛を取り除くと解釈すればOK。< ホントか?

と言うことは、今濾過システムと言っているのは、ホントは浄化システム。その中の、物理濾過だけが本来の濾過。そして、細菌による浄化は、細菌化学変化wと言うべきなんでしょうか?

本質と外れた話になってしまいましたが、意外と、こういう単純なことが、初心者に理解しにくいのだと思います。ベテラン達は、慣れてしまって違和感を覚えないですしね。
[7341] RE:RE:濾過の基本原理3 投稿者情報delphinus 2006-08-24 12:50
fuk様

>濾過をわかりにくくする一つの要因に、「濾過」という用語の使
>用方法があると思います。
>本来日本語の「濾過」とは、濾紙や活性炭等で「こし取ること」
>であって、細菌による化学変化は対象外なんでしょうね。それを
>、ひっくるめて濾過システムとしてしまった事に誤りがあるので
>はないでしょうか?最初の和訳の失敗か?

「浄水」ならwater purificationかwater treatmentといった単語がありますが、両方ともちょっとニュアンスが違う気がします。英語の飼育書には、こういう文章があります。このfilterationとなっている部分をpurificaitonとかtreatmentにすると何か変です。淡水化するとか、飲める水にするといった印象になります。やはり「濾過」なんですよね。

「水槽の濾過システム(filtration system)の目的は、水中からできるかぎり最大限に「汚れ dirt」を除去することだ。目に見える汚れや、魚やその他の生息者によって巻き上げられた沈殿物のみならず、目に見えない窒素生成物(注:例えばアンモニア、亜硝酸)と、その他の有機的複合体(老廃物、そしてそれらの腐敗物)、そしてある種の化学物質――例えば水に色をつけるフェノール――が飼育水にはとけこんでいるが、これら全ては(濾過によって)除去されなければばならない……生物的濾過(biological filtration)は、飛び抜けて最も重要な濾過(filtration)のタイプである。これがないと、海水水槽の維持は全く現実的でなくなる」。
Grist, Colin & Dakin, Nick, 2002, The Practical Encyclopedia of the Marine Aquarium, Surrey: RedSea/Interpet Publishing.

>ですから、「濾過細菌」という用語自体がおかしい。濾過しない>んですから。言うなれば「浄化細菌」かな?

これは同感。向こうの飼育書ではNitrite Bacteria(Nitrosomonas)、Nitrate Bacteria(Nitrobacter)と書いてある場合がほとんどです。filtering Bacteriaとは書きませんね。日本語で言う「濾過細菌」に近い言葉は、「濾過槽内にいる好気性バクテリア」(Aerobic Bacteria/Oxygen-loving Bacteria)です。
[7342] RE:RE:RE:濾過の基本原理3 投稿者情報Coco 2006-08-24 13:57
delphinus様
 早速、教えて頂いてありがとうございました。すご〜くよくわかりました。化学の教科書もこんなにわかりやすかったら理科好きになれたかも・・・でも、こちらの取り組みも違いますよね(^^ゞdeiphiniusu様の書き込みを見つけ思わず『あった〜!』と叫び、『絶対に理解する!』とペンを片手に意気込んで読み出したら拍子抜けするほどわかりやすくて(^O^)素人レベルまで下がってお話してくださって・・・本当にご苦労をお掛けしました。

 アンモニア→NO2→NO3、そういうことだったんですね。お恥ずかしい話ですがはっきりとは意識をしてませんでしたが、時間が経つと何かの変化かがおきて、アンモニア→NO2→NO3となるものかな?濾過細菌を増やさなければいけない事は『そうなんだ(゜_゜)』と思っていましたが、それぞれがそういう働きをしていたんですね。推理小説ではないですが、点と点が線になりました!びっくりなさいましたか?あまりにもワカランチンで・・

 淡水と海水の濾過の違いもよくわかりました。今までは『海水は淡水よりも難しいんだ。』と何となく納得してましたが『そういうことだったんだ。』と大納得!?

 私が育った家は淡水魚を飼っていました。(主にディスカス。でも、淡水魚に詳しいわけではありません。)家業が鉄工所だったこともあり壁一面くらい大きな水槽もありましたが、父の口から難しいと言うような事は聞いた事がなかったので、今思えばこれほど奥が深い物だとは思わずに始めてしまったかもしれません。(生き物を飼うのですから、自分ではよく考えたつもりになってました。)

 家に来たクマノミには気の毒ですが、こんなに親切な方々にお会い?できて海水魚を飼ってよかったです。

 本当にありがとうございましたm(__)m又、色々な書き込み楽しみにしております(図々しいすぎますね)
[7347] RE:RE:RE:濾過の基本原理3 投稿者情報放蕩息子 2006-08-24 20:04
◇delphinus様

おー、さっそくありがとうございます。
これ、貴重なお話ですね。マリンアクアリウムの技術史について、これだけコンパクトにまとめられた資料というのは、他所では見られないのではないかと思います。お金を払って読ませてもらう価値がありますよ。

私はついつい、現在目にする色々な濾過方式を横並びに見て考えていたのですが、技術史的な観点から、時系列的に説明して行った方が、全体像が分かりやすいのかもしれないですね。こういう「軸」が一つあると、あとは個々人で気になった部分を検索でもかけて調べていけば良いわけですから、「プロローグ」と仰っていましたが、濾過システムを語る際の全体の「見取り図」として、非常に有益なのではないかと思います。

しかし面白いですねぇ。こういうお話、どこかのアクアリウム雑誌でも連載してもらって、最後、文庫か新書にまとめて欲しいです。私なら絶対買います(笑)。

◇fuk様

>物理濾過だけが本来の濾過。
そうですねぇ。
ただ、「ロイド式」が開発された当初には、きっと、今のように生物が水中の有害物を除去する(と言うか、無害化する?)という仕組みは理解されていなかったのではないでしょうか。

[7325]でも触れた『水族館への招待』(鈴木克美 丸善ライブラリー112)には、
>ロイドの工夫は、最初はむしろ、飼育水のにごりをとるのが主目的だったらしい
なんてことも書いてありますので、文字通り「濾過」の装置を作ったら、理屈は分からないんだけどアンモニアなどの毒素も出なくなった。と、そんなところなんじゃないですか(^_^;;。
ですから先に「生物濾過」という概念が明らかになるより前に、既に「濾過装置」の方が先に出来てしまっていたのかもしれないですね(^_^;;。

確かに、
>こういう単純なことが、初心者に理解しにくい
というのは仰る通りだと思うので、用語が整理されたらもう少し、分かりやすくなると思うのですが…。
(しかしその用語統一は誰がするんですかね(^_^;;。ちょうど今、「惑星」の定義を巡って天文学者の方々が議論を戦わしていますが、あんな感じに揉めそうですねぇ…(^_^;;)

◇Coco様

全然話の流れが違いますが(^_^;;、
>家業が鉄工所だったこともあり
おー、私の実家も鉄工所です。奇遇ですねぇ(笑)。

>壁一面くらい大きな水槽もありました
これは羨ましいですね。ウチのオヤジはマージャンとパチンコと俳句だったからな。子供とは全く接点がありませんでした(苦笑)。
[7348] RE:RE:RE:RE:濾過の基本原理3 投稿者情報Coco 2006-08-24 22:02
放蕩息子様
>あとは個々人で気になった部分を検索でもかけて調べていけば良いわけですから、

はい、やってみました。好気性細菌と、嫌気性細菌。大納得!!ここの過程でニトロソモナスが働いてニトロバクターはここで働くんだぁ。なるほど、わかった!でも、実践はまだまだなので教えていただいた事が生かせるようになりたいです。

 子どもの頃の私は、父の熱帯魚好きを好ましくは思っていませんでした。家中匂うし、床は何度も抜けそうになるし、(その度に母は不機嫌になるのでした。)ディスカスなんて大きくて、色も子どもにとっては気味が悪いし・・・でも本当に奇遇ですね。家の父もその他の趣味は、麻雀、パチンコ、渓流釣りでした(*^_^*)
[7350] RE:RE:RE:RE:濾過の基本原理3 投稿者情報放蕩息子 2006-08-25 13:42
Coco様

>なるほど、わかった!
それは良かったです。

ただ、水槽内での微生物の働きについては、まだ完全に解明されたわけではなくて、良く分からないことも多いんですって。深く掘れば掘るほど、まだまだ面白い話が出て来ますから、これからも気にして、色々考えたり調べたりしてみて下さいね。

>子どもの頃の私は、父の熱帯魚好きを好ましくは思っていませんでした。
そうですか。まあ、ある程度の年齢以上になると、特に女のお子さんから見た父親の趣味なんて、鬱陶しいだけなのかもしれないですけどね(苦笑)。親にしたって子供の教育のためにやっているわけじゃないですし(笑)。

でも、私の子供の頃は図鑑で見たディスカスは憧れの魚でした(←図鑑で見て、実物を見ていないから良かったのかな?笑)。とにかくヒーターを使って飼う「熱帯魚」というだけで憧れで、ネオンテトラですら店頭でいつまでも見ていました。でも結局、金魚しか飼ってもらえませんでしたけどね(笑)。

あの頃、海水魚を自分の家で飼うなんて、想像も出来ませんでしたけどねぇ…。
[7355] RE:RE:RE:RE:RE:濾過の基本原理3 投稿者情報つっち 2006-08-27 01:42
放蕩息子様
>そうですか。まあ、ある程度の年齢以上になると、特に女のお子
>さんから見た父親の趣味なんて、鬱陶しいだけなのかもしれない
>ですけどね(苦笑)。親にしたって子供の教育のためにやってい
>るわけじゃないですし(笑)。
昨日、会った採取家(?)一家・・・
おそらくお父さんが本命(携帯イケス引きずってましたから)
でも、娘さんのシュノーケリングに付き合ってました。アレじゃなにも採れないでしょう。
お母さんは・・・単独でシュノーケリング”だけ”楽しんでいるようでした。
うむむ・・・お父さんがんばって!(笑)

Coco様
> 子どもの頃の私は、父の熱帯魚好きを好ましくは思っていませ
>んでした。家中匂うし、床は何度も抜けそうになるし、(その度
>に母は不機嫌になるのでした。)ディスカスなんて大きくて、色
>も子どもにとっては気味が悪いし・・・でも本当に奇遇ですね。
>家の父もその他の趣味は、麻雀、パチンコ、渓流釣りでした(*
>^_^*)
うちの父親は、仕事、マージャン、アンチ巨人でした(苦笑)
正直、うらやましいです。。。
[7358] RE:RE:RE:RE:RE:RE:濾過の基本原理3 投稿者情報Coco 2006-08-27 14:11
つっち様

>正直、うらやましいです。。。

 そうですか?私は『趣味、仕事』のお父さんが羨ましいです。親に関しては無いものねだりなんでしょうね。家の子はどう思っているのかな?きっと、厳しいんだろうなあ・・・
[7367] RE:RE:RE:RE:RE:RE:濾過の基本原理3 投稿者情報放蕩息子 2006-08-29 13:41
◇つっち様

>娘さんのシュノーケリングに付き合ってました。
子供が自分と共通の趣味を持って、親子で仲良く遊ぶと言うのは、親にとってはある種の“夢”だと思うんですけど、たいていは「そうは問屋が卸さない」ですよね(^_^;;。
ウチの子供も最近は磯採集やスノーケリングよりも釣りの方が楽しいらしくて、親子関係に微妙な“ズレ”が生じて来ています(爆)。

◇Coco様

>私は『趣味、仕事』のお父さんが羨ましいです。
私の父は自分の子供(=つまり私)に対して真顔で「好きでもない事を一生懸命やっているから、働いている人は偉いんだ。」ってなことを言う人でした(苦笑)。仕事は大嫌いだったんでしょうね(^_^;;。

そんな私の父親は色々と欠点が多くて、とうてい「こんな人になりたい。」とは思いませんし、他人にもあまり紹介したくないですが(^_^;;、個人的には嫌いでもないですよ。なんだかんだと感謝もしている。でも2日も一緒にいるとケンカしますけどね(爆)。
(やっぱり離れて遠くから想っているのが一番ですねぇ…(^_^;;)

まあしかし、どんな人でも自分の親となれば何かしら、不満とか不平とか、あるんでしょうね。「この野郎!」とか思いながら、それでもどこかで繋がっている。そういうものなんだろうなあ…。
(なんか、スレッドの趣旨と全く違うところに行ってますな。苦笑)

[7352] 業務連絡(またか?笑) 投稿者情報放蕩息子 2006-08-25 13:44
会社の周囲の人間の「えっ?また遊びに行くの?」という白い視線を浴びつつ(笑)、次の月曜日1日お休みを取って、明日から伊豆にキャンプに行きます。お天気は…。ちょっと微妙ですが(^_^;;。

明日の早朝に家を出て、帰りは月曜日の深夜になる予定ですので、その間、このBBSの管理が出来ません。特に不便はないと思いますが、万が一のトラブルの際も、対応は火曜日以降になります。その点、ご了承下さい。
また直接メールいただいた場合にも、お返事は火曜日以降になりますので、その点もご了解下さい。

今回もまた、キャンプしてスノーケリングして磯採集して釣りして温泉入って…。と、盛り沢山の予定(^_^;;。実はここのところ、他にも気になっていてやりたいことがあるのですが、中々手に付きませんねぇ…。私にも一月、夏休みが欲しいなあ(子供の夏休みはもうじき終わりですが。笑)。

では皆様、ごきげんよう。また火曜日に。
行って来ま〜す!
[7357] RE:業務連絡(またか?笑) 投稿者情報つっち 2006-08-27 02:04
放蕩息子様
楽しんできてくださいね〜
レポートも忘れないでね〜(笑)

私は一足先に行って来ました。
結果は・・・さんざんでした(-_-メ)
今年はもうダメなのかなぁ・・・

[7354] 疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編14) 投稿者情報トンヌラ 2006-08-26 13:46
13.1種1匹

最後は混泳の話題です。
私が師と仰ぐ放蕩息子さんがこのように言います。

「混泳の問題は最後に立ちはだかる最大の難関である。」

海水魚は基本的に混泳に向かないものが多いようです。チョウチョウウオも同じです。師匠に真意を尋ねたことはありませんが、おそらく「無理な混泳は避けましょう」というような意味だと思っています。

しかし飼育者は欲張りなもので、できるなら混泳させて楽しみたいのです。
「混泳は一種のバクチですから、やってみなきゃ分かりません。」というのが本音です。それでも私流のセオリーのようなものはありますので、それをご紹介します。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが実は私、この「疲れないチョウチョウウオ飼育」の前は、「チョウチョウウオの乱舞」を目標にしていました。
でも断念しました。理由は乱舞できるのは1ヶ月が限度とみたからです。
「乱舞」の定義もはっきりしないで結論付けるのは乱暴ですが、1ヶ月程度ではとても「成功」などとは言えません。
まず、ろ過とメンテナンスがついていかないでしょう。そして病気の発生。個体差も出るでしょうからケンカ、餌が行き渡らないなどの問題も…

ところが、今あげてきた問題点は全部、混泳にも当てはまります。「混泳」もある意味「乱舞」ですから。
けれども魚の数を少なくすることでろ過とメンテの問題はほぼ解決します。病気は未知数ですが、ずいぶん危険性が減ると思います。

その他の基本的な事項(捕食・被捕食の関係や生息環境の違いなど)を除けば残るのは主に2点。ケンカ(いじめを含む)と摂餌速度の問題です。

まずチョウチョウウオの場合、同種の混泳は最悪です。最初からペアであるとき以外は1種1匹が原則です。実際に同種を混泳して実験してみたわけではないですが、小さいうちは仲良くしていてもいずれケンカが始まったという報告を多く見かけます。
また、同種以外でも模様の似ているもの同士(例、トゲとフウライなど)は、すぐケンカしてしまうようです。
漁港などで観察していても、同種や似た模様同士の争いはたびたび目撃します。アレを水槽内でやられてはお手上げです。

もしもケンカしたときに、一撃で殺されてしまうほどサイズの差があるのも好ましくありません。
さらに摂餌速度が違いすぎるのも、遅い側に餌が渡りません。チョウチョウウオはノロマな魚ではないですが、餌をすばやく食べられません。まあ、ジョッキのビールを急いでストローで飲む感じとでもいいましょうか。混泳魚もおっとり型を選ぶか、食性の異なるものが無難です。
と、ここまで絞り込んでくると混泳できそうな魚はかなり限定されます。私の経験でチョウチョウウオとの混泳が可能と思われるのは、

小型のベラ、小型の底棲ハゼ・ギンポ類、小型ヤッコ、ヤドカリ、巻き貝、それに同種以外のチョウです。
その他、やったことはないですが、フグの仲間やゴンベの仲間、ハナダイの仲間にも混泳可能な種がいそうです。
ホンソメワケベラだけは例外で、積極的に混泳させてやりたい魚です。一緒の水槽に泳いでいるだけでストレス軽減の作用があるようにみえます。クリーナーシュリンプも良いかもしれません。

まあ、あとはやってみなければ分かりません。1日くらいセパレータなどを使ってお見合いさせると最初の一撃は避けられます。
[7356] RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編14) 投稿者情報つっち 2006-08-27 02:01
トンヌラ様
>13.1種1匹
なぜか、餌づけ水槽にはトノサマがウジャラウジャラと・・・^^;
毎回、ボウズだけはイヤだと言う理由だけでとりあえずトノサマは採ってます(迷惑な話やの・・・)
ちなみにチョウは相手を一撃の元に葬り去ることはないような気がします。(そこまでの武器はないと思いますから)
徹底的に追いかけていじけさせてから拒食(と言うかエサにありつけなくしてから)で落とすパターンが多いように思います。

>「混泳の問題は最後に立ちはだかる最大の難関である。」
そう言うときには集中ろ過の多段水槽は役に立ちますね。
ケンカを始めたら、それぞれとっかえひっかえてパワーバランスを崩します。
ろ過も同じですから水合せの手間もありません。

>おそらく「無理な混泳は避けましょう」というような意味だと思
>っています。
本水槽にいるスミレ・・・ムリは承知だけど案外なんとかなってます。
まさにやってみないとわかんない(つか、個体差が大きいですね)

>まず、ろ過とメンテナンスがついていかないでしょう。そして病
>気の発生。個体差も出るでしょうからケンカ、餌が行き渡らない
>などの問題も…
先に書いた多段餌づけ水槽・・・小さいのばっかりですけど、なぜか病気は一切出てません(と書くとでそうだけど^^;)
相当な数のマメチョウがいますけど、白点すらでてません。
むぅ〜・・・わからん^^;

>小さいうちは仲良くしていてもいずれケンカが始まったという報告を多く見かけます。
チョウでは極小の頃からケンカするパターンが多いように思います。
顕著だったのはツバメウオです。
小さい方がある程度成長したら・・・ある時を境にシャレにならないくらいのケンカを始めました。
止む無く、小さい方を放流しましたけどね。

>また、同種以外でも模様の似ているもの同士(例、トゲとフウラ
>イなど)は、すぐケンカしてしまうようです。
コレも個体差ですね。
うちのトゲ、フウライは仲が良いです。

>ホンソメワケベラだけは例外で、積極的に混泳させてやりたい魚
>です。一緒の水槽に泳いでいるだけでストレス軽減の作用がある
>ようにみえます。クリーナーシュリンプも良いかもしれません。
ホンソメは飛び出しに注意しましょう・・・
水槽フタをしてない自分に責任がありますけど、うちのホンソメはほとんど飛び出しで☆になっています。

>まあ、あとはやってみなければ分かりません。1日くらいセパレ
>ータなどを使ってお見合いさせると最初の一撃は避けられます。
新規の子を追加する時には、照明を落とした後が効果的ですよ。心情的には暗い時に追加したくないでしょうけど・・・
それとイジメる子が特定できればその子”だけ”をしばらく隔離するのも手です。うちではナンヨウハギが毎回対象になっています^^;
[7364] RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編14) 投稿者情報トンヌラ 2006-08-28 23:08
つっち様

>なぜか、餌づけ水槽にはトノサマがウジャラウジャラと・・・^

いいなぁ〜。トノサマ飼ってみたいなぁ〜・・・

>ちなみにチョウは相手を一撃の元に葬り去ることはないような気
>がします。(そこまでの武器はないと思いますから)

ハタタテダイはけっこう凶暴な気がします。

>>「混泳の問題は最後に立ちはだかる最大の難関である。」
>そう言うときには集中ろ過の多段水槽は役に立ちますね。
>ケンカを始めたら、それぞれとっかえひっかえてパワーバランス
>を崩します。

良い方法だと思います。

>本水槽にいるスミレ・・・ムリは承知だけど案外なんとかなって
>ます。

興味津々です。がんばって!スミレちゃん。

>うちのトゲ、フウライは仲が良いです。

ハハハ・・・心配しないで。もうすぐケンカ始めますよ。(爆)

>うちではナンヨウハギが毎回対象になっています^^;

それそれ!
私、ナンヨウハギはとっても欲しかったけど、つっちさんのHPを見るようになってだんだん欲しくなくなって来てますわ。(爆毒)
[7365] RE:RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編14) 投稿者情報つっち 2006-08-28 23:45
トンヌラ様
>>なぜか、餌づけ水槽にはトノサマがウジャラウジャラと・・・^
>いいなぁ〜。トノサマ飼ってみたいなぁ〜・・・
そちらでも潜ればいっぱいいるハズですよ(多分)
こっちでは場所によってはナミチョウより多いです^^;
ボウズを逃れるために毎回採っているような気が・・・

>ハタタテダイはけっこう凶暴な気がします。
同種どうしでしたらケンカしますけど、他種とはどーでしょ?
ですが、可愛いのはちっこいうちだけですね(苦笑)

>>うちではナンヨウハギが毎回対象になっています^^;
>それそれ!
>私、ナンヨウハギはとっても欲しかったけど、つっちさんのHP
>を見るようになってだんだん欲しくなくなって来てますわ。(爆
>毒)
ちっこい時は可愛いよ♪実際
独特の色あいと泳ぎ方。そしておマヌケな顔・・・
でかくならなければいいんだけど^^;
[7363] RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編15) 投稿者情報トンヌラ 2006-08-28 22:45
14.ダブルメインタンク

混泳は病気と違って、うまくいかなかった場合に治療ができません。
最初から相性が悪いのであれば仕方ありません。きっぱりあきらめて隔離すれば良いのです。水槽をもう一つ増やしましょう。それが無理なら里子に出すか、ショップに帰しましょう。
しかし、本当に疲れるのはだんだん相性が悪くなっていくパターンです。

私はこれを「少し心配な優劣関係」と呼びます。
「少し心配な優劣関係」というのは、一見問題なく混泳していた魚同士が、長く飼育するうちに徐々に差がついてきて、または縮まってきて、不穏な仲になってくる状態を指します。おそらく混泳させる以上避けられない問題だと思います。

もう何度も経験しました。
初めは様子を見ることになりますが、たいていの場合、収まるどころかだんだんひどくなっていきます。こうなると対策を考えなければなりません。対策が遅れるほど危険です。

解決策はいくつかあります。水槽増設・セパレータ・岩組みの変更…
いろいろやってみましたが、どうもしっくりこないし疲れます。
セパレータは水流を妨げるし格好悪いです。水槽は増やしたいけど…そのどれもしたくない、またはできない、一時しのぎにしかならない。

さて、ここからが「疲れない混泳」です。…と言いたいところですが、ダメです。どうしても混泳は疲れます。

チリメンヤッコがチョウとの混泳に向いているとは到底いえません。サザナミヤッコもトゲチョウを追いかけ始めました。
どうやらヤッコはチョウにとっては安心できるタンクメイトではなさそうです。

それでも現在のところ、定期的にメンバーチェンジをすることで、かろうじて混泳を維持していますので、一応その方法について記しておきます。

ポイントは常に2本を1本と考えて、いつでもローテーションできる混泳可能な魚ばかりにしておきます。そして魚の数を抑えておくことです。水温やpHなどもある程度そろえておかなければなりません。もちろん1種1匹の原則も破ってはいけません。(ウチでは前にご紹介した90cmと60cmの2本です)

いつかどこかで不穏な雰囲気になることに備えて、メンバーチェンジを前提とした2本の水槽を構築すれば、かなり多彩な組み合わせが可能です。
ウチの場合、自宅と事務所に各1本ですから周囲の方には組み合わせの変化を楽しんでもらえます。(怪我の功名?)
極端な場合、60cmに1匹だけ、あとは全部90cmにまとめることだってできます。
しかし、「疲れない混泳」なんて、とても言えたものではありません。

やはり混泳は永遠の課題なのかもしれません。
繰り返しになりますが、最善手はあくまで「混泳は最小限に抑えること」でしょう。

疲れないための要点8.無理な混泳は避けましょう
[7368] RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編15) 投稿者情報放蕩息子 2006-08-29 13:42
トンヌラ様・つっち様

>「混泳の問題は最後に立ちはだかる最大の難関である。」
真意と言うほど深い話じゃないんですけど(^_^;;、トンヌラさんの今度の書き込みを見ると、「混泳が難しい」というのは改めて実感しますよね。

中でも「難しいなあ…。」と思うのは、つっちさんの仰るように個体差が非常に大きいので、「絶対ダメ」とも「絶対安心」とも言い切れないところが一つ。そして、トンヌラさんが書かれているように、
>だんだん相性が悪くなっていくパターン
がある(と言うか、それがほとんど)というのが2つ目の理由です。

私にとって混泳のトラウマになっているのは、最初に飼育していたデバスズメの“群れ”なんですよ。
実は私が海水魚を飼い始めたのは、「デバスズメを“群れ”で飼いたい。」と思ったのがきっかけで、最初色々と苦労した挙句、60cm水槽に10匹のデバスズメを入れ、最初の1ヶ月で7匹に減った後は、そのまま13ヶ月間、全く問題なく飼育出来ていたんです。その間も実はプアマリナさんなどから「スズメダイの複数飼育は無理。」と言われ続けていたのですが、1年も問題なく飼えていたので「な〜んだ。色々脅かされたけど、結構上手く行くじゃん!」とか、当時は鼻高々、天狗になっていました(^_^;;。

ところが、13ヶ月を過ぎてちょっとして、その7匹の中の一匹が突然に拒食に陥り、痩せ細って死んでしまったのです。するとそこから一挙に水槽内のパワーバランスが崩れ、1ヵ月半後には2つの水槽に1匹ずつしか残りませんでした(泣)。
それこそ、レイアウトを変えたり水槽を分けたり、色々と手は尽くしたつもりでいたんですけどね。1匹ずつ、拒食になって痩せ細って死んでいくのです。最後には決まって視力を失うみたいで、餌を入れてもフラフラと水中を漂うばかりで、そうなると餌を入れてもろくに食べることも出来ない…。
非常に辛い経験で、「もう二度どコレはやりたくない。」と思いましたね。それが私が「混泳は難しい」と言う経験の原点です。

私の最初の経験は同種同志ですので、もともと難しいことだったんですが、異種同士の混泳でも、やはり飼育期間が長くなるに連れて、水槽内のパワーバランスが崩れていくことは同じです。(あんまり言いたくないですけど(^_^;;、その後異種同士の混泳でも、やはり時間が経ってからトラブルになるのを味わったことがあります。。)

ですから、もちろん、
>無理な混泳は避けましょう
なんですけど、その混泳が「無理」かどうかは、時間が経たないと分からない。1年、2年後に「やっぱりダメ。」となるかもしれない。そう思うと、本当に難しいですよね。

PS.
今回の伊豆旅行(キャンプ)で、私もトノサマ、初ゲットです。しかも1cmくらいのトリクティス(トリクチス)幼生期のもの。餌付けは比較的容易とのことで、今朝も既にフレークフードに興味を持っています。(さっそくトンヌラさん式で、人工資料から与えてみました(^_^;;)
つっちさんの仰るように、トノサマばかり、沢山いましたね。可愛かったです。
今度の子は大きくしたいなあ…。
[7372] RE:RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編15) 投稿者情報つっち 2006-08-29 22:29
放蕩息子様
>今回の伊豆旅行(キャンプ)で、私もトノサマ、初ゲットです。
>しかも1cmくらいのトリクティス(トリクチス)幼生期のもの
>。餌付けは比較的容易とのことで、今朝も既にフレークフードに
>興味を持っています。(さっそくトンヌラさん式で、人工資料か
>ら与えてみました(^_^;;)
1cmクラスのチョウの餌付けは簡単です。
ただし、食べれるエサは極端に制限されます。(ちっこいですからね)
フレークはモミジならなんとかなるかもしれません。後は練りアサリやハンバーグくらいでしょう。
実は7mmくらいのトノサマ(完全にカブト残ってる子)を間違って持ち帰ったのですが、ちゃんと育っています。

トノサマは餌付けやすいし、成長も早いのですが・・・欠点はすぐに色あせることですね。
ずっと飼ってると気付かないのですけど、新しく追加した子はサイズに関わらず色あいが濃いのです。
太陽光がカギを握ってると踏んでいるのですが。。。
[7373] RE:RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編15) 投稿者情報トンヌラ 2006-08-29 22:33
放蕩息子様

>非常に辛い経験で、「もう二度どコレはやりたくない。」と思い
>ましたね。

命あるものは、失敗したときに取り返しがつかないところが恐ろしいですね。

>なんですけど、その混泳が「無理」かどうかは、時間が経たない
>と分からない。1年、2年後に「やっぱりダメ。」となるかもし
>れない。そう思うと

そう思うと、何も追加できなくなりますね。(-_-;)
あ!つっちさんみたいに水槽が山のようにあれば大丈夫か!!

ところで、
>今回の伊豆旅行(キャンプ)で、私もトノサマ、初ゲットです。

いいなぁ〜。トノサマ飼ってみたいなぁ〜・・・(二度目^^;)

>しかも1cmくらいのトリクティス(トリクチス)幼生期のもの

それはかわいいだろうなぁ〜
たしかトノサマはかなり小さくても黄色が鮮やかに出るって、どうですか?
トリクチスでも黄色ですか?
画像、待ってまーす。(^。^)

ps.連載、最終回を別スレで貼ります。
1週間の予定が1ヶ月になっちゃいました。
長いことお騒がせしてすみませんでした。m(__)m
[7380] RE:RE:RE:疲れないチョウチョウウオ飼育(初級編15) 投稿者情報放蕩息子 2006-08-30 17:38
◇つっち様

>1cmクラスのチョウの餌付けは簡単です。
そうですか。ウチの子も既に、フレークを突付いています(飲み込んでいるかどうかは不明ですが…。)
まあアサリミンチなら冷凍ストックもありますし、餌付けは比較的順調に行くのでは?と期待しています(甘いかなあ…(^_^;;)。
また困ったことがあったら、色々とご相談させてください。よろしくお願いしますm(_*_)m。
(しかし私の場合、採集直後の餌付けよりも、3〜4ヶ月後の突然死が怖いんですよねぇ…。)

>欠点はすぐに色あせることですね。
うーん、そこは難しいところですねぇ…。そうですか、退色してしまうのですか…。ウチの場合、太陽光も難しいしなあ…。
悩ましいです。

◇トンヌラ様

>失敗したときに取り返しがつかないところが恐ろしいですね。
そうですね。それに、ある意味一撃で殺してくれれば、その方が気持ち的には楽なんだと思うんですよ。
ウチのデバスズメの場合には、イジメによって拒食に陥り、餌が食べられなくなって徐々に痩せて…。という状態でしたので、トラブルが発生してから死んでしまうまで、数週間の時間が掛かる場合が多かったのです。この間、色々と手は尽くすのですが効果がなくて、徐々に死んで行くのを眺めているのが、とてつもなくイヤでした。

>トノサマはかなり小さくても黄色が鮮やかに出るって、どうですか?
出てます出てます(笑)。まっ黄色。可愛いですよ。写真は取りましたけど…。カメラがまだ荷物の中(爆)。
そのうち発掘します(^_^;;。

[7359] 超低空飛行 投稿者情報fuk 2006-08-27 18:31
スミレが死んだり、仕事が忙しかったりと、飼育の方が超低空飛行になってます。気が付いたら、水換えも長いことしていない。NO2・NO3は特に問題ないのですが、水面に出来た泡が消えにくくなってます。これはマズイと思い、水換えをしました。

<60cm>
もう3ヶ月も水換えしていませんでした。でも、NO2 ゼロ。NO3 10ppm。ヘラルドとカクレ2匹だと、水質って悪化しない物ですね。20L水換え実施。

<90cm>
2ヶ月近く水帰せず。でも、NO2 ゼロ。NO3 25ppm。
こちらは、フレームとトゲのみ。20L水換え実施。
こちらも、2匹ですから、そんなに水質は悪化しないようです。


結局、水換えが少ない飼育とは、生体数を押さえることが一番なんですよね。
[7360] RE:超低空飛行 投稿者情報Jack 2006-08-28 07:59
fuk様
>スミレが死んだり、仕事が忙しかったりと、飼育の方が超低空飛
>行になってます。気が付いたら、水換えも長いことしていない。
>NO2・NO3は特に問題ないのですが、水面に出来た泡が消え
>にくくなってます。これはマズイと思い、水換えをしました。
fuk様、放蕩息子様お久しぶりです。僕も低空飛行です。旅行に三日ほど留守にしたらエイブリエンジェルが落ちていました。水換えも6月からしていませんが、水質は検査しても全く問題ありませんでした。ただfuk様同様泡が消えなかったので水換えを先ほどしましたが、フィルター(エーハイムエコー)を起動させたらごみが一気に!!!少しパニック状態です。こういう時はどうすればよいのでしょうか?
[7361] RE:RE:超低空飛行 投稿者情報fuk 2006-08-28 15:34
Jack様
>水換えも6月からしていませんが、水質は検査しても全く問題あ
>りませんでした。ただfuk様同様泡が消えなかったので水換え
>を先ほどしましたが、フィルター(エーハイムエコー)を起動さ
>せたらごみが一気に!!!少しパニック状態です。こういう時は
>どうすればよいのでしょうか?

水質は、NO2・NO3だけじゃないですからね、泡は一つの目安です。が、そうなる前に換えるのが基本ですね。

対応は、エイブリーが死んだ原因が定かではないのでなんとも言えないのですが、下記2点はやって損はないでしょう。

1.可能な限り水換えをする。4〜5分の1ずつ数回?
2.フィルターのスポンジ?を掃除する。

現状で、他の生体に異常が見られない場合、水さえ綺麗にしてあげたらいいんじゃないでしょうか?
[7362] RE:RE:RE:超低空飛行 投稿者情報fuk 2006-08-28 15:42
補足ですが、私の水槽の「泡が消えにくい」は、エーハイムを止めて水流を無くした場合です。水流があれば泡は出来ませんし、見た目はとても綺麗です(糞は舞ってますがw)。

水流があるのに泡が消えない場合は、かなり汚れているように思いますが、それが魚にどの程度の影響を与えるかどうかは判りません。
[7366] RE:RE:RE:RE:超低空飛行 投稿者情報Jack 2006-08-29 09:09
fuk様
エイブリーが落ちた原因は旅行前に水槽の苔を掃除したときに水を汚したからだと思います。これしか考えられません。もしこれで白点にかかったとしても三日で死ぬほど進行が早いものでしょうか?それとも結構前から何かに感染しているとか??原因がよくわからないままです。でもクマノミ、ピグミーエンジェル、ニセモチノウオは平気でした。もう少し様子を見てみます。もしこれらに白点が出たら水槽の掃除する必要ありますね。
毎日大学で忙しいのに・・・。海水魚飼育すると自由が無くなると思うのは僕だけだろうか?旅行にもろくに行けない・・。
[7369] RE:RE:RE:RE:超低空飛行 投稿者情報放蕩息子 2006-08-29 13:43
◇fuk様

ご自身も書かれていますが、
>水質は、NO2・NO3だけじゃないですからね
ということですよね。「低空飛行」は別に良いと思いますが(笑)、その中でも暇を見つけて、少々のメンテナンスは欠かせないですね。

◇Jack様

>フィルター(エーハイムエコー)を起動させたらごみが一気に!!!
うーん、これはですねぇ、実にありがちなことなんですよ。フィルターの掃除の後などはゴミが収まるまである程度“空回し”することが必要ですね。具体的には、外部フィルターであれば、フィルターからの最初の戻り水は水槽内に入れず、バケツなどに排出させて、外に捨ててしまいます。で、ゴミが出なくなってから、本水槽に入れると良かったんですけどね。

以前、確かdelphinusさんに教えていただいたのだと思いますが、フィルター掃除の後に出る、フィルター内や配管内のゴミを魚食べて、ビブリオなどを発症することがあるそうです。エイブリーが3日程度で死んでしまったのも、コケ掃除の際のゴミを食べてビブリオになったのだとしたら納得ですね。

対策としては、fukさんが書かれていますが、やはり換水とゴミとりでしょうかねぇ…。フィルターのスポンジ掃除は良いですが、やはり再起動の際のゴミに気をつけないと、再びゴミを舞わすことになりますので、慎重にやって下さいね。

>旅行にもろくに行けない・・。
ははははは(^_^;;。こういう部分は、確かにありますよね。ただ、私などはそれでも1週間以上の旅行に出掛けていますよ。コツはやはり事前準備です。

Jackさんがされたような水槽の掃除や換水などは、私は少なくとも旅行の1週間前にはしてしまいます。旅行中の給餌のためのオートフィーダーやタイマーなどのセッティングも、旅行に出る前の週には終えてしまい、旅行の1週間前には水槽を旅行中と同じ状態にキープして、異常がないか観察する期間に充てます。(と言っても、今までそれでトラブッたことはないですけど…笑)。
旅行用のセッティングを元に戻すのはたいてい、旅行の翌週になりますので、ウチの場合、1週間の旅行に行くとすると、その前後1週ずつ、合計3週間は、水槽だけは旅行体制ですね(笑)。

それでも旅行から帰ってきた時にはドキドキするんですよね(苦笑)。旅行中は、まあ楽しんでいますので、気にしないのですが、そろそろ自宅に着くぞ。という頃になると、水が漏れていないか、停電していないか、などと、色々なことを考えます。自宅に帰ってまず水槽を覗いて、生体の数を数えて、揃っているとホッとしますね(^_^;;。

[7385] どうでも良いっちゃどうでも良いんですが…。 投稿者情報放蕩息子 2006-08-30 18:19
さっきふっと見たら、いつの間にかトップページのカウンター(こちらのBBSではなく)が、「124,000」を超えていましたね(^_^;;。
個人的に「123,456」を楽しみにしていただけに、全く気付かなかったのが残念。

いつごろ「123,456」を超えたのでしょうか?どなたかご存知の方はいらっしゃいますか?ここのところだいたい1日100カウント+αくらいだと認識していましたので、10日くらい前だったのでしょうか。しかし全く気付かなかったなあ…。迂闊…(´・ω・`)。

ジャスト「123,456」を踏んだ方には記念品も考えていましたので、もしお気づきの方がいらっしゃったらお知らせ下さい。「123,456」のキリ番の方が現れない場合には、次の記念品は一応「200,000」を予定していたんですが、何年後ですかね(^_^;;。それにそもそもこのサイト、それまで持つのかな?(爆)



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